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ヒヤシンスの血のNYoLoのレビュー・感想・評価

ヒヤシンスの血(2021年製作の映画)
3.8
性自認、性的指向が今よりもっと寛容でなかった時代のポーランドの施策、ヒヤシンス作戦(同性愛者をリスト化して監視下に置く政策)を題材にしたドラマ。

とある殺人事件を担当することになった主人公ロベルトが、事件を追う中で真相に迫り、かつその過程で自分の性的指向にも気づく。

話はほんとにやりきれない。結局組織的隠蔽には太刀打ちできないし、手のひらの上で踊らされてただけだもんね。

でもアレクに対する「好きかも」ベクトルは見ていて微笑ましくて、かなり好みでしたよ。権力者(父)に抵抗しようとする姿も潔かった。

ただ、婚約者だけは本当に不憫だった。
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