性自認、性的指向が今よりもっと寛容でなかった時代のポーランドの施策、ヒヤシンス作戦(同性愛者をリスト化して監視下に置く政策)を題材にしたドラマ。
とある殺人事件を担当することになった主人公ロベルトが、事件を追う中で真相に迫り、かつその過程で自分の性的指向にも気づく。
話はほんとにやりきれない。結局組織的隠蔽には太刀打ちできないし、手のひらの上で踊らされてただけだもんね。
でもアレクに対する「好きかも」ベクトルは見ていて微笑ましくて、かなり好みでしたよ。権力者(父)に抵抗しようとする姿も潔かった。
ただ、婚約者だけは本当に不憫だった。