監視カメラに映りこんだという心霊映像を検証するドキュメンタリー。
監督:石井 聡
「コンビニ」
コンビニエンスストアのバックヤードに設置された監視カメラの映像。
このシリーズは現象が1つとみせかけて2つってパターン多いな。
インタビューを受けている店長の馴れ馴れしい雰囲気きらい。
事務所の映像はちょっと怖い。
「お迎え」
高齢者向けの介護用見守りカメラの映像。
自宅の寝室で寝ている老人が亡くなった瞬間の記録映像とのこと。
映像、インタビュー、オチ、どれも雑すぎる。
「見えない何か」
マンションのエントランスに設置された監視カメラの映像。
監視カメラに詳しい探偵なる人物が登場。
…探偵?
取材はおもしろそうな感じだが、やはり演出に難あり。
ちゃんと考えてつくられてない感じがもったいない。
「白いあれ」
果樹園の防犯のために設置された監視カメラの映像。
実際のニュース番組でつかわれた映像とのことだが、ちょっとクオリティ低すぎるでしょ。
窃盗被害を受けた果樹園で未成年の少年たちによる犯行現場を撮影した映像、という設定なのだが、素人目にもわかる安っぽさ。
しかも現代のテレビ放送にあって、未成年の姿をモザイクなしで放映するなんて今どきまずありえない。
フェイクをやるならちゃんとやりなさい。
「駐車場」
屋外駐車場に設置された監視カメラの映像。
まだエロ本自販機って生き残ってるんスねぇ。
「死のノイズ」
オフィスビルの一室に設置された監視カメラの映像。
なんというか、つっこみどころが多すぎて記録が追いつかない。
ひどすぎて逆に見てほしいレベル。
「インターホン」
室内のインターホンカメラを撮影した映像。
シチュエーション、映像はとてもいい。
取材映像はほぼ茶番。
ひどすぎて逆に見てほしいレベル。
総評。
まさか取材映像のほうが監視カメラ映像のクオリティを下回ってくるとは予想外だった。
とにかく取材映像が全体の足をひっぱりまくっている。
金も時間もセンスもない。
すべてが最低ランク。
監修に坂本一雪さんが入ってこれじゃあね…。
2023ー旧091