fujisan

オペレーション・フォーチュンのfujisanのレビュー・感想・評価

3.1
『安定のジェイソン・ステイサム作品』

2023年劇場公開作が早くもアマプラ無料視聴。劇場で観ようか迷っていた作品でしたが、評価が良くなかったのでスルーしていた映画でした。

ガイ・リッチーは好きな監督。特に「コードネームU.N.C.L.E」は個人的に今までに見た全映画の中でも上位に評価してる作品なのですが、本作は悪い意味でガイ・リッチーっぽくない作品でした。

「ジェントルマン」のようなクセもなく、「キャッシュトラック」のような意外性もなく、本作の脚本は凡庸で、まるで生成AIに作らせたストーリーのようでした。

ジェイソン・ステイサムのアクションとオーブリー・プラザの演技に華はありましたが、自身の性格を地で行くようなヒュー・グラントの演技がなければ、ちょっと辛かったかも。

制作費は5000万ドル(今のレートだと70億円ぐらいですか)とそれなりにお金も掛かっていてアクションもそれなりに見応えがあるので、仲間内でピザでも食べながら流しておく映画としては楽しそう。

自国アメリカでの興収は650万ドルと爆死したようですが、さすがにネームバリューはあって、ワールドワイドでは5000万ドル近い収益を上げているのはさすがです。確かにポップコーンムービーとして嫌いな人は少なそうですしね。

そんなガイ・リッチー監督作ですが、年明け2月には、悪ふざけは封印したジェイク・ギレンホール主演の「コヴェナント」が公開されます。アメリカ公開時はそれなりにヒットしていた作品なので、とりあえず次はそちらを待ちたいと思います。




2023年 Mark!した映画:351本
うち、4以上を付けたのは40本 → プロフィールに書きました
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