シェイクスピアの悲劇「ハムレット」をモデルにしたアムレートの話。
9世紀の北欧。若い王子のアムレートは、父のオーヴァンディル王を叔父のフィヨルニル王に殺され、母のグートルン王妃も連れ去られてしまう。殺された父の復讐と母の救出を誓って逃げ出し、それから時は経ち…って話。
途中まで、あまり面白くないかな〜って思っていたら、中盤でそれまでの前提を覆すような衝撃的な事実が判明。そこから少し面白くなりました。
復讐、怒りの感情がすごいです。
復讐のために導かれる運命。お告げするものなど、終始所々神話めいて、お堅い感じ。
アニャ•テイラー=ジョイの少しエッチな描写があります。
監督はロバート•エガース監督という事で、確かに「ライトハウス」にも似ている。
首がすぽんとちょん切られるシーンも多く、血生臭い雰囲気も漂う。
北欧が舞台だからかも知れないけど、お天気もずっと悪く、薄暗い雰囲気。
この辺りの時代が好きな人など、はまる人にははまるかなぁとは思いました。