とも

ノースマン 導かれし復讐者のとものレビュー・感想・評価

3.6
シェイクスピアの悲劇「ハムレット」をモデルにしたアムレートの話。

9世紀の北欧。若い王子のアムレートは、父のオーヴァンディル王を叔父のフィヨルニル王に殺され、母のグートルン王妃も連れ去られてしまう。殺された父の復讐と母の救出を誓って逃げ出し、それから時は経ち…って話。

途中まで、あまり面白くないかな〜って思っていたら、中盤でそれまでの前提を覆すような衝撃的な事実が判明。そこから少し面白くなりました。

復讐、怒りの感情がすごいです。
復讐のために導かれる運命。お告げするものなど、終始所々神話めいて、お堅い感じ。

アニャ•テイラー=ジョイの少しエッチな描写があります。

監督はロバート•エガース監督という事で、確かに「ライトハウス」にも似ている。

首がすぽんとちょん切られるシーンも多く、血生臭い雰囲気も漂う。
北欧が舞台だからかも知れないけど、お天気もずっと悪く、薄暗い雰囲気。

この辺りの時代が好きな人など、はまる人にははまるかなぁとは思いました。
とも

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