ぬまつ

ブラック・フォンのぬまつのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.2
リアルとファンタジーのバランスが好きじゃなかったので高評価には至りませんでした。
壊れてる電話残しとくのも意味わからんし。それこそ余計なものあったら凶器とかで使われそうじゃんね。
でもこのバランスの悪さは、タランティーノの「ワンスアポン〜ハリウッド」のような、昔の悲劇を良い方向にイジろうとこの作品も考えたのかなぁと、勝手に自分で結論付けました。

主人公がルックス的に微妙だった。
「マイフレンドフォーエバー」のブラッド・レンフロ似とは思ったけど。
「ゴースト ニューヨークの幻」の主人公の幼少期、みたいなルックスにも見えたんだよね。
自分ゴースト〜は、あの主人公のキャスティングが大嫌いなために好きになれなかったんだよね。デミ・ムーアやウーピーがすごく良かっただけに。
余談でした。

あとあの弟、結局いる必要あったのかな。
あの最後のザクッとCG入った感、お約束な展開にちょっと萎えた。
現場の位置関係もよくわからん。だったらもっと離れたところに設置しとけばいいのに。車あるんだから。まぁ元々の自宅なんだろうけど。

みんな「IT イット」に言及してる人ばかりだけど、自分は雨の中黄色いカッパ着てるシーンが一番ITじゃんって思ったけど、ここに言及してる人は見つからないね。

山田くんの活躍シーンが少なくて残念でした。


potential:若手俳優賞(メイソン・テムズ)、若手俳優賞(マデリーン・マックグロウ)(2部門)
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