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デューン 砂の惑星PART2のcobossのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず私の感想としては「予算が潤沢なのは素晴らしい」であります。前作もそう思ったけど、今回も砂漠でギコギコ動く敵の戦車?の足の合間を走り回って爆弾を投げたり、砂虫の体にかぎづめで張り付いて疾走したりするシーンや、フレメンの垂直洞窟型団地の外見や内装もそれっぽく仕上がっており(カッパドキア風味)、これまでの作品では、予算がなかったり、技術がなかったり、監督さんの興味がなかったしたせいで、ちゃんと映像化されてなかったシーンが見事に実写化されていて、いやー満足。フランク・ハーバートも見たらきっと喜んだのではないかと思う。
その代わりというか、それ以外の屋内シーンは暗い絵が多く、何が写ってるか見えなくて、途中寝落ちしそうになる。IMAXにしたほうが良かったならむ。あの胎児のシーンとか、分かんないよ...
キャスト的には、やっぱりティモシー・シャラメではキラキラしすぎなのと、ゼンデイヤが若干浮いてる感じがするけど、ゼンデイヤの方は、たぶん現代的要素を持ち込むという目的で、意図的なものなのであろう。ティモシー・シャラメは、いくら演説しても、「お前みたいに小ぎれいな奴にそんな腹あるわけないだろ」感は残るなり。あとハルコネン甥、知らない人だったのでプチがっかり。ここはスティングみたいなピンポイント有名人を持ってきてほしかった。
続き作るのかな? このあとは嫁xチャニとのどろどろとかドーピング妹が謎めいたことを言うとか、映画になりにくい気がするけど、どうするんでしょうね。
砂虫って砂を蹴立てて走るだけで、砂の中には潜らないのであろうか? 潜ったら張り付いてる人はどうなる。潜りそうになったら、爪を放して降りるのかなあ。
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