カン•ドンウォン目当てで鑑賞。朝鮮半島の倭寇侵略に民を捨て逃走した宣祖。長期間の無政府状態の混乱と殺戮。その間の両班と奴婢の友情を描く。残酷なシーンも多いがアクションは見応えがあった。
素晴らしい実話。差別される有色人種女性兵士達。任務は兵士の士気向上のための郵便物配達。環境は困難で劣悪。厳しい黒人女性上官が白人男性上官に理不尽さを訴える。彼女達の功績が評価される時は来るのか。
インドでは生理用品は普及していない。主人公は妻のため安価で衛生的なナプキン作成を試行錯誤する。保守的な田舎では彼の行動は変質者扱いに。最初に女性側の周知活動があればベターだった。UNスピーチ良き。
毎度お馴染みウェス•アンダーソン監督の独特の世界。舞台にユニークな人物。定点カメラの様に背景が次々変わる。そしてこれでもかと言う位の早口。吹替えだと厳しいかも。イカサマは成功するのか。
コントラバスの重低音は何て素晴らしいんだろう。NYフィル初の女性団員となったヒロイン。ソリストになることを望まず、あくまで縁の下の力持ちに徹した実力者。バーンスタインに望まれたのが素晴らしい。
バチカンでの保守革新と正反対の教皇。出身国も重要な新旧教皇決定のコンクラーベ。生前退位などカトリック教会構成の裏側が興味深い。聖職者も個人的嗜好は色々な一人の人間。名優達による演技が見どころ。
大好きなセサミストリートのエルモ。命を吹き込む人形師。若い頃から人形を手作りしチャンスを掴んだ。大人気となったエルモのキャラは愛。声も可愛く心が暖かくなった。舞台裏と操作工夫を知る事が出来良かった。
主役級超豪華キャスト。主人公達も不平等な階級社会の犠牲者。両班の農民への非情な搾取。半島は自力で民主化出来ず、内部腐敗から崩壊し侵略されたのかも。ラスト長身二人のアクションシーンが見どころ。
余命宣告されたシングルパパ。遺される息子のため養子先を必死に捜す。子育て燕のタトゥーが切ない。息子は死とは養子とはうすうす状況を理解する。目で訴える子役の演技が抜群。切ないお話。
辣腕弁護士の主人公が銃撃され記憶喪失になってしまう。奇跡的に一命をとりとめ必死にリハビリに励む。支えるのはトレーナーと家族の愛情と献身。地味だけど今一度周囲に感謝したくなる話。
ケンブリッジ大理論物理学を学ぶ天才ホーキング。残念な事に不治の病が彼に襲いかかる。その頭脳を表現する手段があったらノーベル賞ものだったはず。支えた奥さん素晴らしい。主人公役男優さすがのオスカー受賞。
アル•パチーノがとにかく爆イケ。盲目紳士を完全に演じきっている。女性をエスコートしてタンゴを踊るシーンは圧巻。彼の他には完璧に踊れない。清廉潔白な旅の同行青年との関係も素晴らしい。ラスト圧巻。
実話のベルンハルト作戦。戦争には莫大な費用が必要でナチは紙幣贋造を計画。収容所の特殊技能者を召集し英経済混乱のためポンドを偽造させる。仲間との意見の相違や敵との命懸けの駆け引きが見どころ。
実話。初めて知った砂糖の黒歴史。英国奴隷制度廃止のため尽力した信念の人。信仰か政治かを悩み苦しみつつ仲間を増やす。議会での法案可決攻防が見どころ。所々のアメイジンググレイスが良かった。
真実に基づく米ソの物語。当時の東独での捕虜交換。尽力した弁護士はまさに交渉人だった。和解判決を目指し妥協なく最大限努力した。双方捕虜達を安全に救い出すのが良かった。ラストの贈り物に泣けた。
ロシアの孤児院。幸運にもイタリアへ養子決定した少年。同時に養母より実母と実名への想いが彼を突き動かす。幼いながら母会いたさに彼女を捜す。実母がどんな思いで再会したのかが気になった。
裕福な夫婦の四人姉妹と多国籍婿軍団。アラブ、ユダヤ、中国と異教徒との結婚式は市役所。寛容な夫婦も異文化には戸惑う。カトリックでも異人種の末娘婚約者には難色を示す。彼女の想いは遂げられるのか。
昔ながらの生活を守るモンゴル遊牧民一家とワンコの物語。大自然のなか赤いほっぺの子供達の小さな冒険がいっぱい。住居ゲルを解体し家畜を伴う大移動が見どころ。ドキュメンタリー風なのが凄い。
美しいサラブレッド、ブラックビューティーが主人公の物語。こんなにも飼い主によって扱いが違うのかと切なくなる。やむなく売却され競走馬なのに重い荷物運搬を課せられる。晩年は誰が引き取ってくれるのか。
ライオンキングの様なズールー語BGM。南アフリカで生まれ育った少年。周囲の大人達に助けられ成長する。彼には当たり前の黒人の友達が許されないのが辛い。世界大戦やアパルトヘイトを潜り抜け未来へと向かう。
インド実話。毎日のただいまがどれほど大切か。幼くして迷子になり名前住所も朧げ。文盲の母は捜索手段もない。成人しGoogle Earthを使い自宅を突き止める。探し当てた彼の想いはいかばかりか。本名に鳥>>続きを読む
いやーあいつが真犯人だったか。演技達者過ぎる。冬のシカゴで大司教が刺殺される。犯人特定をめぐり弁護士や検事、裁判官や医師が奔走する。モーツァルトのレクイエムをバックに明かされる驚愕の真実。
大戦中の独軍と米軍と伊パルチザンの戦闘。英独伊の言語が飛び交う。市民虐殺が痛ましい。黒人部隊は危険な最前線に送られる。生き残り4人と不思議な少年との出会う。少年の存在が大きかった。
タリバン支配下のアフガニスタン。男性戦死後に遺された女性達は生きる術がない。就労教育は許されず外出すら困難。人権もないに等しく男装も難しい。強制される人生が余りに重い。可哀想過ぎるラスト。
実在の四世代で暮らす遊牧民家族。ラクダ難産から育児拒否克服するまでを描く。人の手を借りなければ本当に大変。偶然を根気よく待ち続けた作品。母の涙と子の絆が素晴らしい。馬頭琴や子供達の成長も見どころ。
昔観た記憶。自然史博物館夜警に就職した主人公。驚いた事に夜になると展示物が動き出す。原因はエジプト王の秘宝だった。動物と米国歴史の蝋人形が動き出すのが楽しい。子供も喜びそうな物語。
米国ミシシッピー。幼い黒人少女が白人にレイプされる。激怒した父は犯人を殺害。弁護士は経験不足の若者。資格剥奪の老人と勉強中の女性。弁護士力量に加え陪審員の力は大きい。地味ながら考えさせられた。
朝鮮半島国境の白頭山が大噴火し未曾有の地震が発生。次の噴火を阻止すべく人工的手段に挑戦する。南のアマと北のプロが協力。彼らの父としての存在感も見どころ。ただ自然災害を阻止可能なのかは疑問。
米国南部黒人の権利のなさと迫害が酷い。黒人教師は有色人種の立場改善を目指す。そのための大学生のディベートチーム設立が興味深かった。討論大会では皆凄く上手でその説得力全てが素晴らしい。
レバノンの幼い訴訟原告。被告は訴えられて当然の両親。育てられないのに子を作る。無知貧困からのネグレクト。情状酌量の余地はない。少年は期せずして大人になり懸命に弟妹を守った。彼の眼差しが胸に刺さる。
我が子をテロリストに殺害されたFBI捜査官。捜査のため瀕死の犯人と外科的手術で顔を交換する。かなり無謀な設定と決断。外見は共通点が多いが中身は真逆。悪人善人を主人公二人が上手く演じ分けていた。
ケン・ローチ監督の不法移民問題の話。シングルマザーのヒロインの行動がどうも賢いとは思えず。住居や職業探しに苦心し通学も出来ない人々。結局は負のサイクルにはまり込んだ様に感じた。
高校の化学教師はニコラ。何者かに勘違いされ危害を加えられる。だが聡明さと母としての頑張りで息子を救う。彼らを救う青年。携帯電話がポイントのアクション。おしゃれな脚本でおすすめ。
腕は一流だが性格は激しい女性フレンチシェフ。母親を亡くした姪っ子に、少しでも近づこうと努力する間を取り持つのは陽気な性格のイタリア人シェフ。果たしてその結果は、いかに。