haiziさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

2.7

 ☆ 王 道 ! ☆
煌びやかな映像と、キレッキレの音楽♪
これぞハリウッドのミュージカル映画!!

エンターテイメント界のビジネス的な思惑とアーティストの欲や夢の隔たりとかが分かり易く描かれていて、
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

2.8

おばあさまが可愛すぎる。
そして、おばあさまの含蓄があって暖かい言葉が胸に沁みる。。。

極ミニマリストの断捨離推奨映画かとおもいきや、そうでもなかった。

不要なものを手放すではなくて、1度全部手放
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

4.0

グザヴィエ・ドラン監督から溢れる濃厚な熱!

1時間弱じゃ短すぎる。
エンドロールになった瞬間、すごく寂しくなった。
嗚呼。。。終わらないで( ;∀;)
もっと観たいよ、聴きたいよ、ドラン監督の想いや
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

あまりに熱烈で、凄まじく美しい恋愛劇。

構図、カメラワーク、音楽、色彩すべてが美しい。
雨とか雪とか服とか水とか枯葉とかいろいろなものが降ってくる。それがキレイで印象的。

そして、なんと言っても素
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.5

恋は盲目。
愛も、依存も、執着も盲目。。。

余韻がすごく濃密で不穏で官能的。



葬儀とかの宗教行事で都会人が田舎に行くとロクな事にならないよなぁ。ホント。

出てくる人たち、皆すごく歪んでる。
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.1

齢19歳の監督の、こじらせマザコン青年の物語。。。

親子って面倒だよなぁ。
あまりにも近しいから、友人・知人には見せない自分を見せちゃうし、あまりにも近しいから、友人・知人であれば全然許せる振る舞い
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

コメディだよね、
コメディだって分かってるんだけど、涙が溢れる。。。これは、歳をとったということなのかしら・・・(T_T)

ロケンロール版がんばれベアーズ?!
青春感動映画だろうと思って見たんだけど
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.6

超ヘビーで最っ高にクールな断捨離ムービー!!

“我々はライフスタイルの奴隷”
痛い。刺さりすぎて激痛レベルで痛くて、身につまされる。

断捨離したくなった。
家とかだけじゃなくて頭の中の。

スマホ
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血と骨(2004年製作の映画)

3.1

超絶利己的な、パワハラDVおっさんの行く末。

ああ。。。なんだかこれ駄目だ。
バイオレンスとかグロとかゴアとか胸糞とか、かなり耐性ある方だと自認してたんだけど。これはちょっと駄目だった。

野蛮で暴
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儀式(1971年製作の映画)

3.2

なんだか、、、いや~な記憶が蘇る。。。

そうそう、子供のころ、こんなかんじだった。(生粋の田舎モンです。)
冠婚葬祭的なイベントになると親戚一同本家に集まって、本家のおっちゃんがやたらと偉そうで。
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飼育(1961年製作の映画)

3.2

狭いコミュニティに突如混入してきた“異物”に対して人は、子供は。。。

苦しくなるくらい露悪的。。。
戦争時の“国家”とか“狭い共同体”とかの重いストーリーだと思って、村社会って嫌だわ~なんて思ってみ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.9

拗らせ大尉の悲しい恋の行く末。。。。

久しぶりの再鑑賞。
何度見たことか、、。
でも、今まで深くて難しくて重~い戦争映画って思ってた。

けど、違った。
めっちゃ切ない一目惚れラブストーリーだった!
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.4

こ、、、これは、松田優作様の、何?ホラー??
それともコント??

面白いけどすっごく不思議な感じの映画。

沼田さんちの沼をカテキョの松田優作がひっくり返す!
・・・とか言うと物騒なんだけど、アクシ
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.5

女も財も手に入れて、イキった移民の行き着く先。。。


先日、“ゴッドファーザー”全シリーズを観たので、どうしてもそれと比べて物足りなく感じてしまう。。。
デ・パルマ監督のB級サブカル感がすごく抑えら
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.3

安藤サクラの役者魂に胸を打たれる・・・

イチコちゃん、可愛い。
イチコちゃんが愛おしすぎる( ;∀;)親友になって一緒に餃子食べたいよ。ホント。。

いっつもよれよれのスウェットなくせに、オスに誘わ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

零れ落ちる人達・・・

何こいつら?!
子供に万引きの片棒担がせといて“それしか教えられることがなかった”ってふざけんな!それでも大人か!!働けよ!!
、、、って思うんだけど、、、彼らを否定できない自
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.3

超絶ヤヴァイ奴らのラブストーリーは、、、、
超絶クドイ。

合成着色料とバターたっぷりのパイにホイップクリームとチョコレートシロップを大量にぶっかけたやつをコーラで流し込む感じ。

公開当時、劇場で観
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.6

太宰治に対する愛が感じられないよぅ。。。。


ひたすらに露悪的。
映像は蜷川実花監督だけあってとてもきれい。
でもそれだけかなぁ。。
太宰治のダメなところばかり切り取っている感のある内容は薄っぺらく
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

肥大した自尊心の行き着く先は、、、?



なんだか、、、すごく怖い。

これ“ストーカー”の思考回路だよね?
およそ40年前。“ストーカー”なんていう言葉もない時代に、こんなキャラクターを世に出しち
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.4

桃井かおりさんと原田美枝子さんの美しさたるや、タイプは違えど、芸術作品のよう。

作中で、“美しさが~”“若さが~”って言ってるけど、上記のお二人が一番美しかったよ。(←おばさんの若さに対するやっかみ
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.2

女ってアホで悲しくて空虚で、、、強い。


若かりし頃の加賀まりこさんの美しさをひたすらに愛でる映画、、とおもいきや、なかなかに見ごたえのある作品。

“男を喜ばせることが女の悦び”と母親に教えられ、
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.0

やっぱり庵野秀明はどこまで行っても庵野秀明だ。

カメラワークとか、踏切とか、電車とか、、、
庵野監督のフェチ、てんこ盛り!

厨二感溢れる脚本とか、ちょっと古臭いがしゃがしゃした映像とか、古い深夜ド
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.8

各キャラクター、そして庵野秀明監督の鮮烈な「落とし前」。

ミサトさーん、“Q”では酷いコト言ってごめんなさーい😭
あなたも苦悩していたのですね。私が浅はかでした。。。
破からQへの“そんなバカな”感
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.0

“序”の時にも言ったけど、もう一度言わずにはいられない。
大人って汚い、、、てか、大人ってひどい。。。
シンジ君が不憫でならないよ。
ミサトさん、“破”であんなこと言っておいてそりゃないじゃん。大人と
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.5

嗚呼。
使徒に殺されたい。。。

使徒がみんな超絶にかっこいい!!
使徒だけじゃなく、映像のクオリティの素晴らしさたるや、息をのむレベル。
終始、口半開きで見てた気がする。

映像のクオリティもさるこ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

大人って汚い。。。
ゲンドウの理不尽さはもちろん、ミサトさんも寄り添ってる風な感じで自分の都合のいいほうに誘導してるように感じる。

TVシリーズを観た時から思ってたんだけど、父親らしい事なんてしても
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.8

もうほんっと“キモチワルイ・・・”

でもこれこそがエヴァな気がする。
これでいい。これがいい。。。。

ひたすらに露悪的。
TVシリーズ#25/#26のもやもやを払拭できるのかと淡い期待を抱いて視聴
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.3

DEATH (TRUE)2:
『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズの総集編。

シン・ヱヴァンゲリヲン公開に向けて、復習の為に観賞。
モタモタしてたら、劇場版の公開始まっちゃったよ。。。

総集編と
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娼年(2018年製作の映画)

2.6

終始、半笑いで観賞。

女性に身体を売る男娼になった松坂桃李クンが、いろんな女性の欲望(つか、性癖)を満たしていくお話。。。

コレ、笑わせにきてるでしょ?!

延々と続く濡れ場。
それもラブシーンみ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

1970年代前半の街並みや音楽、クラシックな車とか、すべてがかっこいい。

コミュ障気味のベトナム帰還兵の男の、社会に対する鬱屈とか、壮絶な孤独とか、肥大しまくった自意識とかが刺さりまくって苦しくなる
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

ヤバイ!!東映の本気を感じる。

序盤の養豚場のキッつい拷問シーンからハート鷲掴みにされました。
このシーンが後半の伏線になっていて、秀逸な展開に脱帽。

昭和が舞台の男臭いヤクザ×マル暴の物語。
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.3

栄枯盛衰
陳腐かもだけどこの言葉が浮かんだ。

昔観た時はあんまり理解できなかったけど、歳をとって改めて観ると、いろいろ刺さりまくり。
年をったマイケルには、Part1や2の冷酷さが薄れて、苦悩や後悔
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.3

悲しひ。
あまりにも悲しひ。。。

父親のビトーと当代のマイケルのエピソードを交互に観せる構成。約3時間強という長尺ながら時代が切り替わるたびに引き込まれて、まったく長いとは感じない。

ラストシーン
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

久しぶりのコッポラ作品。
やっぱり大好き。。。

“ヤクザと家族”を観てから、無性~~に見たくなって久しぶりに鑑賞。
凄みのある名作。。。

今まで映像がかっこいいハードボイルドマフィア映画って思って
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告白(2010年製作の映画)

3.3

原作未読。
引き込まれました。


無分別で傍若無人でアフォなクソガキ撮らせたら、中島監督の右に出る人はいないなぁ。

そのクソガキのなかで、抑えた松たか子の演技が映える。
終始薄暗い緊張感のあるスト
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

2.4

前情報なしで視聴。
こーゆう内容だったのね。。知らなかった。。
ミュージシャンのGReeeeN誕生物語。

GReeeeNのファンの方とかだと、はまるんだろうな。
私はあいにく、GReeeeNの事はあ
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