2秒前さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

2秒前

2秒前

映画(490)
ドラマ(4)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

-

中盤でのジョン•シナとディーゼルの高所での追っかけっこや終盤での追跡など、車をあくまで「足場」として転々としていくアクションや超磁石のギミックなどは楽しんだが、さすがにそれ以上にファミリー愛の押し付け>>続きを読む

子連れ狼 死に風に向う乳母車(1972年製作の映画)

-

最強に面白い。
冒頭の船の上で刀身に映った刺客を確認するショットや身売りされる娘が犯されかける場面での口元のアップなど、ごく短いショットがキレている。
「ぶりぶり」とは初めて聞いた拷問だが、どういう字
>>続きを読む

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

-

面白い…んだけどコレット=セラがヴァービンスキーの後釜を押し付けられているような違和感は拭えず。クルーズと聞いて期待する面白さは出航の際の潜水艦戦がピーク。エンジンにぶち込むのが酒瓶一つだけというのは>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

-

困ったことに全くのれず。まあ私に音楽的素養が皆無なせいかもしれないが。後はスピルバーグの『WSS』リメイクに期待だがあっちは間違っても今作のような大絶賛はされないんだろうな。

子連れ狼 三途の川の乳母車(1972年製作の映画)

-

冒頭の虚無僧二人組から始まり前作以上のスプラッタ祭り。敵も随分マンガ映画してきた。しかし全身網タイツ遁走はシュールすぎる。
印象に残ったショットとしては雪の残る石道の場面が急にモノクロになったかのよう
>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

-

微動だにしない雲や草木、この背景の経済的な割り切りによって、日の傾きにより伸びる影、主人公の声により点灯する夏灯、扇風機の風、カレンダーをめくることによって鳴き出す蝉の声といった、様々な物を媒介にして>>続きを読む

現代インチキ物語 騙し屋(1964年製作の映画)

-

90分あの手この手で騙しまくるだけでとても楽しい。衣装の映画でもあって傷痍軍人でからんでる伊藤雄之助の後ろから曽我廼家明蝶が出てくるところはバカ笑った。

(1963年製作の映画)

-

増村特集で鑑賞。様々な衣装の滝瑛子を見れる一本目も楽しいが個人的には衣笠の三本目がダントツ。
冴えない女が不意に拳銃を取り出して男を射殺したあとパッタリ気絶してしまう冒頭から魅了され、その後の黒々しい
>>続きを読む

マングラー(1995年製作の映画)

-

フーパーの映画はやはりおどろおどろしい意匠の数々がすごい。洗濯屋の支配人はなぜあんな半分機械人間なんだ、死体写真を取りに来る男はなぜ死神みたいな風貌なんだ、義弟の家の『悪魔のいけにえ2』みたいな電飾は>>続きを読む

反撃の銃弾(1957年製作の映画)

-

ベティカーはロデオがお好き。ランドルフ•スコットがあっさり愛馬を失ってしまう一筋縄ではいかない筋書きもベティカーらしさか。駅から返答が返ってこない時、大切に持ち帰ってきたキャンディーを待つ子はもういな>>続きを読む

幸福の設計(1946年製作の映画)

-

とにかく速いし早い。この密度で85分。
別の男から花を贈られたことを夫に追求されるクレール•マフェイが手を止めずに涙を流しているところが良かった。
突如始まるボクシングに満足。住人がドタドタ集まってき
>>続きを読む

暗黒への転落(1949年製作の映画)

-

冒頭の冷酷かつキレの鋭い殺人場面を見せられた我々はこの美しい”ニック”にそんなことが出来るかと疑念を抱く。花嫁の出棺を梯子の上から見下ろすことしかできず涙を流すこの青年に。アリーン•ロバーツがオーブン>>続きを読む

ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

-

冒頭のニーソンとウォルシュ二人のシーンのてらいの無さに好感。二回からのワンバウンド落下や運転席間での撃ち合いなど細やかながら外連の凝らされたアクションも良い。爆発から命からがら逃げ出した悪役を眺めて微>>続きを読む

子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる(1972年製作の映画)

-

乳房と流血の映画だった。
音響のオンオフの演出がキレキレ。特に中盤の柳生の侍との一騎打ちはロケーション、逆光、首無し死体の出来も含めて圧巻。

叛逆の用心棒(1953年製作の映画)

-

リー•マーヴィンとアーネスト•ボーグナインの『北国の帝王』コンビがチンピラ役で出ててビックリ。やたらカメラに向かって物を投げる演出が多いと思ったら3D映画なのかあ。ボーグナインの華を袖口にあしらったジ>>続きを読む

星を持つ男(1950年製作の映画)

-

大傑作!!腸チフス騒動から自由黒人の土地問題までを89分に収める手腕に圧倒。黒人が燃せ盛る十字架の前に跪かされるショットの暴力性。そして匿名のKKKたちに名を与えていく白紙の遺言。何より子供の目線が随>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

-

自分の人格を疑うほどどこを面白がればいいのか全く分からなかった。レイプリベンジものという女性称揚的お題目に反して往々に(男性目線の)ポルノ的消費をされるジャンルへのアンチテーゼだということはキャリー•>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

-

近年の潮流であるホラーの即物的側面を廃して積極的に文芸作品に片足を突っ込んだ作品群(だいたいA24配給or製作or両方)は押し並べて苦手なんだけど、この作品も例に漏れず全然のれなかった。
モノクロに1
>>続きを読む

ヴァンパイア/最期の聖戦(1998年製作の映画)

-

冗談みたいな武器を携えたヴァンパイアハンターたちの粗暴なプロ感と手並みを堪能したのも束の間、血みどろの惨劇から復讐が始まる。ヴァンパイアをワイヤーで太陽の下に引きずり出すアクションの愚直な繰り返しを楽>>続きを読む

オーメン(1976年製作の映画)

-

リチャード•ドナー追悼。
バッファローマンが串刺しになる元ネタってこれか。

陰謀のセオリー(1997年製作の映画)

-

リチャード・ドナー追悼。
光と音が錯乱する拷問シーンからのメル・ギブソンの目ん玉かっぴらき車椅子逃走からいいもん見たなと。
メル・ギブソンの狂った話を潤んだ瞳で聞いてくれるジュリア・ロバーツがずっと良
>>続きを読む

タイムライン(2003年製作の映画)

-

リチャード・ドナー追悼。
主人公たちが疑問なく14世紀の服装に身を包んだあたりからこれはと思ったが期待は的中。SFとは名ばかりの甲冑に身を包んだ騎士が剣を鳴らし、弓矢、火矢が飛び交い、投石器まで投入さ
>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

-

十年近くマーベル作品に貢献し続けたのにもかかわらずエンドゲームであまりにも間抜けな退場をさせられたらヨハンソンへの埋め合わせ以外の存在価値が最後まで見出せずに鑑賞を終えた。
せっかくブ”ダ”ペストなど
>>続きを読む

復讐 THE REVENGE 消えない傷痕(1997年製作の映画)

-

復讐は実質前作で終わっちゃってるから哀川翔はすることがない。でもそれだと映画にならないから義務的に復讐してる。セリフでもそう言っちゃってる。だから物語は菅田俊を連れて迷走していく。無軌道なドライブシー>>続きを読む

復讐 THE REVENGE 運命の訪問者(1997年製作の映画)

-

死体安置所やクリーニング店の美術の異様さには誰もが驚くだろうが、物語も異様。
何十年も経っているのに殺人者と復讐者が一目で認識し合うのもすごいが、妻を攫われてからクリーニング店にかちこんだ哀川翔の言う
>>続きを読む

16ブロック(2006年製作の映画)

-

リチャード•ドナー追悼。
約2時間のタイムリミットが提示されたところでリアルタイム進行映画であることを予想したが、それはほぼ裏切られなかった。
一発目の銃弾のケレンで胸を掴まれる。
敵が突入→罠/不在
>>続きを読む

クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011年製作の映画)

-

ショーそのものだけでなく舞台裏、特に会議シーンが面白いのがワイズマン映画の不思議だ。
ダンサーたちの練習風景にも悪い意味でのスパルタ感はなくて、一矢纏わぬ彼女たちが舞台裏で談笑しているのをまたいるだけ
>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

-

大怪獣バトル中にガキの横槍が入るとか最悪。決着も結局玉虫色で煮え切らず。あと熱線を安売りしすぎ。

スターマン/愛・宇宙はるかに(1984年製作の映画)

-

宇宙と交信するスターマンに驚いてショーツ姿で外に飛び出したものの慌てて先にブーツを履いてしまってパンツを抱えるカレン•アレンがたまらなく愛おしい。
道すがら出会う人々が反体制的な行為に躊躇なく手を貸し
>>続きを読む

ザ・ショック(1976年製作の映画)

-

ブランコと飛行機の揺れが連動するところ意味不明なのに運動の接続だけでゴリ押すのヤバ

ベルリン特急(1948年製作の映画)

-

鳩の死骸に括り付いた紙切れ一枚から始まる多国籍活劇。
偶々列車に乗り合わせた国籍を異にする人々が共通の目的に向かって邁進していく。狭い通路を活かして人物関係を語っていく様はフライシャー『その女を殺せ』
>>続きを読む

みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)

-

多数の女性によるメイルレイプという現代でもなかなか見ない設定の復讐劇。ただ復讐のカタルシスは婦女の悲鳴と死体写真によって無化され残るものといったら陰鬱さと失われたイノセンスだけ。倍賞千恵子の涙だけが救>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

-

最高。みんな裸足だ。ただS•リーはいっそのこと記録映画に先祖帰りしてもよかったのでは。隅々まで見たいのに視線誘導が鬱陶しく感じてくるジレンマ。D•バーンチャリで帰るんだ。

フランケンシュタインの花嫁(1935年製作の映画)

-

新たに導入された哲学者がこれぞマッドサイエンティストという感じで良い。
自作の小人を披露する件は不気味さと可笑しさが紙一重だし殺人すら容認する狂いっぷりが物語に拍車をかけている。
ラストの装置の仰々し
>>続きを読む