長く生きていれば、たまに出会えますよね、普段は寡黙過ぎて存在オーラさえ消えて無くなりそうなんだけど、実は有事にあっても冷静沈着にコトを進め、その底力を存分に発揮出来る人。普段の愛情表現は限りなくゼロで>>続きを読む
一つの事象を発端に、頭の中では次々とストーリーが繋がり、溢れはじめる。まさに泉が湧くように!
若き日のサリンジャーの才能に唖然茫然とする映画だった。
ニコラス・ホルトはまさにサリンジャーであってホ>>続きを読む
ギア様、御年69歳にして2度目のパパとなる!のニュースを聞き、おぉ、さすが往年のアメリカン・ジゴロ…と、思わず本作に想いを馳せ…。
と同時に、本オープニングで私、一瞬でギアさま愛に目覚めた懐かしさも相>>続きを読む
ケン・ローチ作品の中ではこちらが1番好き。自分にとって良い映画は、その後暫く余韻を伴う作品。となると、どういう訳か哀しい内容が多く(別にそれを選んでいる訳じゃないのにと)毎度のように戸惑ってしまうのだ>>続きを読む
ラース・フォン・トリアーの作品は容赦がない。原薬というか毒薬というか、与えられる作用も絶大だが副作用も半端ない。ので、心身ともにベストじゃないと付き合えない😢…んだけど、ラスト号泣の後、暫くは漂うよう>>続きを読む
今まで生きて来てどの映画がベスト?と聞かれたら、迷わず加える作品。
レビューはまた後日として、とり急ぎ記録まで。
今まで生きて来てどの映画がベスト?と聞かれたら、迷わず加える作品その3。
レビューはまた後日として、とり急ぎ記録まで。
今まで生きて来てどの映画がベスト?と聞かれたら、迷わず加える作品その2。
レビューはまた後日として、とり急ぎ記録まで。
結論から申し上げれば、評判ほど悪い作品ではないと思います。
ゴーンガールの怪演が記憶に新しいロザムンド・バイクがハイドリヒを悪魔の世界に引き込む奥さん役を演じ、なかなかの仕事振り。本当に腹に一物持った>>続きを読む
起き上がりも着替えも人の手を借り、来客との昼食会も一言の言葉を発することなくお愛想もなく。雇われの下々からは「もはや死んで行くだけ…」と陰口されていた御年80超えの巨漢にして大英帝国の君主ヴィクトリア>>続きを読む
ずっと憧れだった1960年代のロンドン。
戦後の貴族社会の終焉、労働党の教育費無料化の制度改革。変わり始めるイギリスの基礎基盤の中にあって、最後まで変わりたがらない保守的な年寄りたちの既成概念。
…を>>続きを読む
予てから友人とは、「ブラッドリークーパーってなんだか成り上がりのギラっち感があってちょっとねぇ…オーッホホホ」なんて言ってたのに、オープニングからもう、私のハート、持ってけドロボー状態です❣️(?何様>>続きを読む
ヨーロッパに暫くいると、テレビから流れる日々のニュース内容が国内だけでなく、アフリカ、ユーラシア大陸全域に渡っていることに気付かされるが、こうした配信形態は朝から晩まで同じニュースを繰り返す日本には>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
島津さんのダンボール愛が半端ない!
普通の人なら100倍の難関を通過して有名広告代理店(多分電通?)に入社なんかしちゃったら、それこそ功名心に燃え、ダンボールのことなんか何処へやら、ですよね。
しかも>>続きを読む
(試写室で鑑賞)
老人にとってもはや権力者である子供達に自宅を接収され、その売却益を元に老人施設に収監(?)されることが決まった主人公アブラハムが、戦争末期にユダヤ人である彼を匿い、自由を得るために>>続きを読む
複雑な生い立ちが更に彼をギターへ傾倒させたことは間違いなく、またその後の叶わない恋心も息子への愛惜も、全て音楽で昇華させた人生だったことを今回、改めて知ることが出来た。
映画の感想とはちょっと外れてし>>続きを読む
皆さんが手放しで絶賛されていることを横目にしながら、もしかしたら私はひねくれ者のグリンチなのかもと凹みつつ、また小心さから本当の気持ちをレビューに載せることも出来ず縮んだまま悶々としておりましたがそれ>>続きを読む
世の中がどんだけお金で回るのかを嫌になるほど観せてくれる映画だ。
政治家は言うに及ばず、TV局は視聴率(=お金)が取れるトランプにいいように使われて勝利を後押しした。
そして戦前のドイツと今のアメリカ>>続きを読む
1980年代には、ブライアン・デ・パルマが「サイコ」のオマージュとして当時トレンドになりつつあった精神分析医を絡めた「殺しのドレス」を作りましたが、このデ・パルマが敬愛するヒッチコックがもし現代に生ま>>続きを読む
いや〜
評判良いみたいでちょっと口にしづらいんですけど、生まれて初めて「この映画館から一瞬でも早く外に出たい!」的な衝動に駆られましたよ…😭
ヒッチコックの「裏窓」、マリリン・モンローの遺作になり損>>続きを読む
オープニングは結婚式のシーン。お決まりフレーズではなく、あぁジェイミー♡(クリスチャン!)そんな風に言って欲しかったのよ的な誓いの言葉にうっとり。で自分(アナ@速攻で私が憑依中💧)も同じように返した後>>続きを読む
プロットは何年も前に公開の「パーマネント野ばら」で用いられた手法。
のせいか、面白さの衝撃は、、まぁそんな感じでした… (˘・з・˘)。
Cロビンの中間管理職姿に自らの勤め人としての悲哀を重ね、先ずはそこに涙 …(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。
ラストに至っては、「それは一企業というより国の制度見直しの問題じゃない?」とツッコミを入れそうになり>>続きを読む
よく練られた脚本。これだけ入れ込むと並の監督なら散漫にさせて空中分解必至なのに、最後の最後まで息が抜けない展開でした。
次元は違うけど、タイムリーなところではつい先日の全米オープンテニスの女子決勝戦>>続きを読む
高温の炎は青く、風に揺れない。
それゆえ自身を溶かし、消耗させ続けるのだろうから、当時は「早すぎる!」と理解に苦しんだボルグ26歳の引退も、さもありなんと理解した。
勿論、本人も相当キツかったろうが、>>続きを読む
それにしても、イアン・マキューアンは、「つぐない」も然りで、若気の至りを終生引きずらせますよね(皮肉じゃなくて)。
↓↓以下ネタバレあり。
新郎エドワードの気持ちを察すれば、押し隠していた階級コ>>続きを読む
トムの奮闘振りには勿論脱帽しないわけはないんだけど、早すぎるテンポにアタマ混乱。上映後に本作をに振り返っても、建物や崖を降下したり、ヘリコプターに飛び移って機を奪取したり、街中を全速力で疾走したり、の>>続きを読む
通勤途中では「女の子の未来に投資を。」と言う発展途上国を支援する団体の中吊りを時折見かけるが、先進国であるはずのアメリカに住む先住民は、今現在もゴミのように過酷な環境に押しやられ、まるで無いもののよう>>続きを読む
筋力増強体型になったエマ・ストーンが何かと話題ですが、端役の方々の頑張りに支えられている映画でもありました。
気持ち悪さMAXな外見のホビー役、スティーブ・カレルがホント〜に気持ち悪く変身(失礼 ^>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前半のまったりしたドキュメンタリーを見るような流れに続き(筋肉ゼロでただただ下がりきったリリーさんのお尻が貧乏臭さを最強化させているのと、セリフは1箇所だけの駄菓子屋主人・榎本明の演技が凄すぎで、これ>>続きを読む
自分の父親以上に年上。亡くなった母親の幻影を今も傍に沿わせるマザコン。自分だけを信奉するエゴイスト。そして常に寄り添う、冷徹で観察者のような小姑…。
並みの神経であればおケツを捲って退散するか、ある>>続きを読む
画面配色からレイアウト、描写ひとコマひとコマの間から尺から言葉の抑揚から…。もう全てが計算されていて、ウェスさんちょっと変態⁇(失礼)…と唸りました。
エンドロールのキャスト&スタッフ名は全て読み仮名>>続きを読む
1983年、北イタリアの田舎。夏の日差し。
退屈な毎日に風穴を開けた、美しくて逞しく、理知に富んだ束の間の訪問者。
劇中では「愛している」とか「好き」なんて言う直接的な言語表現はおそらく一度も発せら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
試写会にて鑑賞。
前振りのヤマザキマリさんの圧というか、若干、その魔法にかかった感はありましたが(笑)作品も楽しめました。
形式的な自分やシガラミから解放され、心の声に従って生きてみたら違う世界の住>>続きを読む
有事にのみ存在感を発揮し、その活躍の舞台を用意される稀有な人間が世の中には時々いる。
人々を駆り立てるチャーチルのスピーチ、度胸、決断力、リーダーシップ…(ナチス宣伝省のゲッペルスでさえもが、「チャー>>続きを読む