カワカミヒロキさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

ゲイリー・オールドマンの魅力が炸裂。
そしてやはりナタリー・ポートマンは生まれながらにして天才だったのが非常によくわかる。

ニキータで蒼くあんなにヒリヒリした世界観だったのに、遠くアメリカに暮らす優
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テキサス・チェーンソー(2003年製作の映画)

5.0

ドーン・オブ・ザ・デッドと並んでリメイクの大傑作。あの頃、悪魔のいけにえでは予算も技術も制約もあったであろう怨念が大爆発(我ながら「?」)!!と言ってしまいたいくらい、その手に電動ノコギリがあったら人>>続きを読む

DOOR(1988年製作の映画)

5.0

昔金曜ロードショーを録画して観たよ。良かった!シンプルで!

ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

5.0

こんなに意味がなくてわかりやすくてドキドキワクワクする映画も珍しい。未だに美しさ健在なバーバラ・クランプトン、若き日のジェフリーコムズがスクリーンを蛍光緑と真っ赤に染め上げる!80年代ホラーの大傑作、>>続きを読む

フェイク(1997年製作の映画)

5.0

持ってけジョニー・デップ!哀しいアル・パチーノも最高!最後のシーンに思わず涙が止まならない!…はず!必見!

ウォッチメン(2009年製作の映画)

5.0

ザック・スナイダー印のオープニングはもはや溜め息モノのかっこよさ。予備知識一切なしで観ても最高、あとで予備知識を入れたらより最高。世界はピンチにならない、巨大な悪と誰も戦わない。オープニングに全てが詰>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

5.0

これぞトニー・スコットの真骨頂、というべきスピード感溢れる映像、タランティーノの脚本、豪華すぎる脇役の皆さん。テーマ曲はのちに海賊のなんたらで有名になるハンス・ジマー。「レザボア・ドッグス」で、名前だ>>続きを読む

ダメージ(1992年製作の映画)

5.0

ミランダ・リチャードソンが怖い。流行りの「ちょっとビックリさせときゃいいんだろ?」的なホラー映画なんかよりずっとずっとずっと怖い。

エロ〈官能

この図式が理解しやすい。男という生き物の情けなさと愚
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

5.0

人間の業の深さよ。
「セブン」では「見せないから」良かった部分を剥き出しにしてしまった、と言うべきだろう。

復讐はなにも生まないが
復讐してしまうのが人間というもの。

ラストシーンは
ハッピーエン
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

5.0

素晴らしい。細かいことは抜きにして予想をどんどん裏切られる展開。未見の方は是非!

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

トマス・ハリスの原作をここまでやるかと映画化。ホラー映画が勢いを失い御法度とされた時代、サイコスリラーだとは名ばかりの「人を殺して皮を剥ぐなんてホラーだろう」って「封印殺人映画」で誰か言ってたけどその>>続きを読む

ゴジラ1985(1985年製作の映画)

5.0

生まれて初めて映画館で観た映画が、これ。沢口靖子可愛いかったなー。

エイリアン・ネイション(1988年製作の映画)

5.0

まさかのテレンス・スタンプがあんなメイクで出てくるなんて!日曜洋画劇場の吹き替え版、また観たいなあ。バディ・ムービーの大傑作、是非!

ゾンビコップ(1988年製作の映画)

5.0

これゴールデン洋画劇場で観て大好きだったやつ。必見!

スカーフェイス(1983年製作の映画)

5.0

なぜヒップホップアーティストから絶大な支持を得るかが全てここにある。傑作!

ヒート(1995年製作の映画)

5.0

実在の犯罪者をモデルにしたニールを演じたデ・ニーロの役作りが職人技であるのは言うまでもないが、脚本が、演技が、映像が、素晴らしい。

犯罪者にも生活がある、人生がある、人それぞれ、色々ある。

犯罪者
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ターボキッド(2015年製作の映画)

5.0

マイケル・アイアンサイドの熱演に涙。ゆるーい、濃ゆいシンセサウンド全開のサントラに、新しいけど「あの頃の俺たち、たしかにこんなモンが大好きだったよ」と甘酸っぱい、かなり濃いめの残酷描写をぶち込み大正解>>続きを読む

ホーボー・ウィズ・ショットガン(2011年製作の映画)

5.0

潔い!快作!
ルドガー・ハウアーに乾杯!細かいことは気にしないで、噴水のような血糊に身を任せてください!

東京残酷警察(2008年製作の映画)

5.0

アメリカにはサム・ライミが居てデイヴィッド・リンチが居て、ロイド・カウフマンが居て。
ずっと悔しかった、日本から出ていない「カルト」の監督。この一作で今までの和製ホラーの流れを変えたと言っても過言でな
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

5.0

だからこの人がメリー・ポピンズをやったのかと納得の一撃。火薬が弾けるみたいなリアルな銃声、いつ人が死ぬかわからない緊張感、敵も味方もルールもあるかクソったれ、のやけくそ感。
決して映画的ではない、ドキ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

5.0

もしこの映画を観ないで一生を過ごすとしたらとても不幸なことだ。

スクリーンから目が離せない、手に汗握る、なんて何年ぶりに味わっただろう。観終わったあとに「ああー、なるほどね!」と何回思っただろうか。
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

5.0

和食と洋食のいいとこどりみたいな映画。リドリー・スコットの作家性、そこにガンガン攻めていく大阪の街と健さん。言わずもがな松田優作が優勝。今でこそ渡辺謙氏が大活躍だが、ハリウッドへの、近年の道を切り開い>>続きを読む

13日の金曜日/ジェイソンの命日(1993年製作の映画)

5.0

生みの親ショーン・S・カンニガムが製作サイドに携わっているってだけで一見の価値あり。古くからの「13金としてのお約束」をきちんと守り、エロありゴアありの大サービス。ジェイソンが好きなら必ず通る道として>>続きを読む

13日の金曜日・完結編(1984年製作の映画)

5.0

一番最初に観るとしたら、わかりやすいこれをお勧めします。こんなのが金曜日の夜に、普通に日テレでやってたのがいい時代だったなあと思います。トム大先生が自身を投影したような少年も最高、だからって特殊メイク>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

5.0

凄まじいクオリティの映像に気持ち持っていかれがちだが、往年のバディ・ムービー王道の展開よろしく、また、あの映画へのオマージュもチラホラ。

娘の結婚式にそんな相談をされたら困ってしまうでしょうが、なん
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ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(2019年製作の映画)

5.0

内容も音楽も最高。ボヘミアン〜よろしく、予告編でhome sweet homeが流れたときはクィーンファンに怒られるぞ、といらぬ心配もしたものだが、しっかりLive wireがいかにして完成したかドラ>>続きを読む

ディヴァイド(2011年製作の映画)

5.0

ローレン・ジャーマンがなぜホステル2の主役になれたか納得。ザヴィエ・ジャンの天才ぶりがこれでもかというくらい見せつけられる。描写もさることながら、ちゃんとセリフの暴力性も非常に高いのはabc of d>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

5.0

こんな映画、今まで誰も作らなかった。
新しい時代の幕開けを、良き名作にいくつもオマージュを捧げながらなんと礼儀正しいことか。そしてまさかのソニー、スクリーンジェムズが後ろについてこの展開、最高!海外の
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キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

5.0

イーライ・ロスの作家性、次のホステルで大爆発するであろう才能は既にここにあり。

レック3 ジェネシス(2012年製作の映画)

5.0

ジェネシスってタイトルだけがいただけないけど、あとは最高です。

ウェディングドレスをビリっと破るヒロインに乾杯!

ムカデ人間2(2011年製作の映画)

5.0

イレイザーヘッドをリアルタイムで観た人が羨ましかった。ずっと。

でも

この映画が出てきたときに思わずガッツポーズしてしまった。

B級の装いをしたA級ホラー。

ホラー映画なんてものは
常識も倫理
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

5.0

こんな企画をちゃんと映画として完成させたトム・シックス監督万歳!