akinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

2008年に実際に起こったムンバイの一流ホテル"タージマハル・ホテル"での無差別テロ立て篭もり事件。
名門ホテルの従業員たちが必死に宿泊客を守り助けるべく闘ったという。

従業員たちのお客様をまず守る
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.3

ゾンビものならではのスプラッター具合
ワイスピみたいなチームキャラ
バイオハザードにいそうなゾンビのトラ
キングオブ番狂わせの感情的な娘とその娘に引け目を感じている一応リーダーの父
あとなんだっけ、古
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時の面影(2021年製作の映画)

3.8

イギリス、7世紀アングロサクソン時代の船葬墓"サットン・フー"の発掘の実話を基にした作品、想像していたよりも良い作品だった。

土地を所有していたキャリー・マリガン演ずるエディス・プリティの依頼で、レ
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.2

ワンシチュエーションものなので、こんなもんかなと思いつつ。
なぜ医療ポッドにいるのか、なぜ突然目覚めたのか、そもそも彼女は誰なのか…徐々に明かされて来るにつれ彼女を応援したくなってきそうでならない、そ
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.8

なんでチェックしてたのかも忘れたくらいで何にも期待せずに観たら、とても良い作品だった

経営難でレコード店を畳むことにした父・フランクと、音楽の才能を持ちつつも医者を目指して遠くの大学に進学することに
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.3

広場恐怖症で家から出られない
児童カウンセラーの女性が窓から覗いた
向かいに越してきた家族に起こった事件を
目撃し解決しようとするが、、、
という説明のみで観てみたけれど

どんどん話の展開が読めなく
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顔のない天使(1993年製作の映画)

3.8

メル・ギブソン監督主演作品

事故で生徒を亡くし酷い火傷を負った元教師と、複雑さのある家庭で育ち士官学校を目指す少年の友情の物語

人は知らない・わからないものに一抹の不安を抱き、その見た目や噂を含む
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.9

digital化が進むにつれて人との関係が家族ですら希薄になったりする

好きなものを追求することは個性を大事にすることでもあるけれど、もしそれが人に理解してもらえなかったら

AI、ロボットに支配さ
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.2

さながら、Shape of water。
ケルプの森でタコの"彼女"に魅せられその日常をカメラに収めていく映像作家。
彼がちゃんと"郷に入っては郷に従え"に則って彼女を追ったことで、その海の生態系を正
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.8

タイムループものでテンポも良くコメディタッチに描かれているけれど、どうしたってジョージ・フロイドをはじめとする白人による黒人への差別的な暴力事件を意識させられるのだけど、エンドロールでしっかり問題提起>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.3

とても評価が高い作品だし、
成田凌出てるから見始めたのだけど
30分くらい観てしんどくなった

だんだん、山田テルコがサイコパスに見えてきた
"田中守になりたい"
というセリフとラストシーン
自分では
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胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

3.2

途中で集中力が切れるくらいにはストーリーは大したものではないけれど、
シチリアの海と空の青さとか、風や空気、街並みとかが、ひたすら気持ちよさそうで、シチリア行ってみたいって思った

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.9

"ライ麦畑でつかまえて"の作者、J.D.サリンジャーの物語

書くことに情熱を燃やし安らぎを求めた青年が、戦争によって人生が大きく変わった
心の傷を癒すように書き上げた作品が、また彼の人生を大きく変え
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.5

ノルウェー、ウトヤ島で2011年7月22日に起こった銃乱射事件を、実際に銃撃が続いた72分間ワンカットで描いた作品。

同じ時間を扱った別の作品も観たけど、こちらは犯人自体は映像には映らず、ひたすら銃
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.8

ストレンジャー・シングスのウィル役ノアくんが出ているのと、フード系作品は良作も多いので鑑賞。

生まれ、文化の違いで対立する家族に悩まされる料理好きの少年エイブ。
食卓で家族が喧嘩するの辛いよね、、、
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リグレッション(2015年製作の映画)

3.3

何でもいいから映画を観ようと、Huluの新着でイーサン・ホークとエマ・ワトソンが出てるなら悪くないかもと鑑賞。

実際にあった悪魔崇拝儀式による現象をモチーフにした作品。人間の思い込みと家族の愛憎によ
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光州5・18(2007年製作の映画)

3.9

光州事件を、この映画ではタクシー運転手の兄と高校生の弟が巻き込まれていく話を中心に描かれていく
(他の光州事件を扱った映画もタクシー運転手がキーマンになっていたりした)

ミャンマーで起こっていること
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彼女(2021年製作の映画)

3.3

odolの森山さんが劇伴を手がけているので鑑賞

旦那を殺した後、高層ビルの立ち並ぶ湾岸通りの引きの映像の中、ポツンと希子さまが歩いてて、絶妙なビート感の音楽が流れてきて、いったいどういう情景?って思
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.3

なんとなく、ホアキンが出ているので観たけれど、荒野の中のドンパチはそこそこ派手なものの、地味な展開と会話で渋みのある作品でした

この時代、まだ歯ブラシで歯を磨くことが珍しかった時代、普通を夢見る兄が
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これからの人生(2020年製作の映画)

4.0

アカデミー賞にもノミネートされた本作
ホロコーストを生き延びた老女・ローザと、アラブ系の孤児の少年・モモの交流が描かれている

原作小説は1977年に映画化されており、本作はNetflixリメイクで、
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.8

フランス映画を淡々とした映画として表現してしまうワルいクセがあるのですが、ミュージカル映画であることも含め、お洒落さが全開でスイーツみたいな作品。
オープニングから、「LA LA LAND」のそれとは
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

たまたま、本作のクロエ・ジャオ監督の前作"THE RIDER"を先に観て好みだったこともあり、そういう意味での期待があって鑑賞。

登場人物の殆どが、その本人として出演しており、そういった部分も含めて
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.0

「ノマドランド」の監督の作品と知り、観賞。
とても良い作品だった。
実在のカウボーイである主人公・ブレイディをはじめ、役者ではない出演者たちによるドキュメンタリー的な作りになっていて
ストーリーの大き
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.3

ウディ・アレンだわ、これっていう言葉数の多いセリフと語りと、小洒落た音楽やファッション、そしてなんだかんだポジティブな強さを持ったミューズ

ホアキンは、苦悩や葛藤、そしてちらりと顔を覗かせるサイコパ
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.0

微妙だと分かっていながら観てしまった…

それなりの俳優陣が集まっているのに、なぜよくわからない演出が入るのだろうか、というのが、蜷川実花っぽいといえばぽい

JOY(2015年製作の映画)

3.6

ジェニファー・ローレンス
逞しい女性役が似合う
ミラクル・モップを発明した実在の主婦の話ということで、アメリカンドリーム、と言えるような平坦な道ではいけど、ちゃんと立ち向かって勝ち取った夢、という希望
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