Aさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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トラフィック/ぼくの伯父さんの交通大戦争(1971年製作の映画)

4.7

プレイタイムぶりのユロ氏と再会できた
相変わらずの奇人マイペースでのんびりユーモラス
美しさと違和感を同居させた作りこまれた抜群のカメラ構図

みんな鼻触ったと思うし欠伸も出たし、ワイパーの不規則な動
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自由の幻想(1974年製作の映画)

4.9

左右対称はもうたくさんだ

科学が敗北した領域で信仰が勝利
不条理をコミカルに皮肉し、シュルレアリスムな演出
自由になろうとして風習やならわしを変えるのはかなり難しいし、変わったとてまたそこからの自由
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PicNic(1996年製作の映画)

4.6

ねぇ地獄ってどんなとこ?
天獄ってどんなとこ?

地球の最期を見に行こう

罪の意識

一瞬で刹那的、死は終わりでも解決でもない。
目の前で起こっていることが本当のリアル
物凄く美しくて幻想的で残酷な
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女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

4.3

恨み節

目で演技するとはまさにこの事
目で伝えて目で殺す。
愛がカタチを変え過ぎた
復讐への強いエネルギー
これ見た過激派フェミニストはどんな感じ?
チープとはいえだいぶ演出勝ちしちゃってる最高
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.8

逃げ出したい気持ちと同時に共同体(社会、村)への執着がみれた

映画内の物体は常に変化をし続ける
平面と立体のコントラスト
姿形を変えても脳の思考やトラウマ的なものは無くならない。

あのオオカミみた
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セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

5.0

暴れて、狂って、爆発してセックス
パンクシネマテロリスト

「メジャー映画信者はクソ食らえ」

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.7

ビックマックとNIKEで世の中の人は満足する。
自分と世間のズレ

そもそも普通に巨乳すぎだろ2人とも
タンポンティーカップ
サントラ抜群
どうすれば自分が満たされるか
周りに流されたくないとはいうも
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2300年未来への旅(1976年製作の映画)

4.4

みんなで支配外へ

転生という名の殺人
年齢の段階によって色分けされた人間

やっぱこの年代とかで自由とか表現する時やっぱヒッピー的感覚で川に飛び込む映画多いよな。
ソイレントグリーンもそうだけど人口
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逆噴射家族(1984年製作の映画)

4.6

スーパーハイテンションクレイジーコメディヴァイオレンスファミリームービー

病気と個性は紙一重

さいくぅぅ〜〜

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

4.8

I looking for the light

人間のコミュニケーションは言語だけではない
生きる能力の違い
現代を生きる姉弟が、本来あるべき原始的生活に「適応」しようと努力するっていうのが、そもそ
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酔いどれ天使(1948年製作の映画)

4.7

人殺しの歌

漢の映画だった
戦後まもなくの日本、この時代からこのクオリティの娯楽はすごい
雨と泥、煙
三船敏郎が激カッケェ
シリアスなシーンに流れるオルゴールの優しい音色の対比

人間に1番必要な薬
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.5

抑圧的な社会が築かれ、私達は無意識に従う

この世の中にモーニングコール
この地球の違和感
意味深に長すぎる殴り合いのシーンは違和感に気づいた者と気づかない者との境界線の溝の深さ
この現実世界も少しの
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

4.7

科学という魔術が水を汚染し
土壌を汚して動物や植物を殺した

2022年ニューヨーク
人口爆発によって人間の住む場所がなくなり食糧不足、小さな争いも増える、環境汚染もあり物資の供給も追いつかず人間の道
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裏窓(1954年製作の映画)

4.9

「理性ほど人間に厄介なものはないわ」

愛が複雑になりすぎた
常識を挟んだサンドイッチ
ポータブル覗き穴
めっちゃ服好きなんだなヒッチコック、最初に出てくる屋上にいる2人組のパジャマシャツがカッケェ
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めまい(1958年製作の映画)

4.9

私を失えば私の愛が分かる

初ヒッチコック
抜群の映像表現のセンスと計算された脚本、まさに傑作だった
光と影、めまいの視覚的表現、タイトルバックからもうやられてた
結局はスコティの自己愛でエゴ
因果応
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(1990年製作の映画)

5.0

この国、世界への洗脳や固定概念、自然破壊を痛みや怒りにしたオムニバス

人間らしく自然な生き方
我々は自然の一部
自然あっての人間、自然が多くを教えてくれる。
本質を理解せず、勘違いをし本当の幸せを知
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美しき緑の星(1996年製作の映画)

5.0

汚れなきユートピア

我々が普通だと思っている事に日々疑問と幸福を持つ事が大事

素直に生きて、後はやるべき事をやるだけ
この素晴らしい世界を。
愛と調和

接続解除

EDEN/エデン(2014年製作の映画)

4.0

開けば光り、閉じれば闇
フレンチクラブシーン

大和魂Tシャツいいよね
別れた元カノが子供ができたら会いに行くルーティンなんなん?笑

女性監督らしさが出てた
トレンドを理解するのもセンスだよな
Da
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

人類の夜明け

モノリスに知識と生を与えられた
一機ではなく一人
そこにあるのは意識
機械に頼った人間の過ちと人類の危惧
地球から宇宙へ人類の進化
大人になって知識や経験から物事を解釈するよりも産まれ
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ビーズゲーム(1977年製作の映画)

4.1

誰かを食べた誰かを食べて
命を終わらせて命を続け、進化し、破壊し、また産まれる
過進化

命を循環させよ

田園に死す(1974年製作の映画)

5.0

滲み出す赤

人の母になるんじゃなかった
母ゆえの執着
記憶の改ざん、過去の採算
過去には干渉する事はできない
過去に支配されている。

100分全カットが芸術的
この映画でしか見ることのできない映像
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ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)

4.5

フェノジハイドロクロライド
ベンゾレックス

恐ろしく情けない2人組
作中ほぼベロベロで永遠にタバコ吸ってる
モンティ恐怖すぎる
ペーパー12枚分のジョイント
ウィズネイル粗品に似てね?

才知は高潔
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ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

4.9

不愉快な事の方が幸せの予感よりも多い
同情と理解は違う
慣習を知れば意識も広がる
鳴り響くタイプライターの音

自分の利用価値
依存は痛みに
愛に囚われてしまった。
人って一つの均衡が崩れてしまっただ
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.5

Go Go not Cry Cry

金玉コレクター
ホットドック電話
最強のバーベキューソース
ビン・ラディン殺し
ミニバイク
挙げ句の果てには片足ガトリング

無駄な才能
みんな大好きちょい役タラ
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

5.0

秩序があるから自由がある
でも自由があるから秩序がある訳ではない
自由は恐ろしいし人間は美しく汚いと強く思った
人間の暴力性と支配欲

自然とか宇宙とかの規模感で物事を捉えようとしたけど一人一人、一つ
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カンパニー・マン(2002年製作の映画)

4.6

やや斜め下からのカットで要所要所でパキッとしたライティング入れてくるし、地下のシーン
の安っぽい世界観ってなんか気になるのよ
途中ややオチはわかったけどそれもまた一興で良き

最初の指輪の件かっこいい
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.5

僕を食べればいい

指先一つ一つの丁寧な動き
ちまきの咀嚼すらも官能的に見えた
綺麗なカットラインのドレス作るなぁこいつ
曖昧な2人の心の距離

この手があなたを覚えている
ハンドセックス
運命は残酷
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マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

4.2

愛してるぜ、糞が漏れるほどに

十字架の道行きを思い浮かべよ
ロザリオプレイ
カニバリズム
巨大ロブスターにレイプされる

女でもなく男でもなく人間な訳もなく怪物
変態アルティメットオールスターズ
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パトニー・スウォープ(1969年製作の映画)

4.8

少しの変化などいらない
新しい何かを生み出すために
破壊するんだ

結局は消費社会、プロセスは必要なのか?
TRUTH AND SOUL.INC.
サントラだいぶ抜群
スキンヘッドに映るおっぱいボイン
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

4.8

NO TEQUILA
NO LIFE

自由の女神の鼻を盗んで飛行機の羽にしがみついて移動してるし、水の上を歩けるまでのレベルになってるし過激すぎて最高

前作から続いてウラジミールはクソだしカメラア
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ミクロコスモス(1996年製作の映画)

4.8

彼らにとって雑草はジャングルで水たまりは海

小さな宇宙
小さな世界
我々と同様に繰り返す誕生と死

自然界の神秘的芸術
美しいのに嫌悪感があるのは本能的に自然界の脅威があるし、対象への知識が未知数ゆ
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