椎良さんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

〈やり手のブローカー、ジョーダンは自らの力でウォール街をのし上がる。彼の立ち上げた会社は順風満帆、彼らは今日もやりたい放題。〉

巧みな話術を活かした心理戦かと思えば、突然やりたい放題のブラックコメデ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

痛みこそロマン

〈不眠症である主人公は謎の男タイラーと出会い、男達が殴り合う「ファイト・クラブ」を結成。やがて彼らは犯罪に手を染め…〉

ブラピとノートンの演技は流石。我々がモノに消費「される」社会
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.6

〈今日はロブの送別パーティー、親友ハッドはその様子を撮影中。突如地震と謎の爆発が起こり、逃げ出した彼らを待つものとは…〉

かなり酔った。全体像の掴めない怖さ。
デップーのおともだち役でもある、TJミ
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.3

有名雑誌のパパラッチ・静は野火という新人とコンビを組むことに。2人は芸能人のスキャンダルや凶悪事件など、スクープになりそうなものを求め奔走。

二階堂ふみ演じる野火が、福山雅治演じる静に手を引かれ裏の
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

教え子を殺した組織に接近するイーサン。しかし婚約者を人質に取られまたもや絶体絶命に。

驚くのはそのミスリードの多さ。序盤の対面シーン、ローレンスフィッシュバーンの悪役顔…全く予想できない展開。
バチ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.7

保安官・テディは相棒と共に、凶悪犯罪を犯した精神障害者が収容される島で、失踪者の調査を行う。しかし謎は深まるばかりで…

スコセッシ監督のミステリー作。中盤以降で「匂わせ」的なものがあるので、「まさか
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

2.3

〈OLヨシカは元同級生の「一」に脳内片想い。そんな中、同期の「二」に告白され有頂天に。〉

共感性羞恥多っ。ありがちの気まずい雰囲気だとか、共感ポイントはあったけど何をグダグダやってるんだコイツらは…
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.2

元警官・マイケルはいつもの通勤電車で、ある女から「プリン」という乗客を探してと頼まれる。しかしその裏で恐るべき陰謀が渦巻いていた…

リーアムニーソンが頑張る密室ミステリーシリーズ。ほぼ列車の中で展開
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

もし自分の人生がテレビ番組だったら…
そんな誰もが考えたことのある妄想をコメディチックに仕上げた作品。

設定も展開もよく練られていて飽きない。それにトゥルーマン役のジムキャリーの笑いと狂った演技も相
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.3

〈殺されたレティの復讐に燃えるドム。麻薬密売を追うブライアン。2人は再会し、共にマフィアに対し戦いに挑むのだった…〉

時系列では2の次。潜入+レースという展開は踏襲、アクションがとんでもなくスケール
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.9

〈イーサンは敵に渡った危険なウイルスを狙い、盗みの達人の女と組む。しかし、事態は予想外の方向へ!?〉

前半はこれいる?ってところが多くてイマイチ。後半からのアクション全開の盛り上げは結構楽しめた。
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.3

一触即発

〈IMFの諜報員・イーサンハントは濡れ衣を着せられ、やむなく逃亡。彼はIMF内の内通者を突き止めようとする。〉

有名シリーズの一作目。
潜む裏切り者、極秘潜入やヘリのチェイスと息が止まる
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メメント(2000年製作の映画)

5.0

〈数分前の記憶を失う男が、妻殺しの犯人を追う。何重にも張り巡らされた謎、彼が見つけた真実とは…〉

クリストファー・ノーラン監督の初期作、初長編作品。CG無し、彼の構成力のみで魅せる斬新さ。
結果から
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.4

序盤バイクアクションのとこすごい好み。
民族音楽のようなBGMがサイバーパンクな世界観を仕上げる。

ほんとに80年代かと驚かされる出来。
この後のエンタメに大きな影響を与えた伝説、観るべき作品の一つ
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.0

〈刑事を辞めたブライアンは友人・ローマンと再会する。マフィアにスパイ、悪徳警官らが入り混じって大混戦が勃発。〉

後半のワイルドな作戦とダイナミックな運転がみどころ。
…実を言うと大量の車が出てきたく
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.4

最近のような派手さはなく、アクション映画というよりはブライアンとドミニク:警官と走り屋の友情物語という感じ。
しかしこの出会いが大きなストーリーへと続くと考えると、とてつもなく熱い。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

3.2

勢いとギャグに全振りした劇場版。
前半は劇画調シーンなどネタが容赦なく差し込まれ、テンポ良い。後半は設定がむちゃくちゃ、画がもうカオスで笑うしかw

飯テロシーン多発、お腹が減る映画

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.5

ギャグandラブコメ重視作。
原作コナンは京極が出た途端にカオスなバトル漫画と化してるけど それをそのまま映画に持ってきました!って回
映画の中とはいえ、シンガポールのアレを破壊して良かったのか…?
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ミスト(2007年製作の映画)

4.2

霞む

〈舞台は至って普通のスーパー。外では霧が立ち込め、悲鳴を聞いた人々は怯える。外では一体何が起こっているのか。人々は錯乱し、混沌へと陥る〉

シチュエーションはモンスターパニックものでありながら
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.5

ゲイリーオールドマン狂気の演技。

ピュアな殺し屋、そして彼を惑わす少女。互いに補い合う2人の間に芽生える「情け」。
やっと根を張り始めた植物──

亜人(2017年製作の映画)

3.3

〈死なない人間「亜人」の1人であると発覚した青年・永井。同じく亜人であるテロリストの佐藤は逃亡する永井と接触する。しかし永井は彼の姿勢に反感を抱いて…〉

邦画にしてはアクションが結構好み。特にSAT
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.5

春日部の大人達が突然消える。しんのすけたちは彼らを追って「20世期博」へ…

暗い未来から過去へ現実逃避する大人たちと、それでも明日を生きたい野原一家。しんのすけの激走シーンはいつ見ても涙がにじむ。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.1

〈英雄(ひでお)は冴えない漫画アシスタント。ある日家に帰ると、そこには様子のおかしい恋人の姿が…。謎の感染病により人々は凶暴化し、彼は逃げ惑う。
未曾有の危機を前に、英雄は"ヒーロー"になれるのか。〉
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

一瞬たりとも油断できない。
飛行機のフライト中、乗客の1人である航空保安官ビルに「乗客を殺害する」という脅迫メールが届き…

ミステリー+アクション映画。
トリックが分かりにくい点と、各人物(特に犯人
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

夢うつつ

〈機械工トレバーは不眠症で、もう一年も眠っていない。ある日仕事場で事件が起こり、彼は周りに対して疑心暗鬼になっていく。〉

ガリガリのクリスチャンベールの印象は強い。メモのミスリードだった
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[リミット](2010年製作の映画)

3.2

男は棺桶の中に監禁されてしまう。手元に残されたもので脱出を試みるものの…

ライアン・レイノルズ主演、映画全てが棺桶の中で展開する斬新な作品。必死になる気持ちが痛いほど分かる演技。ただ結末が…

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.0

実験によって怪物・ハルクとなった博士の軍からの逃避行。

MCU初期の作品。全体的にシリアスで、俳優が今作限りだったりとMCU感は薄い。しかしエドワードノートンはカッコいい。
怪物と青の彼のこの後をま
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.3

〈仮面の殺人犯に殺される1日を何度もループしやっと抜け出したツリーは、何故か再び魔の誕生日を繰り返すことに。しかし今度は何かが違う…?〉

前作はホラー×ループもの、今作はSFコメディに全振り。設定の
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.5

〈どうしようもないビッチである主人公・ツリーが、何者かに殺される誕生日を何度も繰り返す…⁉︎〉

ブラムハウス作、ループもの×ホラー。
ほんとに主人公のキャラがいい。何度もその日を繰り返すことで、彼女
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.8

〈謎に包まれた国家、ワカンダの王子・ティチャラが国王の座を巡る争いに巻き込まれる。〉

ほとんどのメインキャラクターが黒人という前代未聞の作品で、その上でユリシーズ・クロウやエムバク、ロス捜査官など魅
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.0

〈戦士・ダンヴァースは敵であるスクラル人から逃げ出した末に地球へ。そこで知る真実、自身に隠された謎とは…。〉

MX4Dで鑑賞。急に後ろからどつかれるのでビクビク(´`;)
フューリーが良いキャラして
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.9

〈天才社長のトニー・スタークは過激派組織に囚われ、アイアンアーマーを開発することで脱出。その後彼はアーマーを改良し戦闘可能なスーツを作り上げるが、一方で驚きの陰謀が存在していた。〉

MCUを代表する
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

〈ミッションはターゲットの夢の中に侵入し、ある考えを植え付けること。特殊エージェントであるコブ達はこのミッションに挑戦する。〉

レオナルド・ディカプリオを始め、トムハーディやエレンペイジ、渡辺謙など
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.4

遂行

〈S.H.I.E.L.D.の一員として活躍するスティーブ=キャプテン・アメリカ。しかし あるデータを巡り、S.H.I.E.L.D.に突如襲撃を受ける彼。全てを覆す衝撃の計画、そして一人の殺し屋
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

〈大規模テロが発生し、スティーブのかつての戦友バッキー=ウィンター・ソルジャーが容疑者に。
そこへヒーローに関する新たな協定、スティーブとトニーの確執が絡まり、アベンジャーズは分裂へと向かう。〉

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.3

〈分裂状態のアベンジャーズ。そんな状況の中、地球に最強の敵・サノスが襲来。その目的は、全人類を"半数"にすること。ヒーローらは人類、そして仲間を守るため応戦するものの圧倒的な力に翻弄される───〉>>続きを読む