椎良さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

2.8

〈記憶喪失、傷だらけで目覚めたリアム。彼は自分の周りの人間が死んでいくことに気づく。助けすら求められない彼は、何故か死なない記憶喪失の女と共に自身らの過去を探る。〉

不条理な足枷、その裏に因縁。
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

〈やさぐれた生活を送るサムは美女・サラと出会うが、後日彼女の家はもぬけの殻。彼女を探すにつれ、彼はシルバーレイクの闇に深入りしていく…。〉

アメイジング・スパイダーマンで有名なアンドリュー、その正義
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.5

時は冷戦下、アメリカとロシアが手を組んだ!?
核兵器を止めるため、プレイボーイなCIAと短気なKGBの凸凹コンビが悪に立ち向かう!

BGMや演出がお洒落。ギャビーが小悪魔、イリヤが船で逃げ回るのをじ
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世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

3.2

フランクはおバカな友人らと共にブラジル旅行へ。プロポーズのつもりが彼女の祖母と共に自然探検に行くはめに。想像を絶する運命が彼らを襲う!

悪運のピタゴラスイッチ。パンツの中に毒グモ、飛ぶナマケモノ、疾
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

3.4

フランクは自身の誕生日パーティーがあるというのに上司の子守りを任せられることに。そこへ豪快な彼の友人らが乱入し、事態はカオスになっていく!

どんどん悪い方向へ悪い方向へ。散々な目に遭うフランク、この
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.8

東京で起きたバラバラ殺人事件。その被害者は、共に遊んだチワワと呼ばれた女の子だった。若者らは彼女との日々を思い返していく。

「リバーズ・エッジ」原作者×二宮健監督による群像劇。突然現れ、そして消えた
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告白(2010年製作の映画)

4.8

「なーんてね」

〈シングルマザーの教師・森口は告げる、「クラスに犯人がいます」。彼女は娘が亡くなった事件の真相、そして犯人を告白したのだった。
それをきっかけに、悪夢が始まる…〉

中島監督によるサ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.3

コロラドで初の黒人警官となったロン。彼は突然白人至上主義団体KKKに電話をかけ、面接までこぎ着ける。
2人1組、前代未聞の潜入捜査が始まるー

スパイク・リー監督によるクライムサスペンス。分かり合えな
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

2.8

ギター少女・薫は病気で陽を浴びられない。出会うはずの無かった少年との恋が彼女を変えていく。しかし彼女には僅かな時間しか残されていなかった…

YUIの長編MVって印象。
Good-bye daysがい
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

〈表は高級テーラー、裏は紳士な最強スパイ組織『キングスマン』。
突然その新人候補に選ばれた若者エグジーは、人類の存亡をかけミッションに挑むことに?!〉

不良少年が手ほどきを受け、スパイとしてムカつく
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.7

〈発見された未知の孤島・髑髏島。
調査隊が派遣されるが、彼らが目にしたのは、恐ろしい巨大生物達とその王: コングだった…。〉

モンスターバース、アメリカ版ゴジラの系譜。ブリーラーソンやトムヒ、サミュ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.6

〈熱帯魚店を営む社本の家庭は崩壊寸前。彼はひょんなことから同業者の村田と知り合う。しかしこの出会いが、家族の運命をとんでもない方向へと狂わせた…!〉

園子温作品は初鑑賞。愛と暴力とマインドコントロー
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.4

〈人気トークショーの司会者であるジェリー。彼の大ファン・ルパートは数多くの妄想の末、とんでもない行動に…〉

目指せ一夜限りの王。行き過ぎた妄想は何処へ向かう?彼の思考回路に笑いながらもゾッとする、結
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.6

〈妻を失った外科医が、ある美女を自宅に閉じ込めている。彼は自身の開発した人工皮膚と赤の他人を使って、妻を「再現」したのだった…〉

変態映画。エレナ・アナヤの顔も身体も綺麗。淡々ととんでもないことして
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

回文

〈CIAに所属する"名も無き男"は、時間を駆ける前代未聞のミッションに巻き込まれる。鍵を握る商人、現れた相棒、そして「TENET」。
彼らを未来で待つものとは一体…〉

!賞鑑でXAMI
『メ
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

2.9

ハルナは彼氏の観音崎が虐める山田を助けたことで、川辺で彼の"宝物"を見せられる。そこから奇妙な友情が始まった…

日常に潜むフラストレーションと衝動。森川葵とSUMIREがいい演技。ヤバい奴がこれまた
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.9

〈バットマンとしての自分を捨てたブルース。一方、ゴッサムを最強のテロリスト・ベインが襲撃。
女泥棒、正義漢の刑事、かつての師…。
全てを巻き込み、壮絶に伝説が終わる〉

犯罪都市ゴッサムの群像劇は佳境
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.6

〈突如現れた狡猾な犯罪者・ジョーカー。バットマンに執着し、ゴッサムを襲う彼にブルースらは翻弄される。仕掛けられた犯罪ショー、バットマンの下す最後の決断…!〉

連鎖する悪夢、描かれる群像劇。バットポッ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.5

父を殺されたトラウマを抱える青年ブルース。彼は修行を積み、悪の蔓延る街ゴッサムに新たな存在を生み出す…!

2作目である「ダークナイト」が有名すぎて、ノーラン監督作の中では割と影を潜めるこの作品。
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バトル・ロワイアル 特別篇(2001年製作の映画)

3.0

突然無人島へと集められた生徒達。「今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」その一言で、阿鼻叫喚の戦いが始まる…!

現在邦画界に数多存在するデスゲームもの、そのブームを作ったといえる作品。窮
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.3

美学

〈ビジネスマンのパトリック・ベイトマン。婚約者持ち、リッチで快適な生活を送っている。しかし彼には夜な夜な殺人を楽しむサイコパスの面があった…!〉

虚構の上塗り、無個性・無関心。

クリスチャ
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.4

人間関係や戦いの中で、精神的に追い詰められるピーター。彼は謎の黒いスパイダースーツを手にするが、それは更なる事態を招いていく…。

ヴェノム登場、大混戦。
人間関係で散々トラブルに遭うピーターが可哀想
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.6

大学生になったピーター。かたや学生、かたや「スパイダーマン」として忙しい生活を送る中、突然試練が訪れる。

前作のグリーンゴブリン然り、善良な人間が困惑しながら悪に染まってしまう演技良い。ピーターはよ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.4

冴えない学生ピーター・パーカー。彼はある日謎の蜘蛛に噛まれ特殊な力を手にするが、叔父を亡くしてしまう。彼は葛藤しつつも戦う…!

映画シリーズの原点。
ピーター/トビーマクガイアの最近よりちょっと陰よ
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.1

転校生・薫は、荒っぽい千太郎とその幼馴染である律子に出会う。薫と千太郎は2人でのセッションに興じるが、そんな日々は長くは続かなかった。

青春の衝動とジャズ。

何角関係なんだ?ってくらい複雑な恋愛事
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.9

ゲイを隠す弁護士ポールと、パフォーマーのルディ。恋に落ちた2人が出会ったのは、マルコというダウン症の少年。彼らは愛情を深めていく。しかし…

世界の片隅で居場所を見つけた彼ら。しかしそこに好奇の目と根
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.8

「なんも考えん、ぼーっとしたうちのまま死にたかったな」

細やかに描かれた、一人の女性・すずの戦中におけるささやかな喜びと苦しみ。コトリンゴの音楽が優しい。
すずさんの(ノ∀`)アチャーが好き

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.3

家を焼き払われたジョンは報復を試みる。しかし、彼を恐れたマフィアのボスは彼に懸賞金をかけ、世界中の殺し屋が彼を狙うことに…!

仲間であり敵という関係性、一戦交えたあとに酒を交わすってのがまたいい。武
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

引退した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。亡き妻の形見である子犬を殺されたことで、彼は殺し屋として舞い戻り壮絶な復讐に走る。

流れるような銃さばき、リロードさえカッコいい。なかなか紳士的かつワイルドな
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.5

記録(過去鑑賞)

子供のお茶目さとひらめきで泥棒に立ち向かえ!
TVドラマのトリックに大爆笑した記憶。

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

記録(過去鑑賞)

ワクワク感と奇妙さの絶妙なバランス。また観たい

アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.3

〈異星人との戦いでトラウマを負ったトニーはボロボロ。半ばヤケになった彼はアメリカを脅かすテロリストに宣戦布告。家は破壊され、気付けば見知らぬ地、スーツも使えず過去最大の危機に。〉

アイアンマン最終作
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アス(2019年製作の映画)

3.8

〈アデレードら家族は、夏休みにバカンスへ訪れる。しかし、彼らはそこで顔も考えも全く同じのドッペルゲンガーと遭遇し…。〉

狂気に潜むコメディセンス。
読み替えれば貧困問題もしくは人種のお話。ルピタニョ
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.2

〈蓮実は生徒からの信頼の厚い英語教師だが、その裏はサイコパスの殺人者である。彼はある事実の発覚を恐れ、自身の生徒を殺す事も厭わなくなる。〉

二階堂ふみ、林遣都、松岡茉優など現在ブレイク中の俳優が多数
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.4

フォー・ホースメンは次なる任務で天才エンジニアと対峙。科学に次々と敗北するマジック、しかし彼らは形勢逆転のショーを打ち出す。

ヘンリーよりもルーラの方が好き。早めのテンポで進む本作、もはやスパイ映画
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.7

マジシャン4人が何者かによって集められ、彼らは華麗かつ大胆な手法=マジックで銀行強盗を敢行。「フォー・ホースメン」の狙いとは一体…?

「ダイヤの7」から観客を引き込んでいくスタイル。刑事ラファロがほ
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