マテさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

白雪姫の赤い靴と7人のこびと(2019年製作の映画)

3.0

ルッキズムからの解放が「素敵な男に出会って、ありのままを愛し愛されたこと」っていうのが、そういうのに縁がない自分としては、なんかもう普通に死にたくなる。しんど。

アントラーズ(2021年製作の映画)

3.1

特別面白くはないが、とりあえず化け物の正体を明示したのはよかった。曖昧な「なにか」で濁されるのは嫌いなので。

戦火の馬(2011年製作の映画)

4.1

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君がしていたように大切にする、と言ってくれた大尉さんの優しさに胸が締めつけられる。数奇な道を辿ってようやく会えた瞬間には涙があふれて止まらなかった。
敵国の馬だったことなど関係なく「美しい馬だ」と愛し
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

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MCUで一番好きな女性キャラであるワンダの扱いが酷すぎて悲しかった。最強の魔女は格好よかったけど、内面がズタボロすぎる。あんまりな仕打ちじゃないか。
子供たちと共にありたい、そして彼らに何かあった時の
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.8

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敵がマッツさんと聞いて見返してみたが、本当にマッツさんで大歓喜。若干、影が薄いのは残念だったが、とても無骨でかっこよかった。
私はロジャース推しなので、初めて観た時は魔術というファンタジックさが現実離
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.4

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首長さんが痛々しい。誰もが持っている、本来なら振る舞いによって隠せたはずの臆病さや浅ましさを覗かれて、致命的な秘密を握られた気になってしまったのだろう。しかも、最期の時と同じように、囲まれて責め立てら>>続きを読む

ロシアン・ソルジャー 戦場に消えた18歳の少女兵士/ゾーヤ 戦場に消えた18歳の少女兵士(2021年製作の映画)

3.3

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ゾーヤは実在したのか。現実では、奇跡が起きて都合良く助かったりなんてしない。正規軍にしては扱いが…と思っていたが、パルチザンだったのか? ロシア映画初体験。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.7

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自分でも多少引くくらいボロ泣きした。ペンダントの鎖が切れた瞬間の「そんなはずない」という表情から、ゲラートが今も昔もずっと変わらず、当たり前のようにアルバスを愛していることがはっきりと分かって、そこか>>続きを読む

ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏(2015年製作の映画)

4.0

美しく、おぞましい。フィクションを見ているような浮世離れした美しさがある一方、ゾッとするような現実味もある。いまいち事件の真相には切り込めていない感もあるが、そこがまた、取り繕われた体裁っぽくて怖い。>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.4

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スリザリンっぽいグリンデルバルドとグリフィンドールのダンブルドアがいかにして関係を築いていったのかという部分に興味が湧いた。
グリンデルバルドは決して悪ではなく、ただ違う正義を持っているだけというのが
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

2.9

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柴咲コウの美しさで引っ張り、最後の神木くんのビジュアルで納得させようとしてくる映画。私も少し納得しかけたが、冷静になろう。
蜷川実花さんの美しい映像を堪能したかったのだが、残念ながらひどく安っぽく見え
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.4

コワルスキーさんのパンが美味しそう。あんなパン屋さんが、私の住む町にもあればいいのに。多分、このお話の主人公はニュートではなくコワルスキーさんなんだろう。

チューズ・オア・ダイ:恐怖のサバイバルゲーム(2022年製作の映画)

3.3

ヴィラン誕生っぽくて面白かった(つまりラストシーンが良かっただけとも言える)。与えられる物理的な痛みが日常的な面もあり、多少は想像できるので、痛いシーンはかなりしんどいが。

ウィンター・ソルジャー ベトナム帰還兵の告白(1972年製作の映画)

3.9

一概にどうと言える問題ではないので、考え込んでしまう。でも考えるべきことではあると思うので、しばらくちゃんと考えていよう。
またキャプテン・アメリカ推しの私には「ウィンター・ソルジャー」という言葉に込
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ラビリンス 前編:指輪が導く十字軍との決戦(2012年製作の映画)

3.0

字幕が絶妙に読みにくい。話し言葉をそのまま文字にするのは違うんじゃないかな、字幕は書き言葉なので。
若かりしセブは爽やか青年だったけれど、個人的には今の方が好みかも。いい感じに歳を重ねているんだね。と
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シャネル&ストラヴィンスキー(2009年製作の映画)

3.2

「あの日、あの時のことは、今でもはっきりと憶えている」的な?
マッツ・ミケルセン目当て。別段好きなタイプの作品ではなかったが、ストラヴィンスキーに興味は湧いた。シャネルは恐ろしい女性だなぁと。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

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展開が遅くてイライラする。しかもこの手の物語のセオリーどおり遺産目当ての結婚とか。普通すぎて落胆した(昔の作品だからその点を責めるのは酷か?) 。とはいえ美しさや劇的な展開を期待しすぎていたようだ。>>続きを読む

警察署長ジェッシイ・ストーン 暗夜を渉る(2006年製作の映画)

3.6

前作ではなんとなく流してしまったそれぞれのキャラの掘り下げがいい。スーツケース素直でかわいいね。前作のあれはこういうことだったのか…と微かな切なさが去来する。相変わらず落ち着いたトーンの作品だが、そこ>>続きを読む

フレッシュ(2022年製作の映画)

3.6

これは多分「カニバリズム男に捕まって大変」というホラーサスペンスの皮を被ってはいるものの、女性差別的な物事に対する風刺映画なのでは…?
セバスチャン・スタン、本人はとっても素敵な人なのに、見かけはキュ
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.6

想像していたほど派手でも華やかでもなかったが、マッツ・ミケルセンから目が離せない。彼に似合う称号は、確かに「カイザー」だよね。

銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第二章(2022年製作の映画)

5.0

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素晴らしかった。推しのロイエンタール閣下がたくさん出てきた第1章もよかったが、それよりも落ち着いてお話を楽しめた(もちろんロイエンタール閣下もちゃんと出てきたし)。
シャフトさんをこき下ろす冒頭のナレ
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警察署長ジェッシイ・ストーン 影に潜む(2005年製作の映画)

4.0

淡々としているが、それぞれのキャラクターが魅力的。洗練された雰囲気もよかった。原作も読んでみたい。
被害者少女に対するジェッシイの対応が素晴らしかった。こういう大人が警察署長としてコミュニティを見張っ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

楽しい映画だった。なぜかリラックス効果あり。かっこいいおじさんもかっこいいおじいちゃんも素晴らしい。マフィアさんはとても哀れだった。家での惨劇の後、娘ちゃんの目を塞いでいたところに高評価。
吹替声優さ
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

不覚にも感動した。ミュージカルっていいね。I still haven’t found what I looking for の日本語歌詞はあまり好きではない(どうしてそう訳したのかはわかる気もする)が>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.9

吸血鬼状態のクリーチャーの造形はあまり好きではないが、ジャレッド・レトは美しいし、中村悠一は申し分ない。私が中村推しであることが前提の評価になるけれど、結構好きな作品かもしれない。とてもいい中村悠一を>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ベジタリアンとして育てておきながら、なぜ獣医学部に行かせてしまったのか。抗い難い衝動に身を任せた時の快楽を教えたかったのだろうか。あるいは目覚めてしまった時に受け入れてくれる場所であることを知っていた>>続きを読む

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.7

コメントが難しい…。健全かどうかは他人が押し付けることではないし、それぞれが望むところに着地できたのなら、よかったのかな。

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.0

アニメを字幕で観る、ということを覚えた。オタクムーブの「それっぽさ」がすごいし、創作物を晒されてしまうのトラウマ的すぎる。的確にオタクの傷を抉ってくるから導入で心を掴まれた。あとモフモフ大戦争がきゃわ>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.3

「スーパーナチュラル」の影響で、車のことなんて何も知らないくせに、それっぽいクラシックカーを見るたびにインパラかな? と思うのよくないよなぁ…少なくとも最初の車はシボレーではあったみたいだけれど。
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

濁流の中で発煙筒を掲げるところ、泥だらけになって救助活動の手助けをするところがよかった。超人血清を打ったわけでも、クモに噛まれたわけでも、空飛ぶスーツを持っているわけでもない「ただの人間」の戦い方とい>>続きを読む

恋人たちのパレード(2011年製作の映画)

3.6

邦題が良くないが、雰囲気があっていい作品だった。映像も味がある。ワクワク、ドキドキとは違うけれど、こんなロバート・パティンソンも素敵。ところでこの作品を観て「私には本当に恋愛がわからないんだなぁ」など>>続きを読む

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.6

あんな美形に興味を持たれて、支離滅裂なこと言われたり距離を取られたり詰められたりするなんて怖い。ベラもエドワードも何を考えているのかよく分からないから想像し甲斐があるし、ベタベタな恋愛ものじゃなかった>>続きを読む

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.5

多少重々しい雰囲気になることもあるが、コメディの枠から外れずに楽しい作品になっていてよかった。少し物足りない気もするが、人生とか日常ってそういうものなのかも。

コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

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気分が悪くなる。息が詰まって直視できない。何度か止めて、吐き気をこらえながらようやく観終わった。映画館で観てたら退席してたと思う。偽物の権威を傘に着て人の尊厳を踏み躙った犯人を殺してやりたい。
もとに
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困った時のロジャー・ストーン(2017年製作の映画)

3.6

こういうの観て知識を増やしたいなと。他人事のように観ている分には、有能で汚い人間はとても面白い。
「スキャンダル」のメーガン・ケリー(本人)が出てきて、少し話がつながった。

キューティ・バニー(2008年製作の映画)

3.7

絶妙に何言ってるかわからないし、ご都合展開なんだけどボロ泣き…
吹替に沢城さんと前野さんいた!