もじゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

本当は絶世の美女なんだが。
北欧の人気小説映画化ハリウッド版を再視聴。
スウェーデン北部の長年に渡る複数殺人の犯人に記者が迫る。
なんと言ってもルーニー・マーラ演じるリスベットのインパクト。これが彼女
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

世界各地でコスプレ・アクション。
トム・クルーズの人気スパイアクション4作目。
これまでも色々な土地に行っていたけれど、今作は各地の特色をわかりやすく見せてる点が良いと思う。故障するガジェットはコメデ
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ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-(2010年製作の映画)

3.0

ただれた人生の2人が惹かれ合う。
刑務所を出た男が辞めた女優のボディガードに。
これはイギリス版のヤクザ映画。出所して違う仕事をやろうとしてもギャングの世界が追いかけて来る。
ストーリーとして盛り上が
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.5

スパイが家庭を持つのは難しい。
トム・クルーズの人気シリーズ3作目。髪型はサッパリした。こっちが良いね。
部下を指導したりチームを率いる立場や普通の私生活を送る苦悩が描かれる。やや陰鬱。冒頭に後半のシ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

古き良きジャーナリズム。
ベトナム戦争における米国防省の機密情報を報道する是非をワシントンポスト目線で描く。
トム・ハンクスの情熱、メリル・ストリープの葛藤と決断。アカデミー賞常連の2人のさすがの演技
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.5

演出が濃い!
言わずと知れたトム・クルーズの代表シリーズ2作目。ジョン・ウー監督が話題になった。
コテコテな演出やアクション、くどいドヤ顔、トムの長髪。前作の真面目なサスペンスからはガラリとイメージを
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.5

人と人、いいとき悪いときあるけれど、集うのが家族。
物書き一家の父姉弟3人が恋に家族に悩む話。群像劇的でつらつらと進むけれどそれが面白い。いい眉毛のリリーコリンズとジェニファーコネリーを娘と母にしたの
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

いや、最初のとこで付き合えよー。
幼馴染とあと少しが埋まらず紆余曲折に紆余曲折を重ねる話。
愛すべき眉毛のリリーコリンズ作品。良い子脱却をアピールする下品なシーンがあったり、ママにもなったりするキャリ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

ゲームもいいけどリアルを大事にね。
誰もが夢中になるオンラインゲームで活躍する少年の話。
これだけの大作を、そしてともすれば陳腐になりそうなゲーム世界を質高く作るスピルバーグ。大人までゲームに夢中にな
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EMMA/エマ 人工警察官(2016年製作の映画)

3.0

フランス産アンドロイドは普通に働く。
研修生として配属された美女は人工知能を搭載したアンドロイドだった!
作りは映画というよりはドラマ2話つないだような。ターミネーターのような強靭さも特には見せず、人
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

犯罪もやり過ぎれば役に立つ…が恨みは買う。
80年代に中南米空路で銃、麻薬を運んで大儲けした男の実話。
麻薬戦争のクレイジーな時代がこんな人間を生んでしまったんだろう。
トム・クルーズは髪型が時代に合
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

4.0

マッツ・ミケルセンに手を出してタダで済むはずがない。
引退間際の殺し屋が始末されそうになって返り討ちに会わせるNetflix映画。
かなり残虐なのに画面の色彩はポップ。ふざけた格好の暗殺団やボス。戦い
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

良い作品は他の人生を体験させてくれる。
最高の映画。何度目かの視聴。
物事は変わっていくし、終わりが来る。3つの時代、どの主人公も好きになるし、周りの人達も家族のように感じられる。
3時間の長いバージ
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ファインド・アウト(2012年製作の映画)

3.0

信用無いから自分でやるもん。
妹が誘拐されたと確信して姉が探す。
アマンダ・セイフライドがサスペンスの主演経験を積んだ作品。作りとして特別なものは無い故に主演が目立つ。真相は最後に明かされるとして、そ
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

5.0

最悪から最愛へ。ラブストーリーの王道はここからか。
有名古典の何度目かの映画化作品。
印象の悪い第一印象、邪魔者や誤解、喧嘩など恋愛物の全てを備えてる。
キーラ・ナイトレイ、ロザムンド・パイクが最も輝
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.0

3人寄ればかしましい。
結婚前日〜当日のミュージカルコメディ映画。想像以上におばちゃんパワーが強い(笑)でもABBAだし、仕方ない。
よく聞いてると、そんなに歌上手くない人もいる。ピアース・ブロスナン
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スノーホワイト(2012年製作の映画)

3.0

泥まみれの闘う白雪姫。
有名童話をベースにダークファンタジーに。あまり難しい事を考えずに見るなら雰囲気は出てるシンプルな作品。シャーリーズ・セロンから溢れ出る魔女感。
ただ作品としては、どうしてもシナ
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ラヴレース(2013年製作の映画)

3.5

ポルノに出ると親が泣く。
伝説のポルノスターをアマンダ・セイフライドが演じた作品。体当たりで演じた、と言われる奴。一気に駆け上がるポジティブな面とその裏の暗い面をはっきり分けて描く。大胆にタイムライン
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スノーホワイト 氷の王国(2016年製作の映画)

3.0

愛に裏切られた氷の女王とその姉にイチャイチャ夫婦が挑む。スノーホワイトエピソードゼロ。
女王を演じられる人は少ない。それが2人も!シャーリーズ・セロンとエミリー・ブラントは美しい。
セットやCGにショ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

変人が戦争を制す。
第二次大戦ドイツの暗号機エニグマを破ったアラン・チューリングの話。天才数学者の異常者ぶりをベネディクト・カンバーバッチが見事に演じる。嫌われ者だったのが信頼を築いて成果を上げる過程
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

黒人彼氏が白人彼女の実家で怖い目に会うスリラー。
白人達の中の黒人の孤独を扱った社会派かと思ったけれど、そういう見方をしてると何とも不思議な気分にさせられる。スリラー的な部分は正統派で他の要素の組み合
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潜入者(2015年製作の映画)

4.0

麻薬組織に潜入捜査で入り込む実話ベース作品。徹底して成りすます。自分が何者なのかわからなくなる程に。
知り合いに出くわしたり、ボスに会う過程はハラハラし過ぎて見てられない。自分の安全も家族も犠牲にし、
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ディアボリカル(2014年製作の映画)

2.0

母子家庭にお化けが出る。
謎の意固地を発揮する母親が子供たち与えるストレスが正体なのかなーと思っていたが…
ジャンルのミスリードみたいなのがやりたかったことなのか?全体の完成度がちょっと失笑ものかな。

スプライス(2008年製作の映画)

3.0

行き過ぎた科学者カップルが人に近いキメラを作ってしまう。アカデミー俳優の無駄遣い。CGのクリーチャーはなかなかの不気味さ。
SFの形を借りているけれど、これは子育てと家族の話。誕生から思春期まで手に余
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タイタン(2018年製作の映画)

2.5

増え過ぎた人類を宇宙に移住させるために人体改造しちゃう。Netflixが遺伝子工学あたりに物言いたい作品。
変わっていく兆しは「ザ・フライ」を思わせる。夫が仕事に没頭して悪くなる夫婦関係を象徴している
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スプリット(2017年製作の映画)

3.0

女子高生3人が多重人格者に誘拐監禁されるシャマラン監督作品。モンスターは人の心が作り出す。
ミスターガラスにつながる話。
人格の演じ分けが鍵かな、と意識して見た。ジェームズ・マカヴォイは頑張った。役者
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

ブルース・ウィリスは壊せない。およそヒーローを扱った映画らしからぬ作品。
続編にあたるミスターガラスが公開されたようで。
シャマラン監督、変わった撮り方するなーと気づいた。列車のシートの間から表情見た
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悪の教典(2012年製作の映画)

2.5

伊藤英明が生徒を虐殺するサイコ教師を演じる話。
原作あるのでストーリーは置いといて、映画的には序盤が弱いかなと思った。ただ徐々にヤバいやつだと思わせて終盤盛り上げるならありか。
否定的な意見が出るであ
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シャドウハンター(2013年製作の映画)

3.0

愛すべき眉毛リリー・コリンズのティーン向け作品。実は彼女は凄い血筋で妖魔と戦う運命にあるのだ。
美形男子に導かれて違う世界へ、という空想は普遍的な物に違いない。
そんな夢を彩る要素は色々と押さえてる。
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.0

少女が韓国の田舎で共に育った豚のすげー奴を取り戻す為に奮闘する。
リリー・コリンズ目当てで視聴。
食肉に対するメッセージ的な作品。動物虐待に反対する団体の駄目さも1つ描かれるし、全てが救われるわけでは
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.5

施設で拒食症と戦う若者達の話。Netflixらしい作品。人生は理不尽で逃げ場は無いというのがテーマに見えた。
可愛らしいはずのリリーコリンズがガリガリの身体を作って臨む。痩せたことよりも覇気のない表情
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.0

中年夫婦が仕事は上手く行かない、若くもない、大人になり切れない生き難さを感じる話。
アマンダ・セイフライド目当てで視聴。SWのカイロレン出てるとは知らなかった。ベン・スティラーがいれば顔だけで面白い。
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アンノウン(2011年製作の映画)

3.5

リーアム・ニーソンがベルリンで記憶を無くす。
でも何か変。自分のポジションに他のやついるし襲われるしアクションできちゃうし。リーアムには焦り顔と怒り顔が似合う。
真相はオイオイとなるけれど、サスペンス
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.0

118歳の老人が人生の可能性を振り返る…ように見えた難解なお話。難しいけれど作家性の強い意図が感じられる作品。
難しいのは、枝分かれした人生が次々とバラバラに現れるから。
運命はちょっとした事で変わる
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

インドの田舎で迷子になったら巡り巡ってタスマニア。里子になって25年、故郷を探す実話。
ルーニー・マーラ目当てで視聴。
迷子の時の不安が伝わる。故郷が見つからない苛立ちと里親家族や彼女との関係がリンク
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ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

3.5

文明崩壊後をタフなデンゼルが西へと向かう。
北斗の拳やマッドマックスみたいな世界。全編セピア色で荒廃した感じが出てる。地味に見えて格闘やガンアクションは骨太感ある。大事にしてた「本」の正体には驚いた。