もじゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

ばかうけだと思うと緊張感は無くなる。

飛来した地球外生命体と言語学者が対峙する話。SFスリラー?
とても静かな作品で派手さは無い。映像的にも時間的にも空白を恐れていない。
宇宙人がやって来る壮大な話
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.0

バイトテロに国境は無い。

失恋した男子美大生が時間を止められるようになった話。時間の流れは心持ちで違うよ、的なことが主題か。映像に印象的なものが多い。場面転換をワンショットでやったり、監督が持ってる
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

4.0

罵る迫力に定評のあるジェニファー・ローレンス。

詐欺師男女がFBIの政界とマフィアの汚職捜査に協力する実話ベースの話。
大きなヤマになってきたり、男女三角〜五角関係なんかで名優達の感情の振れ幅がエラ
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.0

滑稽さと優しさと悲しさで何とも不思議な感じに…

重病抱える裕福な老女がカーネギーホールでリサイタルを。だが音痴だ。本人は気づいていない裸の王様のような実話。
周りの人間の優しさが染みる。ただ、人が笑
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.5

主演女優の撮影は大変だったろうな…

厳しい一人っ子政策下でこっそり生きる七つ子姉妹が30歳から話が動き出す。
姉妹7役をノオミ・ラパスが一人で演じる。なかなか緩くないハードな展開のサスペンスアクショ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

コマは止まったと思う派。

夢の中で情報を植え付けるミッションの話。再々視聴。
夢の中の夢の中の夢まである多層構造が物語を複雑にする。難解さは見る側の挑戦心を煽るし、それに応える緻密な作りと映像に感心
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ZMフォース ゾンビ虐殺部隊(2013年製作の映画)

1.5

ゾンビもの。以上だ。

部隊がゾンビと戦う話。
自分が低予算で映画撮るならどうするかという視点で考えながら見よう!
一定の規模で、一定のクォリティに達するには金がいるんだ。なければアイデアが必要なんだ
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フェイク(1997年製作の映画)

4.0

アル・パチーノの赤いジャージ姿は酷いが実話だから仕方ない。

マフィアへの潜入捜査の実話に基づいた作品。潜入先で信頼され、家庭では不仲。マフィアとは友情を築くが、身内からすら疑われる。いつか帰る場所な
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ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)

4.0

もうスムースジャズは笑い無しに聞けない。

ガールフレンドがソンビに。でも結構コミュニケーション取れちゃう。ジャンルはゾンビコメディで良いんだろうか。状況は深刻なのにゾンビの言動が面白すぎる。最後のハ
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

豚がテイラー・スウィフトってのはシャレになってない。

動物達が歌唱コンテストに参加するアニメ作品。Gleeくらい歌う。葺き替え版を視聴。日本版もMISIAはじめ豪華なようで。
夢は叶うとか自分らしく
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ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.0

弾道曲がり過ぎ。

殺し屋の息子が暗殺集団の教育で立派な殺し屋になるアクション。公開当時はジェームズ・マカヴォイを知らなかった。
とにかくガンアクションがスタイリッシュ。弾丸に寄る視点のスローモーショ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

キャプテン・マーベルは伊達じゃない…まさかの猫映画。

初の女性ヒーローのMCU作品。時代は遡って90年代、アヴェンジャーズ計画前。
女性だから縛られてきた、抑えてきた事を開放するカタルシス。殺してき
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.5

期待以上に銃夢。満足!

記憶を失ったサイボーグ少女が戦いながら自分探しをする日本の漫画の映画化。ディテールは全て原作から持ってきて上手く組み替えて映画サイズにしてる。要素多くて話の筋がハッキリしない
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ミスト(2007年製作の映画)

4.0

スティーブン・キングの悪趣味さに敗北する映画。

霧の中から現れる怪物達から逃れ、住人達がスーパーマーケットで生き残ろうとするパニックホラー。再視聴。
狭い環境に社会の縮図を作り、ストレス下での人間の
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

英国王は随分と庶民と近いんだな。

第二次大戦下の英国王ジョージ六世の吃音を治そうとするお話。
みんな大好きコリン・ファース。この国王も好きにならずにはいられない。国王とライオネルの関係構築がこの作品
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

3.0

ゲームっぽくするために少人数で潜入してみました。敢えてね。

シリーズ4作目。最終章。レジスタンス、首都に侵攻。
キャピトルの大統領も反乱軍の首相も本質は同じ大人。それに従わない強い少女、というのが言
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

3.0

マネシカケス、ってやっと覚えた。

バトロワ映画第3作。もはやバトロワらず。レジスタンスのシンボルとして立ち上がる。最終決戦前の完全につなぎの作品。地下生活だけど髪もメイクもバッチリだぜ。皆が持ち上げ
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

3.0

炭鉱地区育ちなのに泳ぎは上手い不思議。

バトルロイヤルを戦う少女のシリーズ2作目。理不尽に再び参戦させられる。前作よりもゲームに向かうまでがドラマティック。次が気になる終わり方。前回より個性的な対戦
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.0

後のオスカー女優ジェニファー・ローレンスを見よ。

全体主義的未来世界で各地区代表の少年少女達がバトルロイヤル形式で殺し合う話。
ジェニファーがまだ垢抜けていないのが炭鉱地区出身にマッチ。175センチ
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野蛮なやつら SAVAGES(2012年製作の映画)

3.0

トラボルタが自然な姿に…

大麻で儲けてた二人組がメキシコの組織と揉めて共有彼女を誘拐される話。
麻薬ビジネスは怖いもの、なんだけど映像がなんだか小奇麗でオシャレ。下品な役回りはデルトロが負う。本当は
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.5

えっ?英国の法廷ではそのカツラかぶるの?

タイムリープものでファミリーものな作品。
やり直しても変えられないことはあるし、結局同じだから今を大切に生きよう。ありきたりでも普遍的な結論なのだろう。
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クロエ(2009年製作の映画)

3.5

この家族地獄だな…

妻が娼婦に夫を誘惑させて悶々する話。
撮影されたカフェやレストラン、主人公の自宅なんかがどれもオシャレ。役者陣は豪華だし映像も美しい。しかし内容はドロドロだ。ジュリアン・ムーアほ
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.5

酔う酔う。

前編主観バイオレンスアクションという変わり種作品。目覚めればヘイリー・ベネット。美しい。
ゲームかアトラクションみたいで、クローバーフィールドなんかと似た感覚。アクションだけでなくお色気
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

エミネムかっこいい。ヴェノンヴェノンム!

本来はスパイダーマンに対するヴィランであるヴェノム単独映画。MCUに入ってないのかいるのか大人の事情。
ヌメヌメアクションが凄い。お互い負け犬ってだけで
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

5.0

愛する者達のために戦った人生の筈だった。

重厚な三部作の締めくくり。蛇足と言われても必要な作品だった。PART1との対比で見るものだ。老境に臨むマイケルはビトのように、若いヴィンセントはマイケルのよ
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.5

行動力のある馬鹿が最も手に負えない…

知的障害の弟と銀行強盗を働いたところから裏目裏目が連鎖する。
終始緊迫感ある撮り方で真剣なクライムムービーなんだけど、こちらは馬鹿だなーと見てるから全てコミカル
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

蟻は腕多いからいいドラマーだろうな!

MCU作品のSFアクションコメディ第2段。30年前に量子世界に囚われたホープの母を助け出す。
小さくなったり大きくなったりするアクションが凄い。後半怒涛のカーア
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

スカーレット・ヨハンソンとロバート・ダウニーJr.は監督人脈か。

SNS炎上シェフのフードトラックによるロードムービー。
出てくる食べ物がとにかく美味しそう。ブチ切れて職は失ったけれど、主人公は仲間
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.5

乗り越えられることと、できないことと。

便利屋の愛想無い男が兄の死をきっかけに過去に向き合う。
葬儀や甥の世話の場面が淡々と続く中に過去シーンが入る。なぜ今みたいな人間になってしまったかがわかると見
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アメリカン・ソルジャー(2017年製作の映画)

3.5

ベトナムから変わらないのか、マシになったのか。

イラク帰りの兵士達の困難さを追った実話の映画化。ヘイリー・ベネット目当てで視聴。
家族との仲、仕事、精神や身体の問題が悲痛に描かれる。見ていて苦しい。
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

まさに1人ヴィジランテ。デンゼルは正しくて強い。

ホームセンターで働く元凄腕エージェントがロシアンマフィアに立ち向かうアクション。
さすがは名優デンゼル・ワシントン。冒頭からのアリーナとの交流シーン
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キスから始まるものがたり(2018年製作の映画)

3.0

まさかの小室サウンドBe Together。

カリフォルニアの女の子が親友(男)の兄を好きなってどうしよう、みたいなお話。
明るく元気でポップなティーンの作品。アメリカの若い子達が眩しい。ストーリー
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誘拐の掟(2014年製作の映画)

2.5

リーアム・ニーソン主演だと激しいアクションを期待してしまう。

胸糞猟奇誘拐犯を元刑事探偵が追う。
かなり静かなハードボイルド。足を使って情報を集める。小説なら面白いんだろうな、と思いながら見る。映像
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エクスポーズ 暗闇の迷宮(2016年製作の映画)

2.5

海外の地下鉄は恐いね。

同僚警官殺害の真相と天使が見える美女の謎が交錯するお話。
並行する2人がどう関わるかが鍵になるスリラーなんだろうけど、脚本が悪く退屈する。見る側に、こうなんじゃないか?と思わ
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.0

今見て気づく、ヤングKはアベンジャーズのサノス。

地球にいるエイリアン絡みのトラブルに取り組む作品第3段。前作から10年ほど空いた。
派手なアクションよりもKとJの絆に根差した物語。これでシリーズを
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.5

もう元には戻れない。

猿の惑星創成期に続く3部作の2。
勃興する猿文明と衰退する人間文明の対比。どちら側にも穏健派と過激派。過激人間の最後の行動はゲーリー・オールドマンだから納得感ある(笑)
シリー
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