もじゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.5

月面のシーンでは息を止めて見入った。
人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの伝記的映画。
宇宙開発は多くの犠牲を要求してくる。その過程を自分もそこにいるかのように見ることができる。BG
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ルパン三世(2014年製作の映画)

2.5

どうするのが正解だったのだろう。
あのルパン三世の実写化作品。
どうしても厳しい見方になってしまう。アニメっぽくすることは選んでいない。アクションの比率がかなり高いのでその質が高ければなんとかなったか
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マトリックス(1999年製作の映画)

5.0

仮想世界で最強の俺。
映像技術で時代を変えた名作SF。
久し振りに見てみると、CGではなくちゃんとセットを作って壊してることに気づく。まだまだアナログな時代にデジタルな世界を表現してみせたことが素晴ら
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

男はいくつになってもバカ。40代チンピラは痛々しい。
トレインスポッティングの20年後のアンサームービー。
ずいぶん映像が洗練されて小奇麗になったと思ったそばからのゲロまみれ。相変わらず(笑)
やはり
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小さな手/リトル・ハンズ(2017年製作の映画)

3.5

子供の純粋さ、優しさ。
仕事関係で?自暴自棄になったと思われる男が小さな子供を誘拐するが…
子供が言った「壊れちゃった」は男の心に自分の事として響いただろうし、直そうとする姿が次の行動を決めさせたに違
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

ドラッグをやると糞にまみれる。
ヘロインに溺れる若者たちの話。
薬で酷い人生を送ることになる、という教育的なものだと思いたい。冒頭のトイレのシーンや食卓にシーツの中身をぶちまけるシーンはもう最悪だ。
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コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)(2017年製作の映画)

3.5

頭脳派のダークヒーロー。
人気アニメの総集編映画第一部。
ルルーシュの物語の開始から成田山コーネリア戦のちょっと後まで。
主人公は指揮に専念してエースは女の子に任せたり、帝国相手の抵抗と学園生活を両立
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.0

互いにクレイジーと罵り合う2人がかけがえの無い存在に。
心に傷を持ち、病んでしまった男女2人の話。
とにかく前半のパットがヤバイ奴で見ていて痛々しい。ブラッドリー・クーパー熱演。それ以上に評価されたジ
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

名優、期待通り安定の怪演。
第二次世界大戦下、英国首相チャーチル就任直前から4週間を描く。
いつも通りゲーリー・オールドマンは彼だとわからないくらいに風貌を変えている。これ以上ないくらいの変身ぶり。
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

5.0

レプリカントは人間とみなすべきか。
映画史に残るSF大作。
もう何度見たかは覚えてない。
人の管理を離れた人造人間を捜査官が追う。
30数年経た今も全く色褪せないSFの雛形。こうまで作り込んだ世界は類
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.0

これは難解。
不眠症の男がやっと予約を取れたホテルでの短編映画。
死にたいと願う人が行くホテルなのかな?とにかくやべー奴が集まるやべーホテル。従業員の衣装が鮮烈。
何か比喩が散りばめられてるのか、1回
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.5

ジャック・リーチャーの疑似家族が強過ぎる。
トム・クルーズ演じる元MPが軍と民間軍事会社の巨悪を追う、アウトローに続く2作目。ミッションインポッシブルとボーンシリーズの中間みたいな作品。
今回の相棒、
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一人の男、私の息子(2017年製作の映画)

3.5

父親は息子を理解したい。
ゲイの息子、疎遠な妹、かつては厳しかった父親の家族の話。
フランス映画はよく家族の困難をそのまま映す。父親は丸くなって息子や妹と良い関係になる努力をしている。まだその途中の微
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タイタンの逆襲(2012年製作の映画)

3.5

神々が長髪髭面で見分け困難。
ギリシア神話からペルセウスの戦い2作目。前回助けてくれた親を助ける。
ロザムンド・パイクとリリー・ジェームズが出てることが一番の価値だ。
例によってモンスターとの大迫力バ
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トップガン(1986年製作の映画)

4.5

トム・クルーズといえばこれ。
トムがトムキャットに乗る話。
何度見たかはわからない。
過信と挫折、上官との恋、仲間、勝利。全てあるし、これで十分。各シーンとBGMのマッチがたまらない。デンジャーゾーン
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タイタンの戦い(2010年製作の映画)

3.5

イージーモードでゲーム開始。
ギリシア神話、ゼウスの息子ペルセウスがハーデスに挑む。リメイク作品。
再視聴。
なんで戦うかは深く考えずともひっきりなしに敵は現れるので倒すのみ。大迫力バトルで最後まで突
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偽りの忠誠 ナチスが愛した女(2016年製作の映画)

3.5

美し過ぎるメイドだから仕方ないね。
退位したドイツ皇帝の屋敷でナチス大尉とスパイの禁断の恋の話。
リリー・ジェームズ目当てで視聴。
お話はさほど盛り上がるものではないけれど、この時代の背景が見ることが
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ハリウッド・スキャンダル(2016年製作の映画)

3.0

巨人の奇行に翻弄される。
50年代アメリカ、伝説の富豪ハワード・ヒューズの話。晩年言動がおかしくなり、それに振り回される周囲が描かれる。
女優の卵と運転手の禁じられた恋が主題かと思いきや、ハワードの話
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ミッシング ID(2011年製作の映画)

3.0

実は自分はすげーやつだった。
トワイライトの狼くんといい眉毛のリリーコリンズのサスペンス。
ティーンのアイドル俳優2人が活躍する。深い作品ではない。ただノンストップで目まぐるしく進むので退屈はしない。
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

3.5

ハリウッド版とは違った生々しさ。
人気小説ミレニアムの1作目。名家の失踪令嬢に絡む謎を記者が追う。
比べて見るとデビッド・フィンチャーのハリウッド版は役者達が小奇麗、動きがキビキビでスタイリッシュ。本
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.5

こんな筈じゃなかった症候群。
転落元リッチ女性の第2の人生の話。現在の生活の中で転落最中の出来事がフラッシュバックする作り。
挫折を認める難しさ。これでオスカー取ったケイト・ブランシェットのリアリティ
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

ヒロインはいつもショートカットのちょいダサ娘。
プロメテウスに続くリドリー・スコット作品。
監督はもう趣味に走ってる気がする。杜撰すぎる惑星探査のやっつけ感。見せたいのは寄生生物を介することで生命を生
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マンイーター(2007年製作の映画)

2.5

ワニワニパニック。
大きな河で大きなワニに襲われる。
アナコンダやジョーズみたいなリアル動物モンスターもの。
肝心のワニが全貌を現すまでやや引っ張ったものの、なかなかいい動きでデスロールまで披露するの
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スリザー(2006年製作の映画)

3.0

あえてのB級レトロだ。あえてね。
隕石由来の寄生生物に町の人たちが次々乗っ取られる。
巨大ヒルの踊り食いが如く口から侵入されるけれど、その時の役者達の白目演技が凄い(笑)ゾンビ化したりゲロ攻撃したりす
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憧れのウェディング・ベル(2012年製作の映画)

3.0

古いドーナツはそんなに重要なのか。
婚約した2人がうまく行かない話。
エミリー・ブラントがヒロインなので視聴。
所々に結構笑えるポイントがある。出演者は皆面白い。ただ主題がちょっと絞れてないように思え
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アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

4.0

映画に舞台を持ち込んだ。
古典文学の幾度目かの映画化。
帝政ロシア末期の貴族の不倫のお話。今さら普通にやっても面白くないのか、舞台装置を使って場面を表現する。この大胆さは素晴らしい。ダンスのシーンで2
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.5

良く言えばリアル、悪く言えば地味。
元憲兵のトム・クルーズが無差別狙撃殺人の真相を追う。
色々な作品で主演するトムがガチなハードボイルドをやりたかったのだろう。作中のセリフが小説っぽい。リアリズムの追
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

深遠で遠大な完璧な作品。
シリーズ最高の2作目。
マイケルとビトの対比で見るものを揺さぶる。登っていくビト、困難に向かうマイケル。だがどちらも同じ愛を持っているはず。仕事をやり遂げるほど、マイケルは孤
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コレクション(2018年製作の映画)

3.5

もうギリギリだったんだね…
画商が蒐集家のコレクションを検分する短編作。
主人の様子から結末の予感はあった。そのラストの画面とセリフ、娘との表情が1番の見どころ。

野獣(2018年製作の映画)

3.5

抱えきれない罪悪感と恐怖。
少年2人で遊んでたら恐ろしいことになる話。
こういうのわかるな…どうにもできない。取り返しがつかない。これは子供達だけれど、大人でも同じだろう。
15分程度の長さでも子役だ
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夜明け(2018年製作の映画)

3.0

ザ・青春からの極限。
男男女でゴムボート漂流。
むき出しになる感情。親友による彼女への嫉妬?短い尺ながら時間の経過や焦燥、疲弊はよく感じられた。

ヘラクレス(2014年製作の映画)

3.5

ヘラクレスはマッチョ。マッチョといえばドゥエイン・ジョンソン。
ギリシア神話の英雄の戦いを描く作品。
このヘラクレスはよそのヒーローみたいに超常的な力を発揮したりしない。筋肉が能力なのだ。CGに頼らず
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青い犬(2018年製作の映画)

3.0

わんこは正義。
何もかも青色に塗ってしまう父親と息子の話。
青が不安の色なのかな。息子、犬、ヒンズー教の少女が媒介して父親に影響を与える。

花々(2018年製作の映画)

3.0

ママンの取り憑かれた表情が怖い。
亡き夫の墓に供えるゼラニウムに執心する女性の話。
大事な筈の息子がかわいそう。女性の顔をアップで撮るシーンが多く、それを強調したい作品なんだと思う。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.5

敵か味方か謎の美女。スパイはなぜ女に弱いのか。
トム・クルーズのシリーズ5作目。スパイチームは解体されて国から追われるものの、シンジケートを追う話。
今回も空で水でオペラ座でアクション。
敵の背景や女
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ユピテルとイオ(2017年製作の映画)

2.5

1人残る使命感と孤独。
地球の空気がもうだめなので皆木星の衛星に脱出。女性研究者が地球に残り再生の道を探すNetflix映画。
文明が死んで荒廃した地球だったり、主人公が暮らす様子が作品の主な所。ただ
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