クレイジーな奴らによる、クレイジーな戦い。
あそこまで嫌われるのも逆に才能。
でも、強くて可愛くてカッコいい。
山田修とハローナイツのグループに、出戻り田舎娘が加入する話。
昭和歌謡の数々を聴きたくて鑑賞。
人間関係の回収はあまりできてない気がする。
歌を聴きたい、懐かしさに浸りたい人にオススメ。
悪女リタ・ヘイワースに振り回される男たち。
鏡の銃撃戦、血に飢えた鮫のようにどちらも生き残れない。
「夜は若く…」で始まる、コーネル・ウールリッチの小説の映画化。
犯人は明確なので、犯人像に興味をそそられなければ厳しいかも。
個人的には、幻の女の目撃者を追うあたりが面白い。
奇術師でありペテン師。
度が過ぎて、詐欺まがいの仕事まで始める始末。
落ちぶれたタイロン・パワーが、最後ケイリー・グラントに見えてきた。
怪しいと思った人がやっぱりそうで、割りと予想がつく展開。
前作に引き続き、気持ち悪い成田凌が見られる。
もはや、スマホを落としたかどうかではない。
送り主不明の秘密文書を追う記者。
元上司の自殺によって、情報操作の仕事に疑問を抱く内調の官僚。
ねじ曲げられた真実に立ち向かい、違う立場の2人が正義を問う。
ジャーナリズムだけでなく、人としての正しい>>続きを読む
家庭を蔑ろにしてきた男が、人生を懸けてレーピンのキリスト肖像画を落札する。
娘からすると、呆れる程身勝手な父。
孫からすると、尊敬できる祖父。
何人もの愛人を抱える男が、偽の妻を雇い別れ話をして回る。
利害関係だけで成り立っている大泉洋と小池栄子だったが、次第に惹かれるようになる。
舞台をそのまま映画にした感じは否めないが、畳み掛けるような2>>続きを読む
過去を抱えた幼馴染みの3人が、18年ぶりに故郷で再会する。
さすが、バーバラ・スタンウィックの悪女ぶりが凄まじい。
カーク・ダグラス、本作がデビューとは思えない演技。
犯罪都市ニューヨークでモデルの女性が殺害される。
刑事の懸命な捜査により、犯人を追いつめる過程を描く。
当時としては画期的な、全編ニューヨークロケを敢行した作品。
中盤に若干の中だるみはあるが、街並み>>続きを読む
障害者ばかりを狙う連続殺人事件が発生。
声の出ないドロシー・マクガイアにも魔の手が忍び寄る。
犯人が分かってきても、最後まで面白い展開。
らせん階段が恐怖や不安を煽る。
完全に一人称の視点で進行し、物語の中では鏡を通してでしか映らない。
昔に原作を読んだので、思い出しながら鑑賞。
このフィリップ・マーロウ、気だるさはあまりないが、飄々として嫌味な感じはあった。
人気俳優と少年の文通による交流を、彼の死後回想形式で語る。
孤独が2人を繋いだが、着地点は絶望ではなく希望。
スウェーデンで夏至に行われるという、90年に一度の祝祭。
交換留学生に誘われ参加した大学生の男女。
夜になっても日が沈まない時点で、不気味さが加速する。
情緒不安定な大学生プローレンス・ピューのキャラ>>続きを読む
まさに "Born in a Trunk" 、ドル箱スターとして名を刻んだ稀代の女優ジュディ・ガーランド。
良き母親になろうと努力する一方で、歌だけは歌い続けた生涯。
華々しい舞台でしか生きられなかっ>>続きを読む
ヒトラーへの忠誠を拒絶した事から始まる悲劇。
夫は牢獄で、妻は小さな村でひどい仕打ちを受ける。
どれだけ鎖で繋ごうと、己の信念を貫くという精神の自由までは奪えない。
農夫の寡黙さ、大自然の雄大さが印象>>続きを読む
体験型脱出ゲームに参加する男女6人。
それは強制的に始まり、見えない相手との極限の戦いを余儀なくされる。
完全に続編ありきの作品。
密室で熱さや寒さ等、色んなシチュエーションに耐えながら脱出を目指す。>>続きを読む
探偵の役回りを担う賭博師のアラン・ラッドが、冷静というより冷淡に事件を追う。
要所々々でガラスを多用。
ダシール・ハメット原作と後に気付く。
天使の顔をした恐ろしい女を、ジーン・シモンズに演じさせる素晴らしさ。
ロバート・ミッチャムも、男は破滅したがる生き物なのかと、観る者に思わせる雰囲気。
タクシーのクラクションが虚しい…。
負け続けの落ち目のボクサーが、勝手に仕組まれた八百長試合に葛藤する。
これはこれで、2人にとって幸せな結末だったと思う。
ボクシングを観戦しながら、ラジオで野球中継を聴くおじさんがなんか良い。
アイルランドの地下活動の資金に充てるため、仲間と工場を襲撃した男。
銃弾で負傷する中、警察の包囲網をかいくぐり逃走するが…。
警察との対立ではなく、逃亡中に出会う一般市民とのやり取りが中心。
キャロル>>続きを読む
強盗に巻き込まれ囚人となった主人公。
二度の脱獄を経て、一生追われる身となる。
償うべき罪と刑務所の劣悪さは別物だが、色々考えさせられる作品。
犬目線で描かれた冒険小説。
旅人のハリソン・フォードを中心に、人との様々な生活を経て、遂に自分の居場所を見つける。
失踪してしまったが、見た目ではスピッツが断トツでクール。
ダン・スティーヴンスは、相>>続きを読む
セクハラ訴訟を起こして、FOXのCEOを辞職に追い込んだ女性キャスター達。
しかし、女性側もその権力を利用している部分もあって、一筋縄ではいかない感じ。
被害女性らに支払われた賠償金より、CEOの退職>>続きを読む
『アラバマ物語』の舞台。
しかし、その名作から四半世紀経っても何も変わらない現状が悲しい。
黒人というだけで、100%"白"でも死刑になってしまう国。
王道のインド映画。
歌、踊り、華やかな衣装、豪華な鏡の城。
王子ヴィジャイと貧しい役者プレームが瓜二つな設定も許せる。
これは皆プレーム兄貴を好きになって当然。
町民の暴徒化で、冤罪の男に火を放つ。
集団心理の恐ろしさを巧く描いていてフリッツ・ラングらしい。
塀の外を一目見たくて、囚人は脱獄を諦めない。
若き日の野性味溢れるバート・ランカスターが適役。
囚人よりも暴力的な看守ヒューム・クローニンもしかり。
真犯人というか、黒幕というか、その人物が割りと早い段階で見えてしまう。
記憶喪失の復員兵が自分を見つける中で、事件に巻き込まれていく設定は良いと思う。
THE ALFEEのデビュー40周年を記念するドキュメンタリー映画。
ライブは勿論、レコーディング風景や声が絶不調の舞台裏など貴重な映像も。
アコギ2本で魅せる『シュプレヒコールに耳を塞いで』は何度聴>>続きを読む
第一次世界大戦、攻撃中止命令を伝えるために選ばれた2人の英国兵士。
映像の迫力。
でも、それ以上に物語に没入する。
劇場版の第2弾は恐竜特集。
羽毛の恐竜が存在していた事は意外。
陸のティラノサウルス、海のモササウルスが最強過ぎてカッコ良い。
その他、個性溢れる恐竜たちも色々登場する。
羽毛のもふもふ感は違和感があ>>続きを読む
完全犯罪成立かと思われた矢先の、衝撃のラスト。
5時を告げる鐘が哀しい。
シモーヌ・シニョレの抑えた演技も良かった。
内容はなんてことないけど、エンジェル達がとにかく綺麗で可愛い。
その場を楽しむのに最適。
イデオロギーなんかクソ食らえの映画。
タップダンスの場面は心が躍る。
戦時中の娯楽だからか、ステージが余計に輝いて見えた。
引っ掛かった杖、反射するタップシューズなど、余韻を残すカット割りも効果的。