pierさんの映画レビュー・感想・評価 - 92ページ目

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大奥(2010年製作の映画)

2.5

発想は理解できる。
今の世相を反映している部分もある。
でも、台詞棒読みで感情移入は不可能。

インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン(2006年製作の映画)

3.5

ディズニーらしく後味の良い物語。
単なるスポ根映画で終わってない。

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.3

'60年代の青春モノ。
ベトナム戦争など暗い影も窺える。
若き日のハリソン・フォードが見られる。

デッドゾーン(1983年製作の映画)

4.2

恋人も仕事も自由も失った、クリストファー・ウォーケンの切ない表情が印象的。
傑作だと思う。

レディホーク(1985年製作の映画)

3.2

日食を利用するとは、なかなかロマンチック。
でも、ファンタジーなので個人的には合わなかった。

ジャッカルの日(1973年製作の映画)

3.5

ド・ゴール暗殺の話。
真実とフィクションが融合して映画的な仕上がり。
暗殺までの準備が長く、最後はあっけない。

渇き(1957年製作の映画)

3.6

他のインド映画とは一線を画している作品。
貧しい娼婦がリアル。

電話で抱きしめて(2000年製作の映画)

3.9

遺作となったウォルター・マッソーのボケぶりが面白い。
最期の言葉に「…ジューン・アリスン」と言えるのが羨ましい。

メッセージ・イン・ア・ボトル(1999年製作の映画)

4.1

君は僕のコンパスだなんて、彼にしか言えない台詞。
ポール・ニューマンとの親子の絆に感動。

マスカレード/甘い罠(1987年製作の映画)

3.0

当時人気があったロブ・ロウ。
そのためか、悪人になりきれていないのがイマイチ。

リスボン特急(1972年製作の映画)

3.6

邦題がかっこいい。
ドヌーヴの出演シーンが意外と少なく、これもやっぱり男の映画。

スピード(1994年製作の映画)

3.5

犯行の動機は弱め。
アクションムービーとしては悪くない。

ウィンタースリーパー(1997年製作の映画)

3.2

フォークで皿をなぞるシーンが『白い恐怖』を彷彿とさせる。
内容は相変わらず難解。
『マリアの受難』よりは観やすい。

支那海(1935年製作の映画)

4.0

ゲイブルの男らしい制服姿と野性的な眼差し。
ジーン・ハーロウとの共演も最高。

トパーズ(1969年製作の映画)

3.2

ヒッチコックで一番いただけない作品。
キューバ危機がテーマ。
人物整理がややこしかったと記憶している。

不機嫌な赤いバラ(1994年製作の映画)

3.4

憎たらしい元大統領夫人と、護衛するシークレット・サービス。
我が儘は彼女に振り回されながらも信頼関係を深めていくが、遂に誘拐事件が起こってしまう。
とにかく2人の口論が笑える。

わが青春のフロレンス(1970年製作の映画)

3.6

20世紀初頭のイタリア。
幼い頃両親を亡くした青年が故郷に舞い戻る。
父の仲間たちの影響もあり、労働闘争に身を投じていく。
自分は何者なのか、誰のための闘いなのか。
結果的には、父親と同じ運命を辿る青
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さまよう刃(2009年製作の映画)

3.5

娘を殺害された悔しさを晴らすこともできず苦しむ父親。
最後、死に場所を求めに行く姿が悲しい。

鷲は舞いおりた(1976年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦下の1943年。
ヒトラーはチャーチル首相の誘拐するという実現不可能なミッションを思いつく。
極秘静養中のチャーチルの居場所を突き止め、スカウトしたIRA工作員を送り込むが…。
米独共に
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アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)

3.1

ミュージカルだけど、ベトナム戦争を背景にシリアスな場面も。
ビートルズの歌詞の意味がわかると深い。

シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

3.7

この手の作品は、結ばれなくても観る者を幸せにする力がある。

綴り字のシーズン(2005年製作の映画)

3.5

リチャード・ギア演じる大学教授が、ある日娘の突出したスペリング能力に気付く。
子供に過度な期待を寄せる事で、円満だった家庭が次第に崩壊していくのがリアル。
折り紙の綴りを故意に間違え、危機を免れるのが
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.6

若さ、美貌、財力のすべてを持ち合わせるトム・クルーズ。
嫉妬深い恋人がいながら、別の女性に一目惚れした事で人生が一変する。
心理と科学が交錯して、時間軸がバラバラで理解しにくい展開。
終始混乱が続くが
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.6

ブルックリンで銀行強盗に失敗した3人。
警察に完全包囲され追いつめられた彼らは、意外にも人質をとって全面対決を選ぶ。
ゲイの恋人の性転換手術費用のためという、如何にも1970年代のふんわりした動機。
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X線の眼を持つ男(1963年製作の映画)

3.7

序盤は娯楽性もあって楽しいが、徐々に恐ろしくなる展開。
SFオカルトとしては良い。
レイ・ミランドもダンディ。

組織(1973年製作の映画)

3.4

組織の銀行を襲った事で兄を殺された弟が、出所後に恋人と相棒を仲間にして復讐する。
豪華で渋い出演者たち。
組織の脆さに比較的突っ込みどころもあるが、男同士の友情が美しい。
最後は暗過ぎず、意外とスカッ
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死にゆく者への祈り(1987年製作の映画)

4.3

スクールバスを誤爆した過去を持つ、元IRAのテロリスト。
教会に身を寄せてその赦しを乞う。
神父や盲目の娘との交流も良い。
何よりミッキー・ロークが最高にカッコ良い時代の作品。
優しさが仇となる孤独な
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フールズ・オブ・フォーチュン(1990年製作の映画)

4.0

20世紀初頭のアイルランド。
IRA弾圧の動きが活発になる中、使用人がスパイの疑いをかけられた一家の悲劇。
家族を失った長男が復讐を誓う。
結局は、殺戮の連鎖を止められない。
悲しくてもそれが人間の性
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大いなる西部(1958年製作の映画)

3.9

西部劇であって西部劇でない、ヒューマンドラマ。
グレゴリー・ペックに、アメリカ人の理想像が投影されている。

ランダム・ハーツ(1999年製作の映画)

3.8

サスペンス、ラブ、パニックと多様なジャンル。
ポラック作品は映像が綺麗。