発想は理解できる。
今の世相を反映している部分もある。
でも、台詞棒読みで感情移入は不可能。
ディズニーらしく後味の良い物語。
単なるスポ根映画で終わってない。
'60年代の青春モノ。
ベトナム戦争など暗い影も窺える。
若き日のハリソン・フォードが見られる。
恋人も仕事も自由も失った、クリストファー・ウォーケンの切ない表情が印象的。
傑作だと思う。
日食を利用するとは、なかなかロマンチック。
でも、ファンタジーなので個人的には合わなかった。
ド・ゴール暗殺の話。
真実とフィクションが融合して映画的な仕上がり。
暗殺までの準備が長く、最後はあっけない。
遺作となったウォルター・マッソーのボケぶりが面白い。
最期の言葉に「…ジューン・アリスン」と言えるのが羨ましい。
君は僕のコンパスだなんて、彼にしか言えない台詞。
ポール・ニューマンとの親子の絆に感動。
当時人気があったロブ・ロウ。
そのためか、悪人になりきれていないのがイマイチ。
邦題がかっこいい。
ドヌーヴの出演シーンが意外と少なく、これもやっぱり男の映画。
フォークで皿をなぞるシーンが『白い恐怖』を彷彿とさせる。
内容は相変わらず難解。
『マリアの受難』よりは観やすい。
ヒッチコックで一番いただけない作品。
キューバ危機がテーマ。
人物整理がややこしかったと記憶している。
憎たらしい元大統領夫人と、護衛するシークレット・サービス。
我が儘は彼女に振り回されながらも信頼関係を深めていくが、遂に誘拐事件が起こってしまう。
とにかく2人の口論が笑える。
20世紀初頭のイタリア。
幼い頃両親を亡くした青年が故郷に舞い戻る。
父の仲間たちの影響もあり、労働闘争に身を投じていく。
自分は何者なのか、誰のための闘いなのか。
結果的には、父親と同じ運命を辿る青>>続きを読む
娘を殺害された悔しさを晴らすこともできず苦しむ父親。
最後、死に場所を求めに行く姿が悲しい。
第二次世界大戦下の1943年。
ヒトラーはチャーチル首相の誘拐するという実現不可能なミッションを思いつく。
極秘静養中のチャーチルの居場所を突き止め、スカウトしたIRA工作員を送り込むが…。
米独共に>>続きを読む
ミュージカルだけど、ベトナム戦争を背景にシリアスな場面も。
ビートルズの歌詞の意味がわかると深い。
リチャード・ギア演じる大学教授が、ある日娘の突出したスペリング能力に気付く。
子供に過度な期待を寄せる事で、円満だった家庭が次第に崩壊していくのがリアル。
折り紙の綴りを故意に間違え、危機を免れるのが>>続きを読む
若さ、美貌、財力のすべてを持ち合わせるトム・クルーズ。
嫉妬深い恋人がいながら、別の女性に一目惚れした事で人生が一変する。
心理と科学が交錯して、時間軸がバラバラで理解しにくい展開。
終始混乱が続くが>>続きを読む
ブルックリンで銀行強盗に失敗した3人。
警察に完全包囲され追いつめられた彼らは、意外にも人質をとって全面対決を選ぶ。
ゲイの恋人の性転換手術費用のためという、如何にも1970年代のふんわりした動機。>>続きを読む
序盤は娯楽性もあって楽しいが、徐々に恐ろしくなる展開。
SFオカルトとしては良い。
レイ・ミランドもダンディ。
組織の銀行を襲った事で兄を殺された弟が、出所後に恋人と相棒を仲間にして復讐する。
豪華で渋い出演者たち。
組織の脆さに比較的突っ込みどころもあるが、男同士の友情が美しい。
最後は暗過ぎず、意外とスカッ>>続きを読む
スクールバスを誤爆した過去を持つ、元IRAのテロリスト。
教会に身を寄せてその赦しを乞う。
神父や盲目の娘との交流も良い。
何よりミッキー・ロークが最高にカッコ良い時代の作品。
優しさが仇となる孤独な>>続きを読む
20世紀初頭のアイルランド。
IRA弾圧の動きが活発になる中、使用人がスパイの疑いをかけられた一家の悲劇。
家族を失った長男が復讐を誓う。
結局は、殺戮の連鎖を止められない。
悲しくてもそれが人間の性>>続きを読む
西部劇であって西部劇でない、ヒューマンドラマ。
グレゴリー・ペックに、アメリカ人の理想像が投影されている。