おそらく世界で最も自身の価値と影響力を自覚し、そのブランディングにも気を使っているアーティスト、バンクシー。彼が2013年10月にニューヨークで仕掛けたイベントを追った記録映画。
一ヶ月間、毎日ニュ>>続きを読む
もっと早く観ておけばよかった。
近所の異常に神経質なジジイにはとんでもないヒミツがあるのかもしれない……という児童文学的パラノイア、もとい想像力が炸裂して、幾つものジャンルを横断する豊かなCGアニメ>>続きを読む
回を重ねるごとに、確かにCGは良くなっている。
相変わらずまったくタメのない編集&自然光の撮影でカットごとの照明がズレまくっていたりと、映画としては杜撰極まりないが、それさえ気にしなければ、スクリュ>>続きを読む
FALSE GOD
ザック・スナイダー、空薬莢が落ちる瞬間好き過ぎ問題。あと、スクート・マクネイリー、またそんな役で使われて……それはさておき。
公開早々に四方八方から非難と擁護の声が7.1chサ>>続きを読む
前作から大幅に予算が増えたらしいことは画面からもヒシヒシ伝わってくるものの、プロットは前作と同じ。ある意味正統的な続編か。
主人公の服がユニクロ以下みたいなショボさなのはなんでなんだろう。前作からだ>>続きを読む
相変わらず現在でも作られ続けている『ジョーズ』の子どもたち。映画のあらゆる場面がガバガバだけど、それを織り込み済みで観るような類のものだろう。
この映画を観れば、所謂「普通の映画」がどれだけライティ>>続きを読む
観る前に「まぁだいたいこんなもんだろうな」と予期していた内容をあらゆる意味で超えてこない/裏切ってこない作品ほど辛いものはなくて、本作はまさにそんな感じ。ポスターと予告から伝わる以上のものは何も出てこ>>続きを読む
全体的にふわっとしてるエコモスラ。子供向けだとしても詰めなきゃアカンでしょ。新モスラの顔見せだけをしている映画といっても過言ではない。
中盤でデスギドラ(この名前も、造形もね……)に蹂躙されるところ>>続きを読む
邦題が全部、マズい方向に間違えてるんだよなー。ミスリードだよね。そもそも“The Big Short”だし、全く華麗じゃない(寧ろ泥臭さしかない)し、大逆転なんてしないし。まぁ、あの時何が起こったのか>>続きを読む
コンクリートの前では神など信じるな。
何かに取り憑かれている人系映画であり、人間の姿をした怪物系映画でもあると思う。『ノーカントリー』は極北でちょっと遠いけど、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』とか実>>続きを読む
どんな映画か事前に大体わかって観ても、あらゆる場面、演技、演出に疑問符が浮かび続け、出てる奴が全員ヘタクソにしか見えないという恐ろしい映画。言わば、映画界の◯村証券。
監督が演出を出来ないのかする気>>続きを読む
あー、監督が一連の海猿シリーズとか劇場版MOZUの人なのね。そうかそうか。で、脚本は映画踊る大捜査線の1,2作目の人と。なるほど。うん。
一番の見所はガングロの元こども店長ではなかろうか。
原作が>>続きを読む
ニューヨークに暮らすアッパーな人々を織り込んだ壮大なタペストリーの一部といった風情。『ビル・カニンガム&ニューヨーク』や『アドバンスド・スタイル そのファッションが、人生』、『ダイアナ・ヴリーランド >>続きを読む
2001年にこの話を映画にしちゃうジョン・カーペンターには尊崇の念しか沸かない。
天然資源の採掘場と化し、人類が入植しているている未来(西暦2176年)の火星で、囚人護送のためにシャイニング渓谷を訪>>続きを読む
残念ながら平成ウルトラマンシリーズにはそこまで思い入れがないのでノリきれなかった、のか?でもティガとかメビウス好きだけど、やっぱりあのソードマスターヤマト的ダイジェスト戦闘みたいなのはノれないかなぁ。>>続きを読む
物語の構造は原作通りだけど、アイテムの数を増やしてアクションを足し、ヒロインを追加して派手にね……という方向での映画化。
主人公がエンジニアであるが故にジョン・ウー印のヴァイオレンスは抑えめ……だけ>>続きを読む
最後のクリスマスは最高のパーティーで!
両親を事故で喪って悲嘆に暮れていたイーサン(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)を慰めるために、親友のアイザック(セス・ローゲン)とクリス(アンソニー・マッキー)>>続きを読む
「あなたはタミル語でも面白くない」
内戦続くスリランカから家族を装って脱出し、フランス社会の最低部に潜り込んでなんとか生活をはじめた3人が、ぎこちない、偽りの関係から真の家族になろうとする話……では>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
待ちに待った同窓会。雪山のロッジに招待されて、みんなで温かいシチューを食べよう。そういう映画。
映画の上映時間って不思議で、基本的には面白いと短く感じ、つまらないと長く感じるけど、個人的には時々例外>>続きを読む
「あなた、天から投げ落とされてきたような人ね」
精緻に組み上げられた構図と色彩が、50年代ニューヨークとそこに生きた人々の姿をスクリーンに浮かび上がらせる。物語の語り方はデヴィット・リーン監督『逢び>>続きを読む
「一生砂糖水を売り続けるのか?」
事前の期待値が低かったせいで、そのギャップも相俟ってか、かなり良かった。スティーブ・ジョブズの生涯を、象徴的な新製品発表会直前40分リアルタイム進行×3回の中に圧縮>>続きを読む
なんとなくつけて流していた程度。しかしそれにしてもこのカット割りとか画面構成とか編集どうなってんだよ……と思ってたら、監督堤幸彦!はい。はい。
主演が市川由衣で、その父親役に森本レオ。ココリコ田中が>>続きを読む
エンヤコラ。
美輪明宏はまだヨイトマケていないので丸山明宏名義。監督は深作欣二。三本同時上映だったうちの1本で、本作も他2本も上映時間が80分台。A,Bに分かれてないのかな?
冒頭の手持ちみたいな>>続きを読む
海上に霧と船が見えたら、お前は死ぬ、的な。あなたの夜が来る、的な。
船員皆殺しにして金塊を奪った悪党5人が3年後次々死んでいく話にキリスト教が絡まっていたり、そうでもなかったり。江戸の怪談話的な、実>>続きを読む
何かテキトーな映画をテキトーに観ようと思って観た、ダメな方のPAことポール・W・S・アンダーソン監督によるSFスリラーというか、スペース・ホラー?映画。私的な鑑賞動機、目的を見事に果たしてくれたという>>続きを読む
もはやジェシー・アイゼンバーグのアイドル映画なんじゃないか……!?
田舎町のコンビニバイトで暮らしてる主人公が、実はメイドバイCIAの人間兵器でした、と。デンゼル・ワシントン(from『イコライザー>>続きを読む
主人公を演じるクリストファー・ウォーケンが若くてかっこいい映画。彼の人間離れした容姿が「事故で超能力を得てしまった内省的でピュアな男」という主人公像に上手く合っている。場面場面で浮かべる笑顔がどれも違>>続きを読む
この映画のウォーレン・ベイティ、マーク・ラファロに似てる気がする。
タイトルをカタカナでググると某ソ連好きな人の曲しか引っかからないのがなんとも。確かに、観終わってスッキリするタイプの映画ではないし>>続きを読む
"I Will Survive"
某T◯KIOとの共通点?で話題を攫っている感のある本作だけど、観ればやっぱりしっかりリドリー・スコットの映画だし、マッド・デイモンの持つ生来の「陽」な雰囲気が十二分>>続きを読む
全次元初の異世界生配信だぞ!
SCU(白石晃士・シネマティック・ユニバース)におけるアベンジャーズ的映画である(集うのは廃人、故人、行方不明者ではあるが……)と同時にフューチャー&パストでもあるとい>>続きを読む
王道ファンタジーの世界がジム・ヘンソンの卓抜した特殊造形技術とマペット操演によって精緻に作り上げられている映画。若き日のジェニファー・コネリーがヒロイン:サラを演じ、魔王ジャレスに扮するのはデヴィット>>続きを読む
アルヴィスいねー。クリアファイルにはいるのに。パンフによると、前作を完全に消す(隠す?)方向で構成し直したらしい。ミリア視点の物語とのこと。全体としては、色々な意味で誰得企画なのは確か。
銀翼のファ>>続きを読む
復讐に取り憑かれた柄本明が厄介過ぎる映画。
何度観直しても残念な気持ちになる。特に人間ドラマの部分が酷い。まぁ、急遽作ったから、というところがあるのかもしれないけど、それにしたってもっとやり方という>>続きを読む
トビー・フーパー監督で脚本にダン・オバノン!
マチルダ・メイの裸体のみがクロースアップされがちなイギリス製作のスペースホラー映画。原題は‘ Lifeforce’で、テーマ的にはこちらの方が合っている>>続きを読む
ハングオーバーの歯医者ことエド・ヘルムズ主演、家族旅行コメディ。ヒロインというか妻役はクリスティナ・アップルゲイト!『俺たちニュースキャスター』のヴェロニカとか、『マーズ・アタック!』のシャロン等々。>>続きを読む
一連のバカサメ映画かと思って見たら、以外にしっかり作られていた。でもバカな映画であることにかわりなかった。そして、わざわざ観る映画じゃない。そんな感じ。
あまりにもサメのCGとかセット、役者がチープ>>続きを読む