Ikeさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.2

こんな事件があったとは知らなかった. 2011年は日本にとっても大打撃を受けた年なので、不謹慎ではあるがある種の共感を覚える.
ウトヤ島は端から端までほんの数百メートルしかない本当に小さな島で、案外
>>続きを読む

第七の封印(1956年製作の映画)

4.4

色々と頷ける映画だった. これは確かにウディ・アレン好きそうだわ. というかウディ・アレンそのものだわ.

キンスキー、我が最愛の敵(1999年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます


時おり彼を抱きしめたいと思う
一緒に映っている古い映像を見たからそう思うのだろう
私たちは友達で当然のように冗談を言い合っている
私たちは一体だった
一緒に破滅する覚悟ができていた
一緒に船に乗って
>>続きを読む

セプテンバー(1987年製作の映画)

3.6

ウディ・アレンによる室内会話劇. とにかくずっと会話. 「インテリア」でも見られた静かなシリアスもので、かなり野心的な作品だと思う.
外で吹き荒れる嵐が去って、歪みの溜まっていた人間関係・家族関係が改
>>続きを読む

アメリカ アメリカ(1963年製作の映画)

3.8

奇妙なことに、エリア・カザン監督作品はこれが初となった. 19世紀末、アナトリアでの民族構成はトルコ人が大多数を占めており、少数派のアルメニア人とギリシャ人は低い社会的地位にあった. 青年スタヴロスも>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.4

10年ぶりの監督兼主演ということで話題の本作. テーマとしての目新しさは感じられなかった. 仕事一辺倒で家族を蔑ろにしてしまった老人のよくありそうなお話だが、だからこそ本人が演じてまで世の人に伝えたか>>続きを読む

イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.7

インパクトには欠けるけど、わかる、わかる、のオンパレード.

コブラ・ヴェルデ(1988年製作の映画)

4.0

やっと観れた.
ヘルツォーク映画におけるキンスキーの暴れっぷりは健在. しかし映画内でのストーリーの運びにはなんだか違和感を感じてて、それを稚拙と捉えるか、芸術と捉えるか. 個人的には他のことに力が入
>>続きを読む

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

子供は子供だった頃…なぜあなたはあなたなのか. 他者と自己に違いを設ける意味は? なぜあなたと私は一体でないのか.
でもなぜ?

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.4

類い稀なるイケメン主人公蔑まされ映画.
前半のロードパートは面白かったけど、終盤ウェディングパートで失速か. オチはグランパの一貫した姿勢が遂に実を結んだ結果となり満場一致で拍手喝采.

フレンチ・コネクション2(1975年製作の映画)

3.5

ラスト10分はそれ以前とのギャップからさらに引き込まれました.

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.8

初っ端から飛ばしているのでストーリーの起伏は乏しい. でも映画でラリったのは初めてだ.
ザッツ・ギリアム・マジック!!