「キリエのうた」を観た後、気味の悪さが凄すぎて近づきたくなかった。普通の夜をいくらでも死にたい夜に変えられたし、このまま配信されていた「リリイ・シュシュのすべて」を見返す気になっていればどうなったこと>>続きを読む
ゴアと満足度をガチに上げに来ようとしている挑戦的な傑作ドラマ。謎をずっと溜め込みすぎた故に伏線回収が最終回の尺にも収まりきらなかったという破天荒っぷり。
映画的仕掛けとテンションにファーストカット長回>>続きを読む
凄いな...燃え殻感が本当にない。原作のことを忘れて、大人の世界にどっぷり入り込んだ。
Charaの声で語られる燃え殻の文体だけがそれを感じさせるが、どうもストーリーテラーとしての声とはマッチしていな>>続きを読む
前評判というかガリレオシリーズの考察に「実写版ガリレオはストーリー性のある劇場版よりも片手間で見られるドラマの方が面白い」とあったので若干期待しながら観た。感想としては劇場版と同じくらい。つまり、ガリ>>続きを読む
ここまで「エイリアンズ」を重要なキーとして物語が動くドラマが作られるなんて。キリンジを追い、燃え殻を好んだ自分にはできすぎた物語に映った。クラスメイトにこの曲を知っている人が一体何人いるというのだろう>>続きを読む
第1回と併せて観たので全体的に持った感想は似た感じ。飽きない程度にシリーズ化してくれると嬉しい豪華さ。
「未来から来た男」
土台部分が完全にありきたりで心配になったが、よくここまで拡げられたなとは思>>続きを読む
絶妙にキモい世界観が好み。
どこからが世間一般の"可笑しさ"でありシュールなのか、最大限に追い求めているようでそれが心地良い。不快なはずなのにちょっとワクワクしてしまう。「世にも奇妙な物語」とも少し違>>続きを読む
もうさすがに「ここまで続くものかなぁ」なんて思ってきたシリーズ4作目。
バカリズム渾身のネチネチした"再現劇"が巻き起こす笑いは健在で、今回初めて作業場を飛び出しての一幕があったのも面白かった。実在の>>続きを読む
二宮健が監督をやってる上に、倉悠貴と髙石あかりがレギュラーで出演してさらに結ばれる話が地上波深夜帯ドラマで観られるの本当にアツい。
ゾンビを前にした世界で、全6話ずっと恋について話してる。本当にそれメ>>続きを読む
「北欧、暮らしの道具店」のオリジナルとして作られたドラマ。もちろん、食卓がメインに登場するので、海外チックな家具が映えた家には毎度驚く。しかし正直ストーリーの純粋さが勝ってしまった。松本壮史監督作、ま>>続きを読む
冗談抜きでオールタイムベストドラマ。昨夏オンタイムで楽しんでいたものの、受験勉強も忙しくなって途中で止まっていた。恐らく、終えたくないという気持ちもあった。だって、こんなにも心を揺り動かされるドラマ、>>続きを読む
本家の「サマータイムマシン・ブルース」を「ドロステのはてで僕ら」で割った後に微々たる「浦安鉄筋家族」を加えたような、ヨーロッパ企画の良いとこ取りのこの秀作を何故録画し忘れたのだろう...
地上波なの>>続きを読む
「コロナが落ち着いたら会えるといいね」みたいな話を、一年前からずっとし続けている気がする。
抜け殻みたいな年だった。結局コロナ禍とは何だったのか。
栄えた街がいつか終わる。そのいつかが今ってだけ。だ>>続きを読む
人間が、自分の顔を弄り偽ってまで拘る"美"とは何なのか。それを考えた時、冒頭で若返っていく彼女のメカニズムは欲望に対してかなり従順だったのかもしれない。それを男は鵜呑みにしようとしている。何だこの啓発>>続きを読む
作業しながらだったけど一気見。
"演技派"ポジションの二階堂ふみと"「住住」の毒"水川あさみが邂逅して、遂に新シーズンが始まった。
今回も、会話のつっかかりどころが完全にバカリズム。その後もねちっこ>>続きを読む
半ば無理やり観ていた週もあったが、なんとか引き止めてくれた。最終回のじゃんけんで泣いてしまった。
僕の思うこのドラマの魅力は2つ。
まず、過去に類を見ないキャスト陣の豪華さと、その俳優たちに何で>>続きを読む
これを観てると、男が軽薄な存在に見えてくる。"男"でこれを企画しようものなら、すぐに答えが見えてくるでしょ。単純すぎて。
無差別に女として生まれ、それが日々のハンディキャップになったりして、なんか知ら>>続きを読む
正直、ここまでモヤモヤする最終回だとは思わなかった。語られていく未来は、変わったようで変わらない。それが普遍的で退屈とは言わない。僕だって変わらないで欲しかったし。ただ一つ変わったこと...元夫への愛>>続きを読む
言い過ぎかもしれないが、生きづらさを抱える人間は誰もが"同調圧力"に悩んでいるのだと思う。それさえなければ、グループチャットなんて簡単に出入りできていたと思う。
だけど最早習慣のように異端な人間を除外>>続きを読む
はぁ...最終回でまさか泣くとは思っていなかった。
今まであり得なかったほどの役者陣の共演と彼らが繰り広げる過去作の引用まつりこそ、このシリーズが愛されている理由。
そんな作品と、3ヶ月の一気見では>>続きを読む
おじさん達の、渋くて辛くて熱い青春。
物語の全般を占める"フィルムを取り戻す"というテーマには余りノレなかったし、その後続いていくシリーズの壮大さを観れば物足りない感覚もある。
しかし、当時こんな現>>続きを読む
「多田便利軒」も「狂騒曲」も複数回観ていたが、その間に、それらよりも人間味のある"彼らの物語"があったとは。
テーマが似たり寄ったりのところもあるし、演出が大根仁に変わったからか過激すぎてくどいので>>続きを読む
テレビで放送中の第3弾、再放送中の第1弾より、U-NEXTで観ていたこちらが先にゴールしてしまった。
「大杉は死んでない!」という言葉(第1話より)。
大杉漣のいない終わり方がとても悔しくて面白い。>>続きを読む
原作未読。マンガ原作だからとは言わずNHKドラマだから,上質で面白い。
人の脳内をそのまま書籍化する描写は何か気味が悪いのだが、各キャラクターのよくできた人物像のおかげで楽しく観れた。ヘヴンズドアで開>>続きを読む
午前5時46分に起きた惨禍に重なるように歩く、深夜の堂々めぐり。
作品として評価すると一つ展開が弱い感じがするのだが、15年前(26年前)の子供がそれぞれの思いで恨みや哀しみを語る、そんなアプローチか>>続きを読む
なんだかんだで今期一番楽しみにしていたドラマかも。放送はまだだが、WOWOWメンバーズオンデマンドで一気観。
雄大な自然の中、こじんまりとしたショットの中で人間たちも休み休み動いている。飛び交うのは>>続きを読む
まずこのドラマを観るきっかけの一つとしてはサントラ担当がKIRINJI(先日解散してしまったが)の堀込高樹氏だった事。勿論こんなにぶっ込んだ挑戦的なドラマは自分の大好物なのでそこも楽しみだったが、兄樹>>続きを読む
一度観たことがあるので、もう一回観たかった「しののめ」「白鳥ダンスアカデミー」のみ観た。
何も起こっていないのに、何だか笑えて来る。そんな感覚が起こる約30分。
「しののめ」なんてただ料理を食べる>>続きを読む
4年前の幼稚すぎる心では感じられなかったが、このドラマは真っ当な社会派のラブコメだった。
夫婦の在り方は4年の間にも多様化していって、家族に当たり前とされてきた"子ども"の存在はもしかしたらこのドラマ>>続きを読む
前作に比べムカつくキャラクターが登場する事で作品の不快指数は高めになっているが、それでも本当に楽しかった。実はこっちだけ観るの二度目だったのだが飽きなかった。
特に最終回は放送された当時何度も観てた>>続きを読む
これぞ「人生」。出会いがあれば裏切りや地団駄もあり、時には笑い話・苦痛・心温まる現実が待っている。各話に各年代の共感と目標が詰まっていた。
本当に面白いドラマだった。
日本でも珍しいシットコムに加わ>>続きを読む
1話ずつの登場人物こそ3人だが、人物像のバリエーションが増えた事で単純なシットコムに更に面白みが増した。
それに前回の二階堂ふみと今回の水川あさみで比べてみると少し「毒」が足された気がしていた。
バカリズムが大好きだからとりあえず観たが、少し私の日常の中のBGMになってる感覚はあった。
バカリズム脚本の中でも特異なシュールな間があったり十分楽しめる"ドラマ"ではあった。
しかしバカリズム・オ>>続きを読む
「これぞテレビ東京のドラマ」というレベルの本作。その意味は良とも否とも云えぬ。
数年前、同局で「デザイナー 渋井直人の休日」という名のドラマが放送されていたのをご存知だろうか。当時あのドラマに、童心な>>続きを読む
バカリズムのドラマ脚本は彼のネタの方に比べテンポ感を出す事ができず、映像化する事で現実味が増すので奇を衒っても無駄に近いような気もした。人を殺す、という非現実的衝動が見えないような。
例えを上げるなら>>続きを読む
全話通して多くの変容があってかなり好きなドラマだった!!!あと森七菜さんが推しになった。
やはりオムニバスドラマなので、以下に毎話鑑賞後に書き溜めた感想群を載せてておきました。
第1話 ヒロイン>>続きを読む