おなべさんの映画レビュー・感想・評価 - 40ページ目

おなべ

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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.8

『オーシャンズ11』シリーズの監督&豪華キャストで贈るクライム・コメディ映画。個性豊かなキャラクターの掛け合いと、シュールな絵面に思わず笑ってしまい、そして地縁が結ぶ家族の絆に涙…さらに予想外の結末な>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.3

サークルという仮想のIT企業を通して、SNSの技術発展がもたらす社会的影響をサスペンス?調に描いた作品。ある意味社会的風刺としてSNSの問題取り扱ってる映画が増えてきてるので、「SNS映画」という新し>>続きを読む

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.7

かなり見応えのある170分間。19世紀の奴隷貿易船や現代、ディストピアに荒廃した地球etc…6つの時代における異なるジャンルの物語のプロットがぶれずにしっかり構成されてて、それぞれに様々な仕掛けが施し>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.6

「ハンニバル・レクター」シリーズ最終編(時系列的に最後)。監督は前作と代わって《リドリー・スコット》監修、レクター博士はそのまま《アンソニー・ホプキンス》が、クラリス役は変わって《ジュリアン・ムーア》>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.7

実話に基づく話。米国大使館がイラク民に襲撃され、命を狙われた外交官6人を救う救出作戦がメイン。多少映画的に仕上げている演出はあると思いますが、少なくとも現実的社会問題を取り扱ってる点で考えさせられる作>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

3.5

世界的に評価されてるこの《ヒッチコック》映画、確かに演出や音響などの表現技法が巧みで洗練されてましたが、変態味が強すぎて正直少し引きました…。

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

3.8

《浅丘ルリ子》演じるリリー3度目の出演!沖縄が舞台の今作は割と真面目な純愛話で、おそらくシリーズで1番胸キュンでした…(*´-`)
それにしても《浅丘ルリ子》めちゃくちゃ綺麗‼︎ 器量は勿論のこと愛嬌
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MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.7

実際に起こった金融投資詐欺事件を基に作られたクライムアクション映画。やっぱり日本に輸入される韓国映画だけのことはある…必ず最後に何か用意してんだよね。よく見ると演出にも脚本にも めちゃ拘ってるのが分か>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.7

ただひたすら滑稽な男と女の愛と情欲を現実的かつ官能的に描いてます。
《蒼井優》と《阿部サダヲ》の熱演と衝撃の結末が見どころ。

同棲相手がいるのに、その人の優しさに漬け込んで汗水流して稼いだお金を自分
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亜人(2017年製作の映画)

3.5

原作既読での鑑賞の所為か、違和感ばかり気になって実写の悪い所を粗探ししてました(偏見も含む)。確かにアクションは結構凝ってた気がするけど、その他も含め突き詰められてない部分が気になりました…(非現実の>>続きを読む

密偵(2016年製作の映画)

3.7

『悪魔をみた』の《キム・ジウン》監督作品。舞台は1920年日本統治下の朝鮮半島、日本警察VS義烈団(独立派)による抗争…影で暗躍する密偵を巡る諜報戦…見る者を欺くサスペンスアクション映画。《ソン・ガン>>続きを読む

エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

3.6

タイムループもののサスペンスアクション韓国映画。時間ループ映画は何か必ず解決しないと終わらないってのが定石で、まさしくこの作品も過去の事件とかが鍵となり問題の解決に向かって話が展開していきます。中盤ま>>続きを読む

月世界旅行(1902年製作の映画)

3.5

1902年に作られた世界最古のSF映画。カラー版を観ましたが、当時の人の視点から見た月や宇宙の印象が垣間見れて面白かったです^ ^

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.4

絶賛する人と意味が分からなくて酷評する人とに別れるこの作品(自分は後者かなぁ…)、異質な世界観の青春映画。しかし突っ込まざるを得ない演出がチラホラと目立ったのは気のせいかな? アフレコのズレやシーンと>>続きを読む

華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

3.7

韓国映画でよく見られる汚職事件をユーモアを交えつつテンポよく描いているので、韓国映画が苦手な人にも観やすいかと。冤罪で捕まった検事と若年天才詐欺師のバディムービー。126分…いやいや あっという間!>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

3.8

この映画にピッタリのタイトル『ドリーム』。その字の如く沢山の“DREAM”が詰まった映画でした。しかも実話に基づいて作られているのが凄い!アカデミー賞も頷けます…。
偏見や人種・性差別を受けながらも、
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.8

これを観るにあたって【ソー1・アベンジャ1・ソー2・アベンジャ2・Dr.ストレンジ】を順に鑑賞してた方が楽しめます。物量的な派手な演出だけでなく、ユーモアのあるキャラクター同士の掛け合いが見所の一つ!>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

予告に惹かれて鑑賞。
想像よりも怖くはない…というのも妙にドラマチックな青春友情物語になってたのが怖さを逓減させてしまったからだと感じている…。最初からホラー要素抜きで 青春ドラマだけの映画にしたら、
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VR ミッション:25(2015年製作の映画)

2.5

設定がゆるい事もあり少々内容が希薄になりがちでした…それは一先ず置いといて、VRが映画とコラボする未来がやってくるのをご存知でしょうか。アメリカのとある会社が既にテスト段階まで進んでいるそうです。凄い>>続きを読む

ウォーリー(2008年製作の映画)

3.5

一時期話題作?になったディズニー・ピクサー映画。古びたロボット「ウォーリー」のちょっとした宇宙冒険記。

栄えた街並みは荒廃し人類は宇宙へ。こんなに垂れ目なロボット見たことない!ちょっと台詞が少ないで
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

現在(現実)・過去・空想(小説)の3つの異なる時間軸を並列に描いた作品。物語における登場人物の心情や答えをいちいち説明しないので個人的な解釈を要しますが、それがこの作品の魅力の一つでもあるのかも。>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.7

三つの前日譚を観た後にこの『2049』を鑑賞した方が少しだけ入り込みやすいかも(大停電・サッパーモートン・ウォレス社についての予備知識)。前作を超えるグラフィックとアクションは見応えがあり、本編160>>続きを読む

トランスポーター3 アンリミテッド(2008年製作の映画)

3.7

某映画俳優人気ランキングでは《ジェイソン・ステイサム》が第1位らしいです。人気シリーズ『トランスポーター』3作目。
毎度お馴染みのカーアクションとファイトシーンは勿論のこと、今回は爆弾腕輪付きという制
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.7

《ティム・バートン》監督作品。現実と空想の世界が入り混じった 監督ならではのメルヘンチックなファンタジー作品。過去の生い立ちと現在を交互に往来しながら、父と子の間にある歪みを解消していく話。ある意味『>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

3.8

豪華キャストを迎え今回シリーズ3作目となる『Always 三丁目の夕日 64』。今回の舞台は東京オリンピックが開催された'64年 東京。既に“三丁目の夕日 ロス”になりつつある…。3D上映を意識してか>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

3.9

映画好きなら誰もが観てると言われる不朽の名作。ある小さな村の映画技師の老人と映画好きな少年の出会いを通じて紡がれる、笑いあり涙ありの映画の魅力が隅々まで詰まった感動物語。 約3時間ありますが、コンパク>>続きを読む

ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

3.7

前作から4カ月後の昭和34年が舞台。隅々まで昭和の良さが詰まった人情溢れるハートウォーミング映画。昭和の雰囲気が漂うのは何も衣装やセットだけじゃない、演者の演技から溢れ出る人情なのサ✨もう映画のタイト>>続きを読む

ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

3.5

初韓国アニメーション映画。
『新感染 ファイナルエクスプレス』の前日譚ですが、新感染に関わる登場人物などは一切出て来ません。感染源は描かれておらず、どのように感染が拡散していったのかを描いています。予
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.1

鳥肌!💮文句無しの練りに練られた見事な脚本と伏線の回収、アメリカの銃社会問題に焦点を当てつつ テンポ良く心理ドラマを極力切り詰めた良質な作品に仕上がっている。プライバシーやモラルを問う本格社会派映画。>>続きを読む

グリーン・ゾーン(2010年製作の映画)

3.5

《マット・デイモン》主演作品。手違いにより鑑賞。これはアメリカの風刺映画なのかそれともただのサスペンスアクション映画なのか…。
序盤はありきたりな悪者退治からの英雄讃美映画かと思いきや、中盤から影で手
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.7

錚々たる豪華面々が揃った《山田洋二》監督作品 ハリウッドでもリメイクされる程の有名作。当時まだ若手俳優だった《武田鉄矢》《桃井かおり》がこの作品をきっかけに注目されるようになったそうです。
北海道で
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.7

昭和33年 戦後日本を思わせる昭和の古き良き時代と高度経済成長に伴う競争社会に潜む影を描いた『always 三丁目の夕日』全3部作。

【集団就職、三種の神器、建造途中の東京タワー】等々 当時の社会情
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

言わずと知れた超有名ミステリーサスペンス映画『羊たちの沈黙』 全3作品から成る「ハンニバル・レクター」シリーズの内の1つ。因みにグロシーンは直視出来ない程ではないです。

緊張感は言うまでも無く、不気
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

正直ジャンルが曖昧で評価も付けにくい不思議な映画。あらすじは割愛。サバイバルがメインですが “生への執念” と言うよりサバイバルを通して “人生の在り方” について説く事に重きを置いています。人によっ>>続きを読む