おなべさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

おなべ

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

第90回アカデミー賞 脚色賞受賞作品。
ごく自然に芽生えた感情は美しく喜びに満ち、それでいて一瞬で崩れ落ちるほど苦しくて脆い…。自身の芽生えた感情に対し青年は真摯に向き合い、悩み、葛藤し、乗り越えてい
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

荒廃した世界で僕たちが生きる場所。大乱闘!割と近い未来現実に起こり得るやもしれぬVR世界を舞台にしたSFディストピア映画。現実とバーチャル世界を巧く交錯させ、共にバランス良く且つ斬新に描いています。監>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.7

来たる『レディ プレイヤー1』に向けて初鑑賞。初お目見え!金田バイク!轟々と息を立てるエンジン音と見事なフォルム!総じてディティールの拘り具合が半端なく、ホントに製作1988年かよと思う程、繊細且つエ>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.7

“午前10時の映画祭”(本当は『タイタニック』観るつもりだったけど既に終了してたので、その悔しさをバネに本作を鑑賞)

『太陽がいっぱい』この映画の存在を知ったのも今日が初めてで、もっと言うと《アラン
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.4

今作において事件の鍵を握るのは、毛利探偵事務所の下で営む喫茶ポアロの店員 兼 秘密組織ゼロに所属する謎多き男[安室透(バーボン?降谷零?)]。小五郎のおっちゃんが逮捕され珍しく激昂するコナン君に対し、>>続きを読む

いぬやしき(2018年製作の映画)

3.6

原作読了済で鑑賞。《奥浩哉》の描く世界観が個人的にドストライクな為、『GANTZ』然り漫画も実写も関係なく押さえています。今作はCGによる戦闘シーケンスは総じて迫力があり、演技に関しては出演者の中でも>>続きを読む

スピード(1994年製作の映画)

3.7

一難去ってまた一難。その手を緩める事なく次々と爆弾を仕掛けるテロリストvs若手SWAT隊員-息をもつかせぬ攻防戦でスピード感満載のノンストップアクションムービー。若かりし《キアヌ・リーブス》主演、その>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.7

〜宇宙最大の恐怖が甦る〜。強ちこのコピーは大袈裟でも間違いでも無く、展開も予測できず不気味さも作品としての面白さも想像以上。全く予備知識無しで鑑賞しましたが非常に秀逸なSFホラー作品でした。1982年>>続きを読む

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.6

『6才のボクが大人になるまで』の『リチャード・リンクレイター』監督作、1980年代 野球推薦でテキサス州立大学に入学を決めた主人公の、入学までの3日間に渡る精神的成長を描いた青春ドラマ。邦題のサブタイ>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.8

来たる『アベンジャーズ / インフィニティウォー』へ向けて再鑑賞。MCUのヒーロー達の魅力はアベンジャーズや個々の単体映画で語り尽くしたので割愛。言うまでも無くアクションは熱狂と興奮を極め、一方で登場>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.4

自分が期待していた『パシフィックリム』とは全く異なる世界観。日本人からは前作に引き続き《菊地凛子》と、新しく《新田真剣佑》が登場します。映像美や躍動感は前作に比べて遥かにパワーアップしてます。ただ、感>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

何も考えずに程よい距離感で楽しめる娯楽コメディアクション映画だたよ。前作との繋がりも殆ど無いので前作観てなくても全然大丈夫。こういう娯楽作品は突っ込みは当たり前、映像演出とかVFXガン無視して、尚且つ>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.6

プリマとして生きる道を絶たれた女性が、国家の秘密諜報機関に属し暗躍するスパイアクション映画。主演は『ハンガーゲーム』『X-MEN』に出演し最近では『マザー!』で主演を飾った《ジェニファー・ローレンス》>>続きを読む

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.8

実話に基づいて作られたボリウッド映画。
冒頭にちゃんと脚本やら登場人物やらに関する情報を掲載するあたり制作陣の生真面目さが伝わります。主演はインド映画『PK』『きっと、うまくいく』でお馴染み《アーミル
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.7

監督は『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』でお馴染みの《ジァウム・コレット=セラ》監督。主演は最近映画に出まくってる哀愁漂う渋格好いい男《リーアム・ニーソン》。とあるミッションを巡り電車内で巻き>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.7

来たる『アベンジャーズ:インフィニティウォー』に向けて再鑑賞。やっぱり安定の面白さよ。集結したヒーロー達の共闘シーンの格好良さは勿論のこと、ヴィランの魅力が存分に詰まってます。概要は世界を滅ぼす最強の>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.7

来たる『アベンジャーズ:インフィニティーウォー』に向けて再鑑賞。MCUシリーズの原点ともなる今作、演出やグラフィックは安定の大迫力。そしてキャラクター達の掛け合いが面白い!特に《マーク・ラファロ(ハル>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.7

—だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した—。鬼才《ギレルモ・デル・トロ》監督が贈る、妖精に導かれ数奇な運命に見舞われた少女を描いたダークファンタジー。現実と幻想の世界が交錯しながら物語が展開してい>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.6

《スティーヴン・スピルバーグ》監督 × 主演《トム・ハンクス》× 楽曲《ジョン・ウィリアムズ》という豪華面々が勢揃いの作品だったので堪らず鑑賞。アメリカ国防総省の最高機密文書の公開を巡って奮闘したジャ>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.7

第90回アカデミー賞 主演男優賞《ゲイリー・オールドマン》主演、第二次世界大戦下のイギリス首相ウィンストン・チャーチルの史実を基にして作られた歴史エンターテイメント作品。この作品で《辻一弘》さんがメイ>>続きを読む

アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

3.3

『リメンバー・ミー』と同時上映、アナ雪の短編アニメーション作品。オラフは好きだったけど物語的には弱かったように感じました。アナ雪1は歌勝負的な所があったので、今作も勝手に歌に期待を寄せてただけに少し残>>続きを読む

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

昭和後期のサブカル時代にて愛と情欲に塗れた雑誌編集者を描いたR指定必至の人間奇劇。この時代を生きた人にはノスタルジアに酔いしれる作品かと思います。芸術とエロスが融合した精神論は正直ピンと来なかったけど>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.7

割と遠くない未来を描いたノワール・ディストピア映画。《ノオミ・ラパス》が驚異の1人7役を演じます。原題「What Happened to Monday」

以下【素人コピーライター】という設定でコピー
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

本家《アンジェリーナ・ジョリー》主演の映画『トゥーム・レイダー』のリブート作品として新しく再起動し、人気ゲームを基にして作られた今作『トゥームレイダー ファーストミッション』。邦題にしても終わり方にし>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.6

冒頭、真っ暗闇の画面の中で轟々と鳴り響くオーケストラ。その後画面に映し出されたのは鼓動に合わせて収縮する剥き出しの心臓。中盤、不穏を煽る暴力的な楽曲と不気味な予兆。この辺りから異変が拡大し次第に狂い始>>続きを読む

ビルビー(2018年製作の映画)

3.6

『ボスベイビー』と同時上映されたドリームワークス新作短編アニメーション『ビルビー』。正直こっちの方が面白かった!台詞は殆ど無し。夜行性有袋類動物のビルビーと小鳥の赤ちゃんの愛らしいドタバタ奮闘劇‼︎ >>続きを読む

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.3

子どもに大人気!相変わらず最近はアニメーション映画が好調。映画館では家族連れの方々が群をなし、ボスベイビーに向かって一直線に進行していました。「大人から子どもまで楽しめる作品」と何処かの評価に書いてあ>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.6

第75回ゴールデングローブ賞の最優秀長編アニメーション映画賞を受賞、ディズニー映画では『インサイドヘッド』以来の長編アニメーション受賞だそうです。勿論字幕で鑑賞し「Remember me」の生歌を拝聴>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.7

映画館で二度も鑑賞(一度目は睡眠)。MCUシリーズでも異色の存在であったワカンダ国の国王でもある漆黒の戦士ブラックパンサー。その素性や秘密が明らかになる今作は、来たるアベンジャーズ総決戦の舞台、そう即>>続きを読む

あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.6

高評価&予告編に惹かれ鑑賞。孤独で気難しい老婦人がとある女性ライターに訃報記事を依頼した事がきっかけで繰り広げられる社会派人間ドラマ。ストーリに巧くBGMが機能して良い雰囲気の引き立て役に。老婦人を演>>続きを読む

帰ってきたバスジャック(2017年製作の映画)

2.0

かねてより鑑賞してしたかった作品。お笑い芸人《遠藤章造》主演の超C級(演技が)コメディ映画第2章。良い意味で想像通りでした!公開日初日は席がガラガラで、撮影期間がたったの3日だったのに対し遠藤は「映画>>続きを読む

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.5

《マット・デイモン》主演、科学によって人間の小型化(ダウンサイジング)が可能になった人類社会で巻き起こる、一風変わった人間ドラマ。序盤は面白かったけど中盤から徐々に失速、設定がかなり面白かっただけにち>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.9

凄すぎる…こういう映像表現と言うかアプローチ方法ができるのは経験値の豊富な《クリント・イーストウッド》監督だからこそできる業。2015年に起こったタリス銃乱射事件を題材にした映画。それを演じたのが当事>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

なんて神秘的で幻想的な映像美だこと…。第75回ゴールデングローブ賞二冠、アカデミー賞大本命《ギレルモ・デル・トロ》監督作品。米ソ冷戦下でひっそりと起こった異色の異種間恋愛ファンタジーロマンス映画(エロ>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.7

《ロン・ハワード》監督作、統合失調症と戦う天才数学者とそれを支えた周りの人々の物語。統合失調症を知る機会になったのと、主演を務めた《ラッセル・クロウ》の名演が印象的でした。その他《エド・ハリス》《クリ>>続きを読む

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.7

実際に実在した人気ヒップホップラッパーグループ《N.W.A.》の結成から「その後」を描いた作品。『ワイスピ ICE BREAK』の《F・ゲイリー・グレイ》監督の演出、そして演者のほとんどが初見でしたが>>続きを読む