おなべさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

おなべ

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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.7

“午前10時の映画祭” 〈ニュー・ディレクターズカット版〉で観れて良かった(^^)

旅行のつもりが主人公はひょんな理由で砂漠に佇む[バグダッド・カフェ]に滞在する事になる。そこで繰り広げられる人間ド
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パディントン(2014年製作の映画)

3.6

最近公開された『パディントン2』の鑑賞前に予習として。予想以上にハートウォーミングで安定感のある作品でした。ドジでおっちょこちょいな英国紳士クマ🐻パディントンのロンドン冒険物語。

キャストを見ると本
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

原作未読、《デヴィッド・フィンチャー》監督の最高傑作との呼び声高い『ファイト・クラブ』かなり精巧に作られてるだけに、ただの一回だけ観てレビューするのも恐れ多いけど初回ならではの衝撃はしっかり体感。この>>続きを読む

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.6

製作総指揮は《リドリー・スコット》監督。徹底的に感情を抑制された共同体。感情が芽生えた者は病気と判断され矯正を強いられる。その共同体の中で愛情が芽生えてしまった2人の男女に焦点を当て展開されるディスト>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.7

字幕の声優陣が豪華すぎるけど諸事情によりなくなく吹替で鑑賞。流石SFXのストップモーションが見せる質感や没入感は一級品。一つ一つの映像、特に人間の表情がかなり繊細に描かれています。外国の方が独自の解釈>>続きを読む

イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

3.5

不可解に満ちた特殊な映画。賛否両論も頷ける作品。 11分間の群像劇をそのまま流してもつまらないので、あえて時間を交錯させ徐々に相関を明らかにする手法。今作では、点在した登場人物達の関係性が次第に顕にな>>続きを読む

スウィングガールズ(2004年製作の映画)

3.6

《矢口史靖》監督作品。女子高生の青春を描いたドタバタ青春ドラマ。サブキャラとして若かりし《高橋一生》出てたのが瑞々しく新鮮で、他にも意外なキャストがちらほと…。

多少強引な設定は置いといて『ウォータ
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テッド 2(2015年製作の映画)

3.6

この映画にR+指定は必須。テディベアの可愛い外見に騙されて、見事に子どもの夢をぶち壊しにきてる内容になってるので良い子は決して観ないでね💫

ストーリーはThe・シンプルで展開も何もかも読み通り、下
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.8

原題 『Im Labyrinth des Schweigens』(沈黙の迷宮の中で)
邦題『顔のないヒトラーたち』

アウシュビッツ強制収容所の悲劇に対し、ドイツの歴史認識を変えた史実を基にした映画
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.7

1940〜50年代 アメリカにおける共産主義の弾圧 “赤狩り”と闘った映画脚本家《ダルトン・トランボ》に関する実話に基づいた作品です。正直この映画を観るまでこんな史実があった事を知らず衝撃的でした。>>続きを読む

リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.8

『ナイトミュージアム』の《ショーン・レヴィ》監督によるロボットファイトの激闘🤖×ボクシング🥊×親子愛をテーマにしたアクション・ヒューマンドラマ映画。次世代型ロボットボクシングを通して父子の絆を描いた物>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.7

《ジョン・カーニー》監督作品、音楽と映画をストレートにミックスした監督ならではの世界観で、何より音楽が素晴らしかった。『シングストリート』とは舞台も内容も、また違うテイストの音楽映画。

落ちぶれた音
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.6

デザインや設定も一新したフルCGによるアニメ版ゴジラ。メガホンを取るのはアニメ「亜人」を手掛ける《瀬下寛之》× 「劇場版コナン」の監督を連続で務めた《静野孔文》のW監督で制作に臨む。《静野》監督に関し>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

3.8

《ポン・ジュノ》監督による韓国サスペンス映画。韓国映画はどうしてこんなにも感情が揺さぶられるのか、肺腑を抉られる感覚に。脚本が秀逸で引き込まれすぎて体感1時間ちょっとに感じました。衝撃の真相にも吃驚で>>続きを読む

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.5

“午前10時の映画祭”

《ウディ・アレン》監督が監督兼主演を務めた作品。幕内から鑑賞者に話しかけたり、同じ時間軸に共在しない筈の人物達が会話を成り立たせたり、あり得ないけど現実的で、演出や作風はいか
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ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(2017年製作の映画)

3.5

内容はタイトルと予告の通りネイビーシールズの荒くれ者達がナチスの金塊を奪取する話。脚本《リュック・ベッソン》監督、また《J・K・シモンズ》《ユエン・ブレムナー》が出演しており唆られ鑑賞。

ド派手なア
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七人の侍(1954年製作の映画)

3.7

圧倒的知名度を誇る“世界の黒澤”監督による不朽の名作。この作品にインスピレーションを受けた監督は世界に数知れず。かの有名な《ジョージ・ルーカス》でさえ黒澤映画に影響され《スターウォーズ》を生み出したと>>続きを読む

MR.LONG/ミスター・ロン(2017年製作の映画)

3.7

あらすじは割愛。台湾の殺し屋ロンと日本の田舎民との文化や言葉の壁を越えたヒューマンドラマ。所々少しご都合主義があったけど然程気にならず。登場するのは主に【台湾の殺し屋・日本の田舎民・日本のヤクザ・在日>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.8

《デヴィッド・フィンチャー》監督作、ミステリー映画…で正しいのかな?とにかく視聴者までも翻弄される全く予測のつかない展開に疑心暗鬼の連続で、最初は全く内容が掴めませんでしたが最後の最後で全てが明らかに>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

《デヴィッド・フィンチャー》監督作、R指定入りの重厚サスペンス映画。偽りの夫婦生活に起こった悲劇、物語が進むに連れて真相が徐々に明らかになります。主演《ベン・アフレック》は感情のこもった見事な演技、そ>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.6

“The アメリカンコメディ”

結婚を控えた花婿の独身パーティーにて羽目を外しすぎた男4人のドタバタコメディ劇。コメディ映画と言えばこれ、と言われる程有名作だったので鑑賞。面白いけど下品すぎて逆に
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.6

今まで観たことがないジャンル 野球のファンタジー映画。一見不思議でふわふわした設定ですが決して内容が薄い映画ではなく、現実味を帯びしっかり筋が通った正統派ファンタジーです⚾️

父子を繋げたものは野球
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猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.6

イスタンブールの街中を舞台にそこで暮らす猫ちゃんにフォーカスを当てたドキュメンタリー風映画。 《岩合光昭》さんと同じく猫目線での撮影法を採用してる為、猫ちゃん達の目線になって見ることが出来ます(^^)>>続きを読む

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.7

《メグ・ライアン》《トム・ハンクス》出演、“運命の人”をテーマにしたラブロマンティック映画。のちに同監督作『ユー・ガット・メール』というラブコメ映画(←大好きな作品)でこの2人は再び共演します^ ^>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

3.8

流石韓国映画、アグレッシブでバイオレンスな描写は思わず目が釘付けになり引き込まれました。容赦ない敵と凄惨な過去は主人公の苦衷を際立たせ、肺腑を抉るような痛切な現実に悲痛な想いに…。でもそれが逆に主人公>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

“Country Roads ” の破壊力たるや筆舌に尽くしがたい…。エンターテイメント性に富んだ鳥肌必至のスパイアクション映画。序盤から迫力のあるアクションが繰り広げられ終盤に向けて一気に加速して>>続きを読む

愛の渦(2013年製作の映画)

3.3

《池松壮亮》《門脇麦》目当てで鑑賞。欲求不満な男女がSEXを求めてマンションの一室に集まり、定時まで只管乱行する話です。作品123分の内、登場人物の着衣時間が18分半という奇抜な設定。異性と肉体関係を>>続きを読む

カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

3.4

《ジャッキー・チェン》主演。ある意味期待以上の仕上がりに。予告を見た時から覚悟はしてましたが予想以上にヨガ要素が盛り込まれており、カンフーとうまく融合してたようなしてなかったような…。中盤中弛みしてか>>続きを読む

あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

3.6

タイムリープ系純愛韓国映画。2015年から1985年へ、30年前にタイムスリップした主人公、昔死んでしまった恋人か現在の家族か、選択は二つに一つ、苦渋の選択を強いられた「現在」と「昔」の主人公が選んだ>>続きを読む

ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.7

今年一発目はもうすぐ新作を控えている『ジュマンジ』にしました。ボードゲームの世界が現実になる破茶滅茶アクション映画!シナリオは勿論のこと、1995年にも関わらずCGとかも凝っててめちゃ見応えがあり楽し>>続きを読む

ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

3.6

年の瀬の締めの一本。年越し映画なので丁度いいと思ってセレクトしてみました。

大晦日ニューヨークの年越しカウントダウンイベントを舞台に様々な人の“愛”を描いたロマンティック群像劇。豪華俳優陣が勢揃い
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だれかのまなざし(2013年製作の映画)

3.6

《新海誠》監督作短編アニメーション映画。1つの家族に焦点を当て、猫ちゃん目線で家族の絆や成長を描いています。

物語の内容は意外とリアルで【親との敬遠・物寂しさ・罪悪感】など、多くの人が共感できると思
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.7

“午前10時の映画祭”

詐欺師の男と9歳の女の子によるロードムービー。周知の通り、作品の味を出す為に時代に合わせてあえて白黒を選んでいるのが凄い…。バックで流れるジャズがまた良い!それにテンポよ
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ミニー&モスコウィッツ(1971年製作の映画)

3.4

不器用な男女の恋愛を描いた作品。相手に感情任せに怒鳴ったり、時にはベタ褒めしたり、自分の想いを器用にコントロール出来ない不器用な愛情表現。何となく分かる気もするけど自分勝手に我武者羅に気持ちをぶつける>>続きを読む

フラットライナーズ(2017年製作の映画)

3.3

フラットライン=脳波や心電図の波形が平らな状態、すなわち死を意味する。

医学生が臨死実験を行い、その代償として次々と奇妙な事が起き始める…みたいな話。序盤まではよかったですが次第に“矛盾”が生じ、場
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.6

原作未読で、本当は観る予定は無かったですが超高評価の為鑑賞。年齢=彼氏いない歴+妄想癖+恋愛拗らせ+自暴自棄+絶滅危惧系女子(26歳OL)を描いたラブコメ映画。20代後半の同年代、もしくはそれ以上の女>>続きを読む