昔流行ってた時に観た時は、男たちのお洒落な群像劇の記憶。ブルックリンの街角の煙草屋、心に傷を負った男たち。今観てもやっぱり男たちのバラード。煙草屋で繰り広げられる店主と常連の会話の応酬、そこから始まる>>続きを読む
断捨離にハマり出したら最近映画が見れなくなってたんで(映画に限らずinputがダメ)、難しくないやつにしようと思ってコレにしてみた。トム・ハンクス演じる妻を亡くした偏屈な高齢男性の話。もっと猫との暮ら>>続きを読む
人型ロボットって聞くとペッパー君を思い出すけど、見た目も感情もここまで人間に近くなると、長所ばかりでなく問題も色々でてくることは想像に難くない。まだ分別のつかない10歳未満の子供への情操教育上や将来起>>続きを読む
若い時「こういう映画を待ってたのよ〜!」と意気揚々と足を運んだ映画の1つ。お洒落雰囲気に酔いたい気持ちが何より勝ってた。だからストーリーもうっすらとしか覚えてなくて、5話オムニバスだし在宅勤務の昼休み>>続きを読む
政治家サッチャーの功罪は如何に?
身近なイギリス人たちからは容赦ない批判しか聞かないんで、実際はどうだったんだろう?と思い観てみた。簡単に言えば「大きな政府から小さな政府への転換」「公助から自助」で、>>続きを読む
何これ香港版アメリじゃーん!こんな話だったっけ?すっかり忘れてました。封切り当時イギリスに住んでてロンドンのミニシアターで鑑賞。お洒落ロンドンっ子たちに受け入れられてて、同じアジア人として勝手に誇らし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
TikTok休んで大学生みんな観て!ちょっと堅苦しいつくりだし内容だけど2時間だけ我慢して!とお願いしたい。お願いの星5つ☆☆☆☆☆
心あるスタッフがNHKで放映してくれないかな。今でもビックリする位>>続きを読む
映画としては間違いなく今見ても色褪せない格好良さがあるのだけど、爽快感よりも同情の念ヒシヒシ。身につまされる感じで最後までヒリヒリと痛かった。ここまで追い詰められ、破滅の道すら厭わないまでにブッ壊れな>>続きを読む
8月中に観ようと思ってて滑り込み観賞。鶴ちゃん、なんて良い俳優なの!今じゃヨガ仙人となりこの世にいながら異人ぶりを発揮してるけど。秋吉久美子も名取裕子もThe昭和の健康的色気があって素敵。
この夏は>>続きを読む
2015年製作だから9年前。SNS時代に入ってからの9年てこんなにもSNS事情の色褪せ速度が速いのかと改めて驚く。もはやTwitterもVeinも無くなってるし。雇われシェフの身で、オーナーの意に反し>>続きを読む
ポン・ジュノ監督とNetflixのコラボにひかれて内容知らずに観てみたら、時々チラッと脳裏をかすめる食肉がテーマで面食らい。食肉加工工場シーンがリアルでちょっとオエッとなった。これPG13指定で大丈夫>>続きを読む
公開してから気になりつつも観るのためらってたけど、監督があのジャミロクワイのPVを撮ったジョナサン・グレイザーと知って最後はミーハー心に押されて観に行った。実験映像的なカメラワークは、昔のPVを彷彿と>>続きを読む
元売れないバンドマンが偽小学校教師になりすまし学校でロックを教えるドタバタコメディ。教えるというより、勝手に子どもたちを巻き込んでいく。子どもたちは台風の目のように強力で暑苦しいパッションに引っぱられ>>続きを読む
プロのピアニストを目指し奮闘するパレスチナの青年(13〜17歳)を追ったドキュメンタリー。パレスチナ人の父親、ロシア人の母親、一家はパレスチナ自治区ラマッラ在住。ピアノのレッスンを受けるため、検問所を>>続きを読む
ハートウォーミングな話だったのは覚えてたけど、ここまで温かな気持ちになれるとは。「救済」を軸にした都会の大人のお伽話。ロビン・ウィリアムズとジェフ・ブリッジスのコンビが凄くいい。「フィッシャーキング」>>続きを読む
白人至上主義、過剰な資本主義、男性優位社会、〇〇差別、役割の押し付け…なんやらかんやら色々詰め込まれてて、台詞や説明も多くて、結構見るのに集中力必要でした。コメディなら、もっと単純に笑えて学べる系かと>>続きを読む
脚本が落語の演目がベースというシンプルなわかり易さ。そのわかり易さに身を預けているうちに、敢えてのクローズアップや、時代劇らしからぬ現代風カメラワークでグイグイ物語に惹き込まれていく。正直私の中ではま>>続きを読む
今では世界中のどことでも可能で当たり前のPC間ファイル共有、その技術「Winny」の開発者金子勇氏が著作権侵害法を問われた冤罪事件の実話を基にした作品。好きではないけどひろゆき氏しかりホリエモンしかり>>続きを読む
今観てもエモ可笑しくて声出して笑ってしまう。チャップリンの身体の動きといえば、ブカ靴テクテク歩きが頭にインプットされてたけど、特筆すべき体の柔らかさの方だったのか。まるでサーカスか中国雑技団員。軟体動>>続きを読む
家族が観てたのに便乗しての途中から鑑賞だから評価するのもなんだけど、盛り上がってきた後半に入ってもあんまり没入できなかったな。もっと気候変動への警告を示唆したり、自然への畏怖を思い出させるエッセンスが>>続きを読む
ロビン・ウィリアムズ作品を観たくなって、超有名なのに未見だった本作を鑑賞。心理学者ショーン(ロビン・ウィリアムズ)と、愛着障害を抱えたまま大人になったウィル(マット・デイモン)の交流。ウィルの目を見つ>>続きを読む
死ぬことは生きることのテーマと、余命宣告を受ける大学教授を演じるジョニデ。真面目さを捨て、本音で生きることを決意をし、実行する。その決意が死ぬまでに◯◯するぞ!的なだいそれたものではなく、主には身の回>>続きを読む
以前子どもに携わる仕事をしてた時、平成のドワネル少年(少女)に複数出逢い、18歳になるまでの子どもの度を越した問題行動は、ほぼ100%親の問題ってことを知った。邦題「大人は判ってくれない」は秀悦だけど>>続きを読む
古き良き30年代のアメリカ。現代目線だと社会の素朴っぷりに郷愁を覚え勝手に「良き」としてるけど、不景気真っ只中に生きる当時の庶民からしたら、糊口を凌ぐだけの毎日のどこが「良き」なのかと文句も言いたくな>>続きを読む
あっという間の3時間。心震えました。実在したヌレエフ、カラヤン、エディット・ピアフ、グレン・ミラーがモデル。モスクワ、ベルリン、パリ、ニューヨークの4組のカップル2世代の話。シレッと一人で親と子演じて>>続きを読む
ガザの惨状は数年とは言わずもっと前からそれなりに知ってるつもりではい。けど、それでも、ここまでかと打ちのめされるドキュメンタリーだった。パレスチナは射的場か?イスラエル軍の遊び場か?パレスチナ人は虫ケ>>続きを読む
んー、ドラッグへのアクセスが簡単じゃない国に住んでたのはとりあえずは良かったと思えただけ。そんな国で青春時代送るのも子育てするのも怖すぎる!雪崩式の悲劇。孤独を埋めるにしては余りにも代償が大きすぎる。>>続きを読む
IMAX鑑賞。あ〜良かったあ!なんという臨場感。オープニングからおおぅ!と身体が熱くなる。トーキング・ヘッズを初めて知ったのは90年代イギリスお茶の間のTV。音楽番組から低音重厚なドッドッドッドッドッ>>続きを読む
1997年公開から27年も経ってるのだからその間ちゃんとやり直せておけば地球もこんなに傷ついてなかったのにとヒリヒリした気持ちで観てた。宮崎駿は「人間と自然の共生」の問題をアニメに乗せてずっと何度も警>>続きを読む
手をゴシゴシこすると気持ちいいー思わずやってみちゃいました。後に元天使ダニエルも、人間界で手をゴシゴシやりながら歩いてて思わずニヤリ。嗚呼この感じ知ってる…そうだ、「初めて♡」の驚きと喜びを全身全霊で>>続きを読む
年末はRy Cooderカバーもする超絶格好良いギタリストのライブと、ヴィム・ヴェンダースのパーフェクトデイズで終わったので、その流れで新年(もう1月半ばだけど)1本目は同監督のコレ。いやぁ心震えまし>>続きを読む
役所広司がまんまトイレ清掃人平山にしか見えないほど役にドはまり
。格好いい音楽と文庫本と写真に囲まれ、質素ながらも穏やかな日々を送る初老イケオジ素敵過ぎる。「朝日の当たる家」は若き日のバンド青年役所広>>続きを読む
停電で外からの情報が遮断されただけで途端に「終末感」を覚えてしまう脆弱な現代社会。これに似た不穏は福島原発事故で、隔離感はコロナで私たちはリアルに味わった。ジュリア・ロバーツとイーサン・ホーク演じる都>>続きを読む
子どもの喧嘩、特に怪我が絡むと親は加害者被害者どちらの側になっても心臓が潰れそうになるもの。お互いの主張をしながら双方の着地点を見つけることの難しさよ。最初は大人の話し合いで穏便にことを済ませようとし>>続きを読む
気になってたのに初ウェス・アンダーソン。レトロポップでどこか東欧雑貨チックな画、PARCOが似合うお洒落センス、毒々しくないカラフルな色彩。それらにベネディクト・カンバーバッチがしっくりマッチ!カメラ>>続きを読む