Ihaさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

偉大なクリントイーストウッド。
軽妙なかけあいも往年のまま。
老いた老人の演技もうまいとおもうが
老人なのだから当然か。
内容はなにかもう、達観した最後の作品といった哀愁。
家族を大事にして、時間を大
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テッド(2012年製作の映画)

4.5

テッドがトラブルで引きちぎられたとき、
半身麻痺の真似をして心配させるのを見て爆笑。
あーなんて不謹慎なんだろうか。
映画を見て気づく、日本とアメリカの価値観の違い。
かたや大麻をふかせば警察に捕まり
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.0

マーベル、あまりのわかりやすさに
もう予告編だけでもいいのではないかと思わせる。
テレンス・ハワードはどうも苦手。
決め顔の連続に思えて演技に集中できない。
この人、鏡ばっかみてんじゃないのかなぁ。。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

ショーシャンクは4つのエディションがあるとのこと。
色々な思惑で編集されているのでしょう。
同性愛者が悪役になっているきらいはあれど
役割を自覚し、普段の努力を続ける主人公、ティムロビンス。
冤罪から
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.2

グリーンマイルとショーシャンク。どっちがどっちやら、最悪、混じってしまうのだけどショーシャンクは悪徳刑務所長からの脱獄もの。クリーンマイルは病気を治す能力を持った大男の物語。
無実とわかっていても刑を
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

暴力、Fワードの連発が痛快で
見終わった後は排泄後のようなすっきり感。
ヘイトフル・エイト、キルビル、イングロリアス・バスターズ、ワンスタイムイン・ハリウッド。
もはやこれはマンネリの伝統芸。待ってま
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華氏 119(2018年製作の映画)

3.0

アメリカの医療制度を批判したシッコ。
外国人でも保険のカバーされるキューバに治療を受けに行くアメリカ人。
平均寿命が下がっても利益にならない公的保険などいらないのだ。病みすぎ。
すばらしいドキュメンタ
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フォーカス(2015年製作の映画)

2.0

マーゴット・ロビーとウィル・スミス。息子のジェイディンスミスならよかったなぁ。というのはどうでもよく、ラストで気付く何回か見た感じ。B級感が強く、全く記憶に残らないのでしょう。ということでレビューを書>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

5.0

B級映画、フォーカスをみてマーゴット ロビーが気になった。本作、I, TONYAでアカデミー賞ノミネート、毒親のアリソン ジャネイがアカデミー賞を受賞している。フォーカスではきれいなだけのつまらない女>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

2.8

見てる間、どうも集中できず、
昔見たプレデターを思い出す。確か、テレビ。
インディアンみたいのがいて
その他、個性派がいて、シュワがいる。
次々と部隊の人が狩られ、皮をはがされ、吊るされる。
一人残っ
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

2.9

プロレスラーのドウェイン・ジョンソンが
中国人富豪役チン・ハンのビルのセキュリティ
コンサルタントに当たるといった役どころ。
物語はわかりやすく、ダイハードのオマージュ。
ハリウッドへの中国への忖度、
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

2.5

展開が読めてしまってうんうん。といったところ。
韓国の政治、教育、司法、メディアの世界に
シンパを送り込むことを支援してきた北朝鮮。
光州事件は北朝鮮の支援を受けた勢力が武器庫を襲い、
武装蜂起した事
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.8

50年前の名作。
ヤクザへの多数の陳情客からはじまり、ボスの有能さが描かれる。残虐な脅迫、そして運営方針には信念がある。
イタリア系アメリカ人、アルパチーノ。彼の作品を初めて見たのはマイケルマン監督の
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世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

4.0

監督、主演か。多才、フィリップ・ラショー。実写版シティハンターが評判のいい監督。検索してみたら本作がヒット。おバカなコメディも日本のアニメ、好きなんだろうなーといった感じでカルチャーギャップなく楽しめ>>続きを読む

ザ・シンプソンズ MOVIE(2007年製作の映画)

4.0

日本版が上映されるとき、日本人声優陣がすべて新規に設定され物議をかもした本作。本場も、日本語の声優も素晴らしく優秀でシンプソンズのファンを増やしてきた。変えられては怒るのは当たり前だ。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

イタリア移民の用心棒役ヴィゴ・モーテンセン、天才ピアニスト役にムーンライトのマハーシャラ・アリ、用心棒の奥さんはリンダ・カーデリーニ。どっかで見たなぁこの愛嬌のある美人。。と思ったらブロークバックマウ>>続きを読む

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.8

アカデミー賞作品賞を受賞したグリーンブック。黒人の音楽家に雇われたイタリア移民のチンピラ。後は想像の通り。衝突を繰り返し、交流を育み、友情が生まれる。この受賞を批判し、自作が選ばれず席を立ったのがスパ>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

2.4

黒人問題をテーマとしてきたスパイクリー。本作はアカデミー賞にノミネートも受賞はグリーンブック。グリーンブックは白人の庇護を受ける黒人の物語。スパイクリーは受賞を批判して席を立ったのだけど、それも含め、>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

2.0

ボヘミアン・ラプソディのようなもの作ってみました。
えっ監督おなじなんだ。。しかし、
ラミ・マレックの鬼気迫るフレディと
タロン・エガートンのエルトン・ジョンは残念ながら違う。
誰でも口ずさめるクイー
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

60年から70年代。
西部劇で活躍してきた俳優は
イタリア映画への出演を打診され、ショックを受ける。
人気、年齢、時代の流れ。
一緒に仕事をしてきたスタントマンも生活は楽ではない。
キラキラとしたハリ
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セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997年製作の映画)

3.0

オーストリアの登山家、ハインリヒ・ハラーの自伝に基づく。
自伝ということもあり、オーストリア人でありながら
ナチの信奉者であったことは曖昧には描かれてはいるが
そこはその時代、今の時代から裁くことはで
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2ガンズ(2013年製作の映画)

2.0

バディ、相棒もの。
アンダーカバー、潜入捜査もの。
で、信用できない二人が絆を深めあっていく。
もういいわな。
これだけ子供向けだと、コメディ要素が必要だけれども
ペラペラとあちらの軽口は面白くないん
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

退屈な作品。炭鉱の貧乏な田舎町で
高校生がソ連の人工衛星に感化され
自作のロケットを打ち上げ、
科学コンクールに優勝、
大学奨学金を得、NASAの研究員となるという実話。
作品は退屈なうちに終わるのだ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

マーティンスコセーシ監督のタクシードライバーのオマージュ。ロバートデニーロも出ている。ケープフィアーは怖かったなぁ。
妄想の中で笑い続けるジョーカー。自身の信念はとても主観的なものだ。妄想で時間をつぶ
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テッド 2(2015年製作の映画)

4.2

前作が想像以上に面白かったので本作も。
対訳が不謹慎さ、この映画の楽しさを薄めてしまっているが
(自閉症→引きこもり)頑張っていると思う。
大麻がひとつのテーマでもあるのかな。
大麻の恐ろしいところは
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.5

アクションがすごいのだから
色々とストーリを作らなくてもよかったかなぁと。
ターミネーターがサラ・コナーにメールとか。
しっかしリンダハミルトンかっこよかったけど
年食ってしゃべり方がおばあちゃんにな
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

クリスマス前後にさみしくなってしまうのかな。クリぼっちなどという言葉があるがアメリカでも自殺率は高いらしい。
そんな人間味に引かれたのか、実話をもとにした捜査官と詐欺師の話。
医師やパイロットになりす
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アス(2019年製作の映画)

3.5

ゲット・アウト、でアカデミー脚本賞を受賞し、
監督としても高い評価を受けたジョーダン・ピール。
本作、アスのカバーを見ただけであの監督かなと思わせる個性。
監督自身、白人と黒人の間に生まれたコメディア
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.3

人種間の問題を示唆したルピタ・ニョンゴのアスを見てこの映画にたどり着く。
奴隷に支えられた南部の農業地帯と工業でアメリカの富を生む北部。
綿花、さとうきび、開拓、所有者の妻、奴隷黒人の与えられた役割は
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

何回見ただろうか。当時はビデオテープであったので現在の方が画質がよい不思議感はあるもののセリフのひとつひとつを諳んじれるほど。力をもち、その力に滅ぼされる。暴力の描写も含め、印象は強烈であった。若い人>>続きを読む

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

2.8

前作のコミカルな動きがかわいくて続編も。
今回はママが主役。
育児や女性の社会進出など、
能書きを垂れるのが五月蠅いが、
何のひねりもないドタバタを楽しめた。
こんなものかと思ったけれど
前作ほどでは
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

これが最後これが最後といわれつつ、人生の総集編ともいえるテーマの映画を取り続けるクリント・イーストウッド。
本作以降にハドソン川の奇跡、エドガー、リチャード・ジュエルと高品質で丁寧な映画を撮り続けてい
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メッセージ(2016年製作の映画)

2.5

未知との遭遇を落ち着いたタッチで描いていく。画質はまるでデビッドフィンチャーのよう。意志の疎通を図るためにあれやこれや、わかった時には宇宙船は去り、(わかったといってもよくわかんない設定なんだけど。。>>続きを読む

ローサは密告された(2016年製作の映画)

4.0

フィリピンのスラム街の雑貨屋、サリサリストア。経験の長い女優さん特有の華、ジャクリン・ホセ。東アジア初のカンヌ主演女優賞。それだけの評価を得られたのはフィリピンの現実である警察の腐敗や貧困、麻薬問題を>>続きを読む

J・エドガー(2011年製作の映画)

4.5

あーこれクリント イーストウッド監督か。マーティン スコセッシ監督かと思ってた。。とある男の生き方。
FBIの創始者であり、捜査の近代化、内部の粛正を行ったJ・エドガー。29才にして捜査局長に抜擢され
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ザ・ミスト(2018年製作の映画)

3.5

フランス映画。
スティーブンキングのミストに似ているような。
あの映画のラストも皮肉であったが
こちらのラストも考え込んでしまう。
実際、化学物質アレルギーの人など
映画同様のカプセルに暮らしている例
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