ゆうさんの映画レビュー・感想・評価

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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.3

ディズニー100周年ということで、大好きなディズニー要素がふんだんに盛り込もれていて、とても楽しめた。
幼少の頃から、父親の影響で家には白雪姫やシンデレラなど、ディズニー作品のVHSが揃っており、それ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.6

死者との関わり方、つまり想い出と共に生きていくと言う事、忘れずに故人に想いを馳せる大切さなど、夢と魔法の宝石箱である、ディズニー・ピクサーが『死』について描いているのが、とても挑戦的で面白かった。
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

凄惨さや人の醜さ、哀れさ、そしてやるせなさに打ちひしがれてしまった。そして、いざ自分もその現場にいたら加害者になっていたのではないかという恐ろしさ。
『es』や『THE WAVE』でも描かれている通り
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アーロと少年(2015年製作の映画)

2.2

ピクサーどうしちまったんだ?というくらいイマジネーションを感じない作品であったな。。。

アーロの父親が死ぬシーンはライオンキングがどうしても頭をよぎるし、、、
かと言って、家に帰るまでのロードムービ
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王様の剣(1963年製作の映画)

2.0

ツライツライ修行の上で、人格的にも精神的にも強くなって、さぁ剣引き抜くぞという、剣抜くところピークに話が進むかと思っていたが、全然違った。
馬上トーナメントで剣を忘れて、街を彷徨っていたら、王様の剣が
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コルドロン(1984年製作の映画)

1.4

『ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス』にて、シンデレラ城のミステリーツアーに原作あったのを知り鑑賞。
マイナーな作品の理由が分かる。ディズニーどうした?というような内容であった、
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

2.1

下北沢映画祭にて鑑賞。
悩み事や辛い事があっても、人に話す事で気持ちが楽になるというのがよく分からないタイプなので、相談というものをあまりした事がなく、ましてやぬいぐるみに話すというところまでいくと、
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.0

火・水・木・風、それぞれの特性をよく理解し、それをアニメーションによく落とし込んでいるところは、さすがのピクサーというところです。
ピンチの切り抜け方、その閃きには感心せざるを得ません。

とはいえ、
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.2

大林宣彦監督の映画「転校生」で描いた入り代わりに、時代の交差という要素を付け加えた事で、何とも新しく、そして日本らしい作品に仕上がっているように感じた。
そして新海監督の総決算というか、今までの作品群
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.3

もののけ姫を観たのは中学生の時だった。
意味というかテーマ云々はよく分からなかったが、それでもめちゃくちゃ面白えというインパクトだけは頭に残り、当時は入れ替え制ではなかったから、そのまま2回連続で見た
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

1.6

ムーミンが好きなので、ちゃんと作者の事も知ろうと思い鑑賞しましたが、ムーミン公式ページに掲載されているトーベ・ヤンソン情報で十分かなって感じでした。
『ヘイフラワーとキルトシュー』みたいなポップな感じ
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

1.8

『Evil Dead The Game』という非対称型対戦ゲームが面白いので、原作も見てみるかと思い鑑賞。
まぁ、結局ゲームの方の設定などは分からず仕舞いだったのですが、初期サム・ライミ作品を見れたの
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.7

恐らく誰もが待ち構えているであろう問題、そして、誰もがまだ自分にはまだ訪れない問題と思っている、この介護というライフイベント。
目を背けて生活している分、現実を残酷なまでに突きつけてくるので、とても嫌
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

漫画は未読で事前情報何もなしに観ました。
何がそんなに響いたのか整理出来てないが、とにかくずっと泣いていた。漫画で鳴っている自分の頭にしかない音を映画に落とし込むとだいたいチープになりがちだと思うが(
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

2.8

長らくNetflixでしか観れなくて、ずっっっと気になっていたのだが、やっとアマプラに配信されたので観ました。

脱北自体を描いた映画『クロッシング』は観た事あったが、強制収容所を描いた作品は初めて観
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.3

『Danger Zone』が流れる空母シーンとKAWASAKIのバイクとビーチバレーを観に行くもんですからね〜と半分冗談の気持ちで観に行ったら、本当に全部あって笑ってしまった。
前作のファン想いという
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悪人伝(2018年製作の映画)

2.9

韓国映画ってバイオレンスに傾きガチなので、法の下でちゃんと裁くのか〜意外な終わり方だな〜と思ったら、きっちりラストでもうひと展開あって、流石だなと思いましたね。

連続殺人犯の犯行動機だったり、急に身
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さがす(2022年製作の映画)

3.9

座間9人殺害事件、相模原障害者施設殺傷事件、市橋達也の逃亡録、京都ALS嘱託殺人事件など、近年のセンセーショナルな事件をモチーフに、非常に深いテーマ性やエンターテイメント性へと昇華していて見事としか言>>続きを読む

ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師(2021年製作の映画)

3.5

この映画を観るまで、ムクウェゲという医師のことも、ノーベル平和賞を受賞していた事も、コンゴ民主共和国がこのような状態である事も全く知らなかった。
何の為の平和賞なのか、日本のメディアが報じないだけなの
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選ばなかったみち(2020年製作の映画)

2.1

認知症を患っている現在、移民としてではなくメキシコで失った子供の想いを抱えながら生きるという"選ばなかったみち"、そして家族を捨てギリシャで小説家として生きるという"選ばなかったみち"の3視点から描か>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.5

PS5の『Marvel's Guardians of the Galaxy』を買ったと言うこともあり、前作は観ていたが、本作未鑑賞だった為、観ることに。

やはりこのシリーズはかなり好みですね。
とい
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

2.8

モノクロ映画久しぶりに観たな。

子供のやる事と目を瞑れるか瞑れないかの絶妙な犯罪具合が引っ掛かりますが、ちょっぴりダークなジュブナイル物として楽しめました。

基本モノクロシーンの中で、海で母親達が
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

ヒース・レジャーの後のジョーカーを演じるのは相当な覚悟とプレッシャーがあったかと思うが、見事にホアキン・フェニックスなりのジョーカーを演じ抜いていました。
痩せ細った体作りや狂気の纏い方など、見事とし
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整形水(2020年製作の映画)

3.2

韓国のアニメ作品鑑賞は初かな?
アニメでも特有のバイオレンスさは健在ですね。
そして、脚本の秀悦さも。

ルッキズム的な問題を描いている作品ってなると、邦画だと『ハンサムスーツ』がパッと思いつくけど、
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

2.3

大人になったルーザーズ。
大人ならではの、過去のトラウマ、偏見や差別、夫や仕事関係といったものが、恐怖の対象に成り代わっているのが面白い。
そして、幼少期とは違いその恐怖を拭い去るのがとても困難である
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

パッケージ自体は目に触れる機会が多いので存在はしっていたが、これスティーヴン・キングなんですね。死体探させるの好きですね(笑)

単純なホラー作品かと思い込んでいましたが、少年少女のひと夏での成長を描
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

3.4

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争自体は知っていましたが、このようなジェノサイドが行われていた事は恥ずかしながら知りませんでした。
ルワンダの虐殺と同時期に、違う場所で同じような悲劇が起こっていたとは。
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ホロコーストの罪人(2020年製作の映画)

3.9

原題は『最大の犯罪』なんですね。
『THE WAVE』や『es』などでも描かれている通り、人間置かれた状況・同調圧力によって、酷い行為も流されやってしまうというのは周知の事実なわけで、何故に"罪人"と
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かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル(2021年製作の映画)

1.5

原作は未読。
要所要所で挟まれるギャグが、兎に角薄ら寒くて萎える。
カラオケで高校生達が『め組の人』歌って盛り上がってるのにも違和感。tiktokで流行ってるのか?
そして、アメリカの大学で生徒会って
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

2.6

4人の若者を中心にストーリーが進行していくが、焦点がとっ散らかってて、誰に対しても感情移入がしにくかった。
大学を辞めるに至った経緯、自分の店を捨て故郷に帰るか否かで悩む過程が、ミュージカルを挟む事に
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男の優しさは全部下心なんですって(2019年製作の映画)

2.2

『愛がなんだ』のような恋愛群像劇なのかなぁと思っていたら、突然幽霊出てきたら、ハメ撮り流出させられたりと、劇中歌の後藤まりこも相まってかなりエキセントリックな内容だった。

辻千恵さんがめちゃんこ可愛
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

九份意外にも素敵なロケーションがあるんですね。海岸、浜辺のロケ地がとても美しく、特に時間が止まった際の街並みの映像美が素晴らしかった。
人よりも行動が速い人遅い人がいて、この払いすぎた時間と未払いの時
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

ナカハラに向けて言ったマモルの『まぁ、当人同士が良ければそれで良いんじゃないですか?』のセリフがそのまんま本作の感想に繋がるかな。

自分に害がなければ、または金銭的搾取や肉体的暴力を受けてなければ、
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幕が上がる(2015年製作の映画)

3.3

エースがいたり、合宿したり、新しい仲間が増えたりと、部活漫画の王道を踏襲しつつも、演劇部という新しい題材にとてもドキドキさせられた。

一年に一度しか大会がない事、舞台セットの設置が少しでも遅れると審
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.1

カメラワークや演出、色々と初々しさを感じ取れる作品だったな。山で想いの丈を叫ぶシーンなんて、きょうびなかなか見る事ない。でも、それが恥ずかしいものを見せられているとはならずに腑に落ちるのは、作品そのも>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

オールタイムベスト更新です。。。
あまりにも自分の姿、在り方が投影され過ぎていて、流石に無視は出来ない。
映画って、数年経ってそれでも尚心の奥深くに大切な物として残っているものが、本当に自分にとって良
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