Jasminneさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

西遊記2~妖怪の逆襲~(2017年製作の映画)

3.3

前回とはスー・チー以外全員演者を入れ替えておる。
猿が近衛十四郎にそっくりで旅の活劇としては面白い。玄奘もけっこうスケベな坊主だしな。純愛に見えるけど煩悩にも見える。
もう美男子をキャスティングする必
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西遊記 はじまりのはじまり(2013年製作の映画)

3.5

二年ぶりに見た。
坊主(玄奘)に毛がないのは猿がむしったからというあのシーンはこの二年間一度も忘れたことはないよ。
続編を見る前におさらいした方がいい。だってこの作品みたいにキャストが続編で総入れ替え
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予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

3.3

東出昌大の棒演技をこれだけ生かせる役と演出があるだろうか。
黒沢清が愛を信じていることはわかった。私も信じてますよ。この作品で描かれる愛と私の愛は違うかもしれないけど。
ラジオドラマや朗読劇でもいけそ
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.4

冒頭30分はめちゃくちゃ笑える。「どんなバラバラ死体?」なんて好奇心をそそられる言い回しである。

じゃない方の黒沢の作品は90年代後半すごいすごいと学校の先輩が言っていたけどすごいね。役者に体で表現
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ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

2.7

いきなり英語で喋るから驚いたよ。ジャック・ドゥミとアニエス・ヴァルダならフランス語でしょ!
マリーアントワネット役の人はちゃんとしゃくれてた。マリア・テレジアの子どもはしゃくれてたってのは定説なので史
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

怖大笑い。続編は撮るんだろうな、しっかし。「スタンド・バイ・ミー」といえばそれまでなんだけど、親殺しのチンピラのその後を知りたいから続編は撮ってほしい。

ブルゴーニュで会いましょう(2015年製作の映画)

2.5

家族の再生とワイン製造の過程をリンクさせている。そこは上手いんだけど、ラストシーンが鼻についた。

泳ぐひと(1968年製作の映画)

3.3

原作はよく書いたよね。海パン一枚の主人公なんてありえない小説だもん。
子どものような歳の女性を口説くシーンは超絶気持ち悪い。風刺画と思えばスッキリするのだけど。

八月の鯨(1987年製作の映画)

3.4

二人で支えあって生きているところにちょっとでも邪魔になりそうなものは断る姉の意地悪なほどの態度は仕方ないのかなと思っていた。
最後の方では妹の方がガツンとやっていて痛快だった。
ふだん大人しい人がガツ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.6

自民党杉田水脈的ディストピアとでも言おうか。「生産性」とやらを理由にリプロダクションのみを是とした社会を突き詰めると当然殺し合いまで行くし、その反動とも言える裏社会も生まれる。裏社会の中身も殺し合いま>>続きを読む

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.4

ギリシャ悲劇になぞらえてるのに喜劇なのは面白い構成だ。すごくヒットしたこととミラ・ソルヴィノがこの作品で売れたのは覚えていた。なんとなくつまらなさそうだと思って見てなかったけど見なくて損していた。

愛を弾く女(1992年製作の映画)

3.3

LGBT映画だと思ったんだけど。安楽死を主人公が引き受けるシーンであれっと思った。
冷たい人で凍てついた心の持ち主でもなく人に言えない事情を持った人なんじゃないのかな。それが「A heart in W
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

2.9

内容を書くわけにいかないから書かないけど、どんだけ束縛強いの?って思った。
ちゃちゃっと残してやるものを残してやればいいじゃない。そしたら山崎豊子の世界になるからダメか。
トルナトーレ監督はイマイチ人
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アスファルト(2015年製作の映画)

3.7

NASAの宇宙船が落ちてくるのはもはや反則。そこまでの描写は笑っていいのかすら分からなかったけど、宇宙飛行士がアラブ系の女性の家で迷子として世話になるあたりから「笑っていいんだ」と腑に落ちた。
笑って
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探偵なふたり(2015年製作の映画)

3.4

まさかのその展開ってのが最後の30分につまっている。
女房の尻に敷かれてる情けない亭主と見るか、生活協働をしっかりやる亭主と見るか。実はそこがトリックの根底にあるものとも関わってくる。
これ以上は書け
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わらの犬(1971年製作の映画)

4.0

カチャってダスティン・ホフマンにバイオレンススイッチが入る音が聞こえた。
災害と災難に強いのはコンタクトレンズよりもメガネ。やはりメガネを枕元に置いて寝よう。
ボコボコに殴られた顔して女房がベッドで休
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突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.0

ゲーテの「親和力」が作中に出てきた。作品は「親和力」へのオマージュなのだなとそこで気づく。1997年に柴田翔が訳書を出していて途中まで読んで挫折したのだが4人の男女の関係を描いているので「突然炎のごと>>続きを読む

ジュリエッタ(2016年製作の映画)

3.8

アルモドバル監督は女性の苦悩を描かせるとナンバーワンだよね。
人を予言のようなもので怖がらせる人は本当に良くないし、そういう人が身近にいたら遠ざけるのが最良の策。
失踪した娘の失踪した理由はスクリーン
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.2

ストーリーが雑じゃないかな。偶発的な出来事だから雑でいいのか。
お巡りも執念だったな。
カラー作品なら成立しない光と影。

2020.10.18
再鑑賞。
クライムものとしては詰めが甘いとまた思った。
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.0

「ふたりのヴェロニカ」という映画を知っているとほくそ笑んで見てしまうが、知らなければ通り過ぎるようなものだろう。
人生が二度あればという妄想をかき立てる「ふたりのヴェロニカ」へのオマージュ作品。二回と
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恋は緑の風の中(1974年製作の映画)

3.1

アリスの歌声がいやに若くてテクニックに転んでない歌い方で実に良い。
第二次性徴期映画だから存分にファンタジーが含まれているんだけど、それに相対する原田美枝子の貧乏な暮らしと働く子どもぶりがファンタジー
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

クリスチャン・ベールは顔がサイコパスを感じさせる。
空疎な人生を埋めるための殺人とか実際にあるわけで。しかも大量殺人。隣の殺人鬼って感じ。こいつは超リッチなんだけど隣人感がある。
全裸でチェーンソウを
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ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

4.0

もともと発売されていた本をベースに各国の現在を代表する映画監督が登場してヒッチコックについて語るところはとても貴重。
その本を読んでなくてもヒッチコックの作品をよく知らなくても大丈夫。トリュフォーのヒ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

5.0

2024年9月29日

また見たよ。
新しい発見があった。でももう忘れた。見たばかりなのに。


2023年10月2日
何度見たか分からん。何度見ても満点。
見る度に「スケキヨ頭巾を取っておやり」とモ
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ラン・スルー・ザ・ナイト(2016年製作の映画)

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BGMにしてたから何も言えないんだけど、ロシア映画をテレ東の地上波で流すんだから時代が進んだなと思った。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.0

二度目の観賞。

ハーヴェイ・ワインスタインが制作に関わったとわかり作品への感動がぶち壊された。大して感動もしてないんだけど何ヶ所か笑えるところがあってそれは良かった。

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.0

山田涼介ってハンサムなのね。知らなかった。
時空を超えた人間ドラマはオモシロイ。知らなかった。
東野圭吾の作品は読んだこともちゃんと映画も見たことないけど人情味があるんだね。知らなかった。
東野圭吾作
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

評価が低いのがちょっと信じられない。スターウォーズシリーズをほとんと見たことがなくても権力、帝国主義、欲との闘いの作品だから普通に面白いけどね。続きを撮ってほしい。

美しき諍い女(いさかいめ)(1991年製作の映画)

3.9

ガキの頃話題になっていて見そびれていた作品。長い。そしてラストの俗にまみれたところなんて製作過程など全てを無視するパワーがあった。
絵画の製作過程を惜しげも無く見せてくれるから絵を知らない人にとっては
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.3

BGMもない派手な服も化粧もない。なんにもないところに、妻の着ている白シャツと麻のパンツが清潔感をもって浮かび上がってくる。
壊れてしまった人間関係の修復より古くて新しい未来を目指す妻が新作を書けてし
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TOMORROW パーマネントライフを探して(2015年製作の映画)

3.2

民主主義と経済活動の利益が反しない部分を社会実験を兼ねて実践している人たちがたくさん出てくる。そこにアジアの国が出てこないのは残念だけど、一見の価値あり。
できることからコツコツと暮らすのも社会運動の
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暗黒街(2015年製作の映画)

2.7

「ドラゴン・タトゥーの女」のリスベットに匹敵するしぶとい女が出てくる。
イタリアの政治と腐敗を知らないと訳わかんない映画。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.0

全く尊敬できない人物が主役。詐欺師だよね、はっきり言って。
粉のミルクシェイクを売るとか否定はしないけど私は買わない。家族のことは粗末にするし、粗末にするなら金を出せって感じ。強欲で無責任な人物。大嫌
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