おっくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

おっくん

おっくん

映画(266)
ドラマ(0)
アニメ(0)

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

-

奥底に秘められた闇が性という形になって表出しているように見えた。
キューブリックの遺作だけど、最後の最後まで、ここまで色褪せない不気味なものを作れるのは、とにかく凄い。

そしてニコール・キッドマンと
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

-

名作。
アウトローでハードボイルドな日本の映画に久々に出会えたって感じ。
こういうギリギリした雰囲気、痺れて最高でした。
普通にまた観たい。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

-

ずっと観たいと思ってた映画。
案の定、非常に良きでした。

社会とか取り巻く環境、つまり自分の「外」によって「中」の自分が侵食され、いつの間にかそれが素の自分だと無意識に刷り込まれる。そしてその自分を
>>続きを読む

マラヴィータ(2013年製作の映画)

-

久々に尊敬してやまないデ・ニーロ作品を鑑賞。

バイオレンスだけど、しっかりコメディで、面白い要素が随所に散りばめられていて、終始飽きなかった。

あとやっぱりデ・ニーロがカッコ良すぎる。
若い頃から
>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

-

クリスマス、何か観たいなー
そういえばティムバートンの何かクリスマスの映画あったよなー
…やっぱ無いよなー
でも代わりにこれあったから観るかー

っていうノリで観てみた。
何ならクリスマス、一切関係無
>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

-

小津作品3部作の内の1作を観てみた。

テーマは「結婚」だったが、その戦後間もない頃の男女のそれぞれの結婚観と共に、その作品の中で生きている様な感覚になった。
現在、結婚をしないで、海外でもあるような
>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

-

久々にアル・パチーノの出ている映画を観た。
映画自体は終始穏やかな時間が流れている印象だが、それでいてスレード中佐の行動(特に拳銃で自殺しようとするシーン)があって、そこにヒリヒリ感があるので、最後ま
>>続きを読む

野獣死すべし(1980年製作の映画)

-

打って変わってかなりシリアスなものを観た。
(そもそもきっかけは最近松田優作がマイブームなもので。)
観終わって、何か観ちゃ行けないものを観てしまった感覚になった。
戦争という経験によって、死生観や倫
>>続きを読む

漫才ギャング(2010年製作の映画)

-

たまにはこういうライトなものも良いよね、ってことで何となく観たけど、普通に面白かった。
監督がお笑い芸人だけあって、内容はもちろん話の展開も上手いなとは思った。
またお笑い芸人ならではの、笑いポイント
>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

-

タランティーノ作品4作目、ずっと観たかった映画がやっと観れた。
第二次対戦時にナチスによってフランスに占領されてた頃の話、歴史的に全く忠実ではなかったが、それがラストのナチスが一掃されるシーンに繋がっ
>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

-

泣いた。
当たり前に思っていることの有り難さをもっと噛み締めて生きていきたいと思わされた映画です。
この映画は自分の中でかけがえのない大切なものとなったし、色んな人に本当に観てもらいたいと思った。

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

-

マフィア映画で久々に興奮した。
銃撃シーンのアクションは勿論のこと、禁酒法が定められていた当時の血で血を洗う抗争が描かれている時代のヒリヒリ感が伝わってきて、最後まで固唾を飲むほど観入ってしまった。
>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

-

社会的な期待がプレッシャーに変わり、それが自分の中での範疇を超えたものとなった時に、自分自身の中でいつしか恐怖になってしまうものである思った。
それがバードマンというキャラクターであったことでとても見
>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

-

本当にいいお話でした。
久々に純愛なラブストーリーに見入ってしまった。
そもそもラブストーリーものとか苦手で、こそばゆくなる感じが結構あったが、今回は一切そんなもの感じなかった。
有名なあの陶芸シーン
>>続きを読む