ちょもさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

ヤクザを社会のマイノリティとして描くのはズルでしょうが。
99年から05年までをスムーズにスキップしたからこそ、19年に飛んだ時のギャップが強烈に響く脚本の妙。

親族や親子の盃、義兄弟に兄貴分。
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.0

あまりに露骨すぎる水爆批判映画。
この頃の日本にしか許されない蛮行。
この年で観ると全く世界観が変わってくるね。
今では定番のカタルシスとなっている街の破壊シーンも、当初は復興都市を水の泡にする行為だ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

まさか紅で泣く日がくるとは。。。
変声期を大人への分水嶺としつつ、計算されたキーで歌う紅。
リングばりに焦らされるフリにはもう耐えきれない。

マンガ内マンガを使うらしい原作者へのオマージュとして映画
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.0

永遠にコメディタッチで人体が欠損していく。
制作陣キメてない?

交換ウソ日記(2023年製作の映画)

4.5

めっっっっちゃすき。

青春ものって「そうはならんやろ」と思いつつ胸キュンを楽しむことが多いけど、これはそうなるやろ!!!
放送聞いてる教室と一緒にめちゃめちゃ興奮してた。

脚本がいいんだ脚本が。
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.5

演者の表現力が凄まじすぎる。
本当にこういう奴なんじゃないかと思わせる岡山天音と、察してメンタルケアに徹する周囲の人々の取り繕った暖かい表情とのコントラストに脳がハレーションしちゃう。
きっと岡山天音
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

5.0

50年代が舞台のVFXモリモリゴジラを白黒で、でもMX4Dで観るという奇妙すぎる体験。
椅子が揺れるだけで怖すぎるのよ。

戦後が舞台なだけあって、むしろこっちのがよいのではと思わせてくれる。

「ハ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

邦題で辟易してたけども、観てみたら全く飽きなかった。
発想で切り抜けがちなゾンビウェーブを腕力で押し切るマ・ドンソクが見れるだけでもスタンディングオベーション。

アメリカ製パニック映画ライクな着地点
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

楽しい!!!!!
ティモシーあなたそんなポップな表情できたのね。

原作読んでないからどっちのウォンカが正しいもんか分からんが、家族や周囲の人間を大事にしようというメッセージ性としては共通してるのがよ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

日本人が観て誰もが諸手を上げて称賛する映画か?
僕の感性がおかしい?
カンヌで放映されてこそ価値のある作品でしょ。
日本の劇場で観ても見覚えのある風景がエモく切り取られてるなぁという印象しか。。。
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.0

クリスマスのスピンオフ。
スタローン主演シリーズのナンバリングでステイサムのメタルギアを見ることになるなんて誰が予想できるのさ。

世代交代をやりたかったのかもだけれども、予算感もスケジュールも噛み合
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.0

理性的なジョン・ウィックによる孤独なグルメって感じ。
フィンチャー味は少ないけど纏まりはよい。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.0

筋肉達が内輪ネタでキャッキャ言ってるのをハタから観る映画3。
筋肉達を使い捨てにするつもりは毛頭なく、苦肉の策として若芽を育てることにしたスタローン。

エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

3.0

筋肉達が内輪ネタでキャッキャ言ってるのをハタから観る映画2。
え!?その筋肉まで!?という驚きには脚トレ翌日の筋肉痛と近しいものを感じる。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.5

そ......ッッ そうきたかァ〜〜〜〜〜〜ッッッ
ポップな雰囲気の極厚オブラートに包まれた戦争の凄惨さ。
当然泣いちゃった。

トットちゃんの成長を描くのは言わずもがな、泰明ちゃんという一個人との出
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市子(2023年製作の映画)

4.0

失踪した「市子」を探す過程で、謎に包まれていた彼女の過去が紐解かれていく。
本作は「舞台の映画化」であることを前提に鑑賞すべきで、だからこそ舞台では表現し得ない、広角でない画角や動きのあるカメラワーク
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

最近劇場で観たホラーで一番怖いかも。
席立ちたいけどもうちょっとだけ頑張ろうが延々と続く様はさながら12℃の水風呂のよう。

怖いと理解していても観続けているホラー好きの僕らも、ある種ラリってるような
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

2.5

遠い昔、遥か彼方の銀河系で...帝国軍と反乱軍の争いの最中、田舎暮らしの主人公の元へ、遂に帝国軍の魔の手が迫る。次第に主人公の出自が明らかになり...

ライトセーバーが出てくると思ったらとにかく硬い
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.5

この時代にタートルズの新作を観れるとは。
ヌルヌルした油絵ライクなCGがヌルヌル動く。
ハッピーな異形ヤングヒーロー譚。

65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

1.5

白亜紀の地球に迷い込んだハイテク異星人がイージーミスを繰り返す。
鉄パイプのように固く捻りがなく、見通しの良い映画。

肩幅広すぎて肩が外れるアダム・ドライバーで+0.5。

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

4.0

泣いちゃった。
綺麗で分かりやすい今敏って感じね。

デジタルアニメと3DCGと水彩画とが融合した映像美。
アマンダの想像とバンディングの想像とで毛色が違うのもグッド。

心くんのアフレコが上手すぎる
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

オールジャンルてんこもりファンサおせち。
バディものとしてアツすぎるが故に際立つ、墓場鬼太郎におけるおやじの無慈悲さよ。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.5

子どもができたら観せたい一作。
星の数ほどのシンデレラストーリーや英雄譚を描いてきたディズニーが描く「等身大のファンタジー」よりも重みのある作品が存在するだろうか。

全人類に届けたいテーマだからこそ
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

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点数を付けるもんじゃあないけども、最高すぎる。
吹替で観るべきだからウィッシュ観ようや。

ナックルガール(2023年製作の映画)

2.0

原作は途中までしか観てないけどだいぶ設定違うくね?
無理矢理韓国ノワールに落とし込んだ感じがしてしまうわ。

アクションも大した動きではないんだけども、カメラワークと強そうな顔でなんとか誤魔化してる感
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(2023年製作の映画)

3.5

世界の北野を劇場で観られると思ったらビートたけしだった。

大将首のように主役とジャンルがコロコロとすげ替わる。

正欲(2023年製作の映画)

5.0

「正しく」生きようとする人、それが出来なかった人、その被害者、それを守る法の番人。
ずるいよこんな群像劇。ずるいよそんな出会い方。

パラフィリアを題材にはすれど、人生の綻びなんて誰にだってあるし「当
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