MURANOさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

MURANO

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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

待ってました、クリストファー・ノーラン節全開!! ただ、正直ワケわかんないよね(笑) 全然ワケわかんないだけど、2時間半ずっと緊迫感あって、圧倒されました!

たぶん"主役"のジョン・デヴィッド・ワシ
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真実(2019年製作の映画)

3.7

日本人監督によるフランス映画と考えるとよく出来てるけど、フランス映画としては普通の作品なのかもな、と思わせる悩ましい一本(^^;

いやね、いくらカンヌも制した是枝監督と言えど、主演があのカトリーヌ・
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映画 きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー!!(2020年製作の映画)

4.0

2歳の息子と一緒に家族鑑賞。2歳からしっかり小人料金取られるんですね(笑)

いつもテレビで繰り返し見ているオープニングテーマから映画は始まり、ソドー島のエピソードと異国のエピソードの2段組になって
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ラブ・ギャランティード(2020年製作の映画)

3.6

レイチェル・リー・クックとヘザー・グラハムが出てるラブコメって聞いて、そのキャスティングにちょっとグッと来ると世代がバレますね(笑) 密かに配信開始待ってましたよ。

レイチェルは40歳か! どうして
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.3

宇宙人ポール、見た目は宇宙人だけど、宇宙人じゃないみたいに人間的ないいヤツだ!!

物語のど真ん中に宇宙人がいるのに、どういうわけだが普通のロードムービーとして楽しめてしまうという。旅をしながら絆が深
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.0

『ブックスマート』を観たあとで、兄妹編的に『スーパーバッド』も続けて鑑賞してみました。

非モテ高校生の卒業間際のパーティーデビューという設定を、ジョナ・ヒルとビーニー・フェルドスタインの兄妹がそれぞ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.1

これまた多様性の時代を象徴した、エッジの効いた楽しい青春コメディでした!

ぽっちゃり体型の生徒会長を演じた主人公のビーニー・フェルドスタインって、『レディ・バード』に出てた子か! この2本出てたら、
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キャリー(1976年製作の映画)

4.5

この映画を学校の授業で見せたら、後味の悪さに怯えて、イジメが減るんじゃないかな(笑)

イジメられっ子・キャリー怒り絶頂のクライマックス、カオス過ぎて戦慄を覚えますよね。

名作と名高い青春ホラーゆえ
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.2

10年ぶりの続編ということで正当なパワーアップ版になっていました!(僕は2作続けて観たから10年待ってないけど…)

新種のゾンビにT-800と名付けていたり、劇中でもやたらと言及されるので、『ターミ
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.5

“ゾンビランド”という名の遊園地に行ったような感じで、全編通して楽しすぎる!!

いやね、実際のところ、ゾンビが出てくるシーンはゾンビ映画のわりに少ないし、もっと言うとゾンビに襲われそうなシーンすらあ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

良かった! 力作の原作小説に恥じない力作の映画になってました!

何せ直木賞と本屋大賞1位の2冠を制したベストセラーが原作なだけに、よく言えば軽めで悪く言えば浮ついた感じの仕上がりになるのかな?と思っ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

政治はいつの時代も疑惑を秘めてるので、それを舞台に茶化すコメディはテーマとして面白いですよね。

昔、TVドラマで『総理と呼ばないで』という田村正和がダメ総理を演じた作品もあったのが記憶に残ってますが
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ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.5

最高であり、最低でもある映画ですね(笑) 観終わった後、なんとも言えない感覚に襲われました。

最初から笑い飛ばすつもりで見ていたのだが、途中から開いた口が塞がらず。ここまで豪快にやられると、心の中に
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

超激しいスプラッター映画撮ってた監督が、25年以上の歳月を経て、こんな大真面目なドキュメンタリーを手掛けるなんてね...(笑)

いくら「祖父に捧ぐ」とは言っても、本当に驚きです。

ただ、ピーター・
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.2

古典的なミステリーを活かしながら茶化して、謎解きの質とかを越えて、ちょっと知的風なコメディとして爽快に面白かった!

アナ・デ・アルマス演じるヒロインの「嘘をつくと吐いてしまう」っていう何じゃそりゃ!
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.1

人生って、波のように動きが読めないものですよね。でも、どんな予測不可能で辛い大波に襲われても、強く抱き合って生きていくのが家族なのかな。

劇中、ポスターになっている場面も含め、様々な状況で登場人物が
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.1

力作。こういう邦画がもっと作られたらいいのに、と感じさせる社会派の一級品でした。

この映画を現政権批判に結びつけるかどうかは、観た人が決めればいいかなというのが個人的な感想ですが、現実の出来事を想起
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.0

「これは何回目?」という台詞が出てくるように、トム・クルーズがタイムループしまくる内容だが、何回も同じ描写を繰り返すかったるさはこの映画にはない。

大胆にシーンをぶっ飛ばしていって、エミリー・グラン
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

原題には「ファースト・ミッション」って付いてないんですね。観終わってから、内容よりもまずそこが気になっちゃいました(笑)

『トゥームレイダー』の映画というと、どうにもアンジェリーナ・ジョリーの印象が
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.0

作りとしてはハリウッドのクラシックなラブコメ風だけど、シンガポールを舞台にアジア系キャストのみでやると、また違った輝き方をしますね!

単純に僕がシンガポールが好きってこともあるけど、あの街が持つ煌び
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

「時を駆けるビッチ」ってキャッチコピーが本当もう、そのまんま(笑) だけど、コレがなかなかの快作でした!

同じくハロウィンマスクをつけた殺人鬼が襲ってくる『スクリーム』っぽい感じのティーン向けホラー
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

すっごーく軽い作品観たいな!って気分に合わせて鑑賞。「騙されないぞ」みたいに構えて観てないので、本当に気楽に気持ちよく騙されて爽快でした!

ドラマ版は未見です、もちろん(笑)

なので、小ネタ的なと
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.9

コロナ禍以降で感じたことをもって観ると、人間模様が現実に通ずる部分が多く、興味深く鑑賞出来ました。

かなり静かに展開していく映画で、「それ」は具体的に明示されるわけではないので、激しい展開を期待する
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めまい(1958年製作の映画)

4.1

ヒッチコック最高傑作の呼び声も高いけど、ヒッチコック作品としては異質な作品なんじゃないかな。タイトル通り「めまい」を味わえるのは確か。

主人公が高所恐怖症といういきなり提示される設定が、その部分の恐
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.9

すごく良く出来てるとかではないけど、世界観がなかなか好きだった小粒なSF良作。

『マトリックス』や『エクス・マキナ』の要素が注入され、コンパクトながら緊張感のあるチェイスをドキドキしながら楽しんでい
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.5

フランスの結婚式は長い!ってどこかで聞いたことあったんだけど、それを映画1本で体感されてくれる、非常にフランス色の濃いコメディ。

ウエディングプランナーのおじさんを主人公に、周りの個性的すぎるスタッ
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アス(2019年製作の映画)

4.1

寝る前にスマホアプリでPrime Video開いたら、新着で入ってるの見つけて「お!」と目が覚めて、寝るのやめて即座に観始めちゃいました(^^; (劇場で見逃してずっと観たかったんです)

そんな深夜
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パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

4.3

3度目の鑑賞の『パラサイト』はモノクロで!
格差社会は普遍性のあるテーマということもあるし、モノクロになるだけでクラシック映画の名作の佇まいになっていました。

3回観てもそもそも脚本が面白いと感じ
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.5

想像通り、ザ・ロック様が神ってる超人っぷりを見せてくれました! こういうB級アクション映画、最近観てなかったな、って気分で気楽に観たので楽しかったです(笑)

冒頭、過去の事故から始まるシリアス展開に
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.8

自分にとってのラブストーリーの永遠の名作。ただふたりでウィーンの街並みを歩くだけの映画なのに、恋愛の面白さがギュっと詰まってる感じが好き。

会話劇ってこともあって、好きな映画なのに久々に観たら細かな
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

4.5

Black Lives Matterムーブメントが加熱している今、絶対観た方が良い2020年の最重要作! スパイク・リー版『地獄の黙示録』で、戦争映画としても、黒人映画としても傑作でした!

もし、こ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

ワン・ダイレクションの曲名みたいな邦題になっちゃってるけど(笑)、『若草物語』のままにしてしまうと、若い観客には敬遠され、年配の観客はポカンとしてしまいそう。

観てみると本当に古典モノの雰囲気はほぼ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

「ゴースト・ストーリー」=「幽霊の話」と聞いて、こんなアート系の優しい話になるなんて誰が想像できるだろう?

幽霊の話と言ったって、切り口で変わるんですよね。夜な夜な出てきて人を怖がらせるのではなく、
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イメージの本(2018年製作の映画)

3.5

ゴダールのことわかってるつもりだったけど、、、やべぇ、全然わかんねぇ(泣)

晩年のゴダール作品はとにかくコラージュというスタイルですよね。この『イメージの本』もこの映画のために撮影した映像ってあるの
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.6

どうしても比べてしまいます、『ボヘミアン・ラプソディ』と…。『ロケットマン』の監督は、代役監督として『ボヘミアン〜』の方にも携わっているわけですから。

音楽の見せ方という点で、やっぱり『ボヘミアン〜
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.0

2時間強の上映時間で世界3カ所での自分探しを完璧には描けないよね…。

自分探しの旅行きたいな、といった夢を見るために観る映画で、華のあるジュリア・ロバーツと美しい各所の情景がなんとなくそういう気分に
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