Kumaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Kuma

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パリの恋人(1957年製作の映画)

2.7

冒頭終盤「マイ・フェア・レディ」、中盤「ローマの恋人」といった雰囲気。

暗室で「ファニーフェイス」と言いすぎて、「天下のオードリーヘップバーンに…」と少し映画から心離れる。

ヒロインが哲学好きなの
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ピクセル(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

全般的にチョロいというか、公私混同甚だしいというか…。
現実的にありえないってことがありすぎ。そもそも宇宙人とかがありえないんだから、離婚直後のロマンスとか大統領がチャラいとか車に偶然友人が潜んでると
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

徹底的に不憫なオギー。周りいい人ばっかりなのが救い。こんな家族に憧れる。

「現実はこんなにうまくいくか?」と思うが、これ以上打ちのめされたら見てられない笑


オギーだけでなく、周りの人々も悩んでる
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

2.4

小説の朗読に映像がついてるって印象で、映画ってよりは説明映像。
弁護士と娘、実父とのやりとりはドラマだけど、比重が少なくあまり感情移入できない。

様々な時間に飛ぶので、情報が散乱してる。整理されてる
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月光仮面(1958年製作の映画)

2.4

見てから明かされる、「実は1部だった!」(本作で解決しない!)
アマゾンプライムは次作が有料…。

「アクションメインの少年探偵団シリーズ」といった雰囲気で、動画で見ると少し迫力足りないかな…。
初月
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

3.2

何の話かわからなかったが、「良識ある人による差別」(息子の言葉)に集約してるんだなーと理解。
出身、人種、性別による差別。どうにもできない問題の中で、少しずつ距離を縮めていく、究極の相互理解映画だと思
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男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ第5弾。後半がすごい。

有名な豆腐屋エピソードが本当に可哀想…。
店側の主張もわかるけど…。

「やり直そうとしたのに、やった上でダメだった」の結論。
誰も責めない、怒らない。優しく寄り添う
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

途中まですごく感動したし面白かったのに、「タリーは妄想(イマジナリーフレンズ)でした」となったので一気に冷めた。
納得したし、それしかないように思えるけど、面倒臭くなって夢オチにしたみたいに見えた。「
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

住んでる町が退屈で、自分じゃない何かになりたい主人公。自らレディ・バードと名乗り、都市部の大学に進学しようとするが、経済的事情と母の猛反発に遭う。
母に見つからないよう、自分で色々手を回す。
様々な男
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昭和極道史(1972年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

これは迷作でしょう…。

梅宮辰夫が違和感。別作で見た舎弟イメージのせいか、現在のバラエティイメージが強いせいか?

とにかくバトルシーンでは戦い慣れしてないのが明らか。悪役は味方が切っちゃうし、味方
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新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

4.0

4作目。今までで一番面白い。

競馬で大儲けした金でハワイへ。しかし直前に旅行会社社長が金を持ち逃げして行けない。でも引くに引けず出発したと見せかけ、家に帰る。するとその晩泥棒が入ってきて…。
始まり
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男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

2.8

3作目にして、割と寅さんのテンプレ的な仕上がり。
おじさんおばさんの旅行先で番頭してるってのがまたウケる笑

世話焼きな寅さんが全面に出た本作。
結婚がメインテーマだったせいか。
寅さんのダメっぷりよ
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ガキ帝国(1981年製作の映画)

2.4

なんか面白いとかどうとかより「紳助若いなぁ…」しか思わなかった。

多分思った通りの内容。

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.0

前作で舞台や人物説明が終わってるので、内容に注目して楽しめる。
構成は前作とほぼ同じだが、母が絡むことで物語に厚みが増している。
(フラッと寅さんが帰ってきて、恩人と再会。過去馬鹿にしてた恩人の娘が美
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八つ墓村(1977年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

恐怖映画の代名詞に思ってたが、あんまり怖くなくてよかった。市川崑監督作品の金田一の方が殺され方グロい。

主人公男性視点に固定されてたから見やすい。金田一が出しゃばらないのにいい仕事してて見事だった。
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絡みつく舌(2017年製作の映画)

2.5

将来に惑う大学生たちの青春と恋愛…って感じ?
一言でいうとありきたりに思うが、不思議な魅力があってついつい見ちゃう。

途中私の不注意で一回集中力切れたが、ストーリーはシンプルなので戻りやすい(ちなみ
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本陣殺人事件(1975年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

常に嫌な予感はするが、爆発というか盛り上がりに乏しい。
最初の結婚式シーンが暇な上に長かったので、だいぶ心離れた。

結局スズちゃんの死は、本作の冒頭とラストを飾る意味があったのか?作中でもあんまり活
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

2.8

お決まりの寅さんとは一味違う。新鮮。
最初はまだみんな寅さんのダメっぷりがわからないが、それでもにじみ出る素行の悪さにニヤリとしてしまう。

ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

小説家目指して都会にきた若者が、キャラの強いご近所カップルと親友になるが、二人に巻き込まれて傷心し、地元に帰るまでの話。

究極の選択の代名詞だが、その瞬間がなかなか来ない&一瞬で終わる。本当に大変な
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病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

4.0

金田一シリーズを順番に鑑賞。
これは面白かった!シリーズの良さがきちんと継承されていた。

家族相関図が一番複雑。口頭でも図でもよくわからなかった(汗)

キャラの年齢と演じ手の年齢が合致してないよう
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女王蜂(1978年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ通り、4番目に鑑賞。
「本当に同じ監督で作ってるの?」ってぐらい面白くなかった…。

過去の事件と今の事件がリンクしているが、序盤にバーっと過去の事件が雑に紹介される。中途半端にしか理解できな
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獄門島(1977年製作の映画)

3.6

犬神家、手毬唄の後に鑑賞。前作より劣るように思うが、原作はこちらが先。(原作の発表と映画の発表順が逆)

先に良作を見たせいで、物足りなさを感じたのがもったいない。

殺人現場が衝撃的だし、3つぐらい
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菊五郎の鏡獅子(1935年製作の映画)

3.1

説明→映像の流れなので、予備知識なしに楽しめる。

同様の作りの「紅葉狩」よりも映像が綺麗で、画作りも凝っている。

小津安二郎監督の初トーキー映画らしいが、所々画作りに小津監督らしさを感じる。

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紅葉狩(1899年製作の映画)

3.0

説明→本編という流れなので、予備知識なしに楽しめる。

セリフはないが、動きと解説でなんとなくわかる。伝統芸能ってすごい。

三万両五十三次(1952年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

倒幕防止のため、京都に買収金を運ぶことになるが、大金を運ぶ役目を任命されたのはヒョウタン大好きな一介の浪人。

倒幕推進派や大金を狙う盗人、役目を奪われた武士に浪人が好きな乙女。高いヒョウタンをうっか
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