MotelCaliforniaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.6

ネコ演技上手い!
この子で『愛なのに』と繋がるのか〜笑
城定さんの脚本なのに、今泉監督の大集合オチになってて面白かった。

映画としては『愛なのに』の方が楽しめたかな?

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

ゴッサムシティが主役だね。ずっと雨が降っててずっと暗い。
それがいい演出効果になってて、とにかくバットマンの登場シーンが毎度のカッコいい。ケレン味の乱れ打ち。
ダークナイト公開当時は上映時間2時間半っ
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.9

城定秀夫監督と今泉力哉監督による、エロスをテーマにした監督/脚本スイッチ連作(L/R15)の一作目。今回は城定さんが監督パターン。

瀬戸康史演じる多田は、慎ましい暮らしを送る物静かな古書店員だが、一
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

エンドロールでブワッときた。歌詞!!!
目を閉じて聞いてると、本編がまた逆回転するように頭の中で再生される〜。まさに曲が原作…。

いわゆる倦怠期カップルものは観てて心がズキズキするんだけど、ついつい
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.9

バーンスタインの楽曲がいいのは当然だけど、全編映像の質感が50年代NYっぽくて(その当時のアメリカなんて行ったことないのにw)迫力にやられた。IMAXで観てよかった!

画面構成やアングルなんかも計算
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ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート(2022年製作の映画)

4.0

中2の時、ビートルズのCDのリリースが完了してBOXセットが出た。お年玉をはたいてそれを買ったのが、彼らとちゃんと向き合ったスタート地点。とても充実した解説や年表も付いており、それを片手に貪るようにし>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

とてもよかった。変に泣かせようとしてないのが気持ちいい。
後半の、ある大事なシーンの演出が素晴らしい。驚いて息を呑んだ。映画館にいるみんなが同じ思いを持ってたように感じた。そして、聾者の人が見る世界に
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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しまった…
画と音楽が気持ち良すぎて
ほとんど寝てたww

レア・セドゥのポーズモデル、
シャラメのバイク飛行シーン、
アニメのカーチェイス、
観たシーンはみんな印象的なんだけど、
夢を見てるみたいな
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

面白かった!!
傑作『最後の決闘裁判』の数ヶ月後にこんな作品をリリースするリドリー・スコット、ほんとすごい。

序盤、アダム・ドライバー演じるマウリツィオ(グッチ家の御曹司なのに超いい奴)と、パトリツ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

美しい。風景と男たちが。
そして、めちゃ不穏。ずっと不穏。

『ファントム・スレッド』を思い出した。どちらも映像が抜群に美しく、抑圧している側だったはずの主人公の残酷な末路というストーリーラインも、重
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

最高。
あるシーンで、映画館全体が「!!!」って息を呑む瞬間があり、直後にちょっぴり拍手も起きてた。その先は、幸せと悲しみと笑いの連続。まわりの席から絶えず、すすり泣きや笑い声が聞こえてました。

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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.3

んー、一作目より更にヌルいなぁ…
ヴェノムがヴィランではなくアンチヒーローってのは百歩譲って受け入れますが、ただのワガママなヒーローなんだもんなあ。敵も前作と変わり映えしない(赤くなって触手が増えただ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

映画館に行ってもよかったなあ。
人間ドラマというか、コメディだけど、大画面で見たいSF的な奇想もちゃんとあった。

笑っちゃうけど笑えない、リアリティありすぎの最低(褒め言葉)なディザスター・コメディ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.4

正直驚いた。メタフィクションの方向にいくとはね。でも、いま続編を作るということに真面目に向き合ったら、そういうことなんだろう。
しかし、今これ何やってんだっけ??という展開が多く、上映時間がとても長く
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

また傑作。

「ドライブマイカー」を観た後だから、監督の演出メソッドの効果をしっかりと受け止めながら鑑賞することができた。脚本(台詞の応酬/物語の組み立て)の力が凄くて、演劇的、文学的なんだけど、映画
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

トーマシン・マッケンジーもアナ・テイラー・ジョイも、エドガー・ライト監督も、ロンドンも(とくに60sのスウィンギンなロンドンが)好きな僕にとっては最高な映画でした
前作のリリー・ジェイムズといい、旬の
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

MCUじゃないとしても、面白い映画だった。Netflixのオールドガード(←これも面白い)っぽさ、まどマギっぽさも感じました笑

ただ、比較すべきものではないけど、公開時期が近いからどうしても頭に残っ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.2

このワードを使うのを躊躇してしまうテーマだけど、無類に「面白かった」。
主要キャスト3人それぞれの視点から3章に分けて語られる物語。同じ登場人物、同じ場所、同じ出来事。なのに、ちょっとした台詞の違い、
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ケイト(2021年製作の映画)

3.0

ちょっとヘンテコな日本で、緩慢に進むつまらなくはないがそんなに面白いわけでもない映画…。ヤクザ同士の関係性に日本人的に引っかかる点が多いし、主人公ケイトが属している集団が何なのかもモヤモヤして見ている>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.7

「ムーミンの作者」として、ではなく、いち人間としてのトーベ・ヤンソンを描いた大人の映画。
子どもの頃、無性にムーミンの世界に惹かれ、浸っていたときの感覚と、この映画の世界が繋がっているように思えて、む
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ダニエル・クレイグ・ボンドのキレイな幕引き。
尺がちょっと長いとか、悪役の印象が弱いとか(冒頭が一番怖かった)、言いたいことはあるけど、それを上回るくらいに、ダニエルボンドの完結編としてやりたいこと見
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.0

TVシリーズのときから興味はあって何度もチャレンジしてきたのだけど、台詞の説明過多、ギャグのノリなどが、とにかく自分には合わなくて挫折。
地上波で劇場版がオンエアされたのでようやく鑑賞できました。が、
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

4.2

「私はファションデザイナーであり、創るのが本分だ。アシスタントに指示を出すだけのディレクターじゃない。」
「コンセプトが大事なんだ。」
「ファッションでできることはすべてやれたか? いいや。」
これま
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