Yuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 97ページ目

バーティカル・リミット(2000年製作の映画)

2.3

う〜ん こじつけが多いなぁ
結論ありきで ストーリー後付けされているから ツッコミどころあり過ぎて…
まぁ 単純に 壮大な大自然の遠影と山登り雰囲気だけでも味わえればいいか

学校の怪談2(1996年製作の映画)

2.3

当時は大人な映画に背伸びしちゃってたからね…
とうとうオッサンになって 続編を初めて観た
前作の繋がりはよく見えてこなかったけど こんなお化け屋敷あったら流行るんじゃ?ってくらいの良い塩梅なビックリと
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ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

2.3

設定は嫌いじゃないんだけどね
登場人物の人間性が好きになれず 誰の目線にもなれなかったから オチになっても
あぁそうか くらいだったなぁ
ストーリーは ホントに及第点だったけど

HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

3.4

そりゃ 泣けるよ…ボロ泣き
でも そりゃやっぱ元ネタの完成度であって
わざわざハリウッドでやる意味が全くわからん
ま、変にアレンジされていない点と 忠犬ハチを世界中の人に広く知ってもらえれば良いなって
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テイキング・ライブス(2004年製作の映画)

3.2

良質なサスペンスだとは思う
あとは どうツッコミたい気持ちを抑えて
(アンジー脱いでるけど 下ネタじゃないよ)
ストーリーに入り込めるかだなぁ
オチとかは予想しちゃダメ!

ディスタービア(2007年製作の映画)

3.4

微妙に男心をくすぐられた後 一気に握り潰されるくらいの恐怖が 双眼鏡の向こうから襲ってくる
ホラーファンのツボをちょいちょい抑えてくるありがちな展開も 嬉しいな
グロを見せずに グロく感じさせる度合い
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メガストーム(2013年製作の映画)

1.1

もうグッチャグチャ…
ディザスターなの?ホラー?それともアドベンチャー…?
いや こんな設定でよく撮影始めたな的なコメディー…

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

2.8

本作から『スクリーム』辺りまで 定番のホラーで 楽しませてくれたウェス・クレイヴン監督を悼んでね
フレディはやっぱ"1"のどこか哀しみを帯びた故の残虐性が最大の魅力だよね
夢と現実の往き来と 恐怖に比
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ビートニク(1999年製作の映画)

5.0

ポップカルチャーの定義そのものを根底から覆し 次世代に向けた新たなアイデンティティーへと作り変えてしまったギンズバーグ、バロウズ、ケルアックの源流は 酔いどれ詩人の高揚の語りに始まり ジャズにロックに>>続きを読む

白い風船(1995年製作の映画)

3.7

なんて事のない話なんだけどね…
って言うより なんて事のない話だからこそ 胸が苦しくなる映画かもしれない
欲しいなぁ
我慢しなきゃな
でも欲しいなぁ
どうしよう 怒られる…
子供の頃って そんな感情
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.1

"人生は平等じゃない"
頭じゃ理解してるはずの絶対的真理を 改めてガッツリ直視させられる映画
これ観てから "いつか良い事あるさ"なんて自分にも他人にも言わなくなった気がする
けど いつも結局は"ただ
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追想(1956年製作の映画)

3.7

改めてこうゆう名作を観ると
映画がキラッキラに輝いていた時代なんだなって しみじみと感じるね
CGとか加工ではない マンパワーな演出って言うのかな 台詞や表情 セットまでもが良い意味で大袈裟で 観て
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ドルフ・ラングレン ダブル・トリガー(2012年製作の映画)

2.3

主演 タイトル チラシ画 内容
その全部に裏切られるから もはや爽快ですらあった
さらには じゃどこが悪い?って考えても 別に否定する箇所も見つからないんだよね
ただ特に面白くは無いってだけで…
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闇のあとの光(2012年製作の映画)

2.6

いやぁ カッコつけてあれこれ批評してみたくなるよ こうゆう映画…語れたら通っぽくなれそうだし…でも正直言ってほぼストーリーを把握できず…
序盤の光る赤牛 股からぶら下がってるモンが気になって 『いる?
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

2.5

酔った!
…映画にじゃなくて 単純にカメラの揺れでね
誰もが携帯やデジカメで いつ何時に物も人もどんな事象も撮影できる現代の特性を よく活かしているとは思うけどね
それ故の情報の不確かさっていうのと
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.9

ネタは最高に面白い
けど 原始的にドンパチやってる最中 主人公が次元を超越し過ぎていて 1つの物語として収まって無い気がした
"物質の存在を証明できる単位は時間だけ"って理論は興味深い

ホラー・ストーリーズ(2012年製作の映画)

2.9

脅かしの常套手段をこれでもかってくらいに駆使した 言わば正統派なホラー
オムニバスだから つい各話を比較しちゃうし 血だらけの似たような女 何回出てくんの?的なツッコミをしつつも なかなかチビりそうな
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.4

きっとシリーズのどっかで迷子になったんだろう…オープニングからストーリーが全く掴めてなかった…
溜息の混じった失望感が心を支配していくと思いきや どうよコレ どんどん面白くなっていくじゃん!
真摯に向
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The Trials of Henry Kissinger(2002年製作の映画)

4.3

彼は正義の使者か悪魔の弟子か…
世界中で議論を呼ぶ人物 ヘンリー・キッシンジャーの罪に問われていない悪事を延々と紹介するドキュメンタリーに近い作品
クリストファー・ヒッチンスの翻訳本を読み 直後に映画
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フロスト×ニクソン(2008年製作の映画)

3.9

アメリカ史において 最大の汚点の1つ"ウォーターゲート事件"の首謀者ニクソン大統領の狡猾にさえ見える話術に 真っ向勝負を挑む英国の番組司会者 両者の巧みな舌戦または心理戦って思いきや 終盤は成功者の根>>続きを読む

ヤバい経済学(2010年製作の映画)

3.3

そのまんま映画化されているから当然なんだけど 原作読んだ時と同じで 仮説の検証部分が 断言してるわりには曖昧だと思う
けど 社会や事象に対し 角度を変えた視点っていう部分は 翌日の話の種になりそう…"
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SPRINGSTEEN & I(2013年製作の映画)

3.9

コンサートフィルムではないから ボスのあの汗だくのパフォーマンスを期待しちゃうと 肩透かしかもね
その分 歌うという行為とその衝動 でもってその影響がよく伝わってくるドキュメンタリー
ボスが同じ時代に
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サプライズ(2011年製作の映画)

2.3

精査せずにざっくり言えば "バイオハザード"と"ソウ"の中間みたい…
ゾンビも出ないし 思想や義も無いけどね

欲に駆られてとんでもない計画立てた真犯人と 真っ向から次々仕掛けを打破する女主人公 オチ
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パラダイス 愛(2012年製作の映画)

2.2

こりゃ"愛"って大義翳しただけの 欲求不満じゃない?
性欲はあくまで種の保存の為の本能であって 老いれば"愛"は別次元で成立させとけばいいのにな
満足度のベクトルが貧富によってこうも逆方向で邂逅するん
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.6

なかなか衝撃的だった…
時代なのか こうゆう歪んだ溺愛みたいな母子の作品は多いけど キム・へジャとウォンビン両者の演技に鬼気迫るものがあって イライラするほど引き込まれた
客観的に観りゃ絶対に異常な行
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輪廻(2005年製作の映画)

2.3

う〜ん 全体的に悪くないんだけどな…
ノスタルジー漂う回想?てか記憶っぽい映像然り 大オチも王道ではありーの 故にホラーの正統派だったからね
でも なんか薄味なんだよなぁ…
もうちょっと賭けに出ても
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

5.0

ぶっちゃけ 今年一番笑って泣いた映画だと思う
少年から青年 そして自立までの月日を 本当に等身大のレンズで寄り添って 大きなドラマがあるわけでもなく変化してゆく環境と 伴って紆余曲折する思春期の内面が
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母の身終い(2012年製作の映画)

4.1

"尊厳死"って 昨今度々話題になってる いわば人生の選択肢のひとつな訳で 賛否はあって当然なんだけど どんな状況下にせよ かなりの覚悟と強さは必要なんだなと思った
素直になれない互いの不器用さで微妙に
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ストーカー(1979年製作の映画)

4.3

フィルム切り取って そのまま日めくりカレンダーにしたら なかなかインテリジェンスな部屋になりそうな素晴らしい映像
でもって その美しさに相対するくらいカラッカラに乾いた哲学論の交錯が
脳裏に映写され
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イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

2.3

惜しいっ いや全然か…
序盤のサブリミナル的な伏線で恐怖感が良いテンションで募っていたんだけどなぁ
こういう映画って 真相と妄想のバランスが全てな気がするんだけど 全部が見事に中途半端だったし 意図が
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.8

良質で高度な手品を観た感じかな
うまいんだよね トリックが…

時代や世相の中で失われがちな親子感とか教育論みたいなものを なかなか辛辣に風刺もしくは警鐘を促したい意図は明確にしつつも それをキャラク
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八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991年製作の映画)

3.7

戦争と平和 アメリカと日本 過去と未来 "繋がる"ってのは 簡単じゃないなぁ

過去のクロサワ映画と比較すると見劣りは否めないかもしれないけどね いいじゃんそれでって頷いてしまえる1本
まぁ一時代を築
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U2/魂の叫び(1988年製作の映画)

5.0

どんな成功をもってしても決して薄れぬ飽くなき探究心と創造性
U2が"音楽"という大河を遡り バンドのアイデンティティーの再確認 そしてあらゆる表現を多角度から再構築してゆく 検証ドキュメンタリーだった
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.5

横顔が…笑窪が…纏った空気が…
そんな存在感だけで詩を紡いでしまう男
トム・ウェイツの気怠い魅力が存分に詰まった名盤…いやいや名作ね
在りし日の映画黄金時代を思い起こさせてくれるような設定に イタリア
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グレムリン(1984年製作の映画)

2.7

キャラ 設定 映像 全てが良い意味でちゃっちいから 何度観ても逆に飽きないね
ぬいぐるみも家にあったし テレビのコントでも何度もネタにされてたから もはや親近感だね 観る度に旧友に会ったみたい

ビルマの竪琴(1985年製作の映画)

4.8

戦友の死 戦争によって人が変わってしまったという意味では 反戦映画かもしれない
けど "弔い"という行為と それを選択した主人公の生き方が ある種の"癒し"のように感じてしまったなぁ
宗教の心の在り方
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