Yuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 98ページ目

うるう年の少女(2014年製作の映画)

4.6

人生の真理という名のナイフで 心をザックリとえぐってくる作品だった

自分は特別って思い込んで "リア充"とは程遠い現実の生活から まるで逃避するようかのように故郷へ帰る主人公が痛々しい…
親族は仕事
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.2

豪華でチープっ!
ザッツ エイティーズだよね コレ
この頃って 今より素直だったんだろうか
ツッコミを放棄して 映画を楽しんでたなぁ
人混みでイントロ流してみて タイトル叫んだ人はR30確定だろうな

さびしんぼう(1985年製作の映画)

3.7

とにかく若かりし頃の富田靖子の魅力が溢れ過ぎてフィルムから零れてるような青春映画
見方は色々だけど 息子を想う母心から決別して 人生を一歩踏み出すようなっていうのが 個人的な感想かな
同級生の女の子と
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

3.7

ピーターパンじゃいられない…
大人になるって 厳しくて哀しい現実を
まっすぐ受け止める作業なんだな
シリーズの完結に相応しい"心の痛み"が
自分がどうやって大人になったのかを 思い出させてくれた

学校の怪談(1995年製作の映画)

2.6

夏だからね…
テレビでやっているの20年振りに観て懐かしかったな
可笑しくもちょっと怖くて ちょっぴり切なくなった 友人との劇場の帰り道を思い出した
マセたガキんちょが最後に言う
"人生ってリセットで
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シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)

3.4

駆け足で瞬間を生きる為には 未来なんて安値で売ってしまえるのがパンクだって思いながら 世界に舌出して中指立てるロットンやヴィシャスを聴き込んでた時代もあったなぁ 結局はドラッグでキマる為ってのがヴィシ>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

少年が一端の男になってゆく物語って 『ラピュタ』以上のものはないよね?

好きな女の子をがむしゃらに守ろうとする勇気
男の子の背中で何も恐れないと決める覚悟
各々の人生に筋を通そうとする生き様
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

5.0

不思議だね
学生時代に本作観た時って大人の世界は厳しいって思ってたのに 大人になってから思い返すと少年期を懐かしく回想しちゃったりするんだよね
どこが分岐点かはよくわかんないけど 社会は大変だなんて
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

1.9

序盤のヘナチョコなトムが新鮮な感じ
後はひたすらリセットの繰り返しで クッパ城でマリオがやられまくったのを思い出した…
ゲームっぽさなのか 現代的な戦争なのか
ここまでリアリティーが抜け落ちてると 逆
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福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.3

まさに大島映画…渚じゃない方
自然体で "らしく"生きるっていうのが
素敵な事だって感じさせてくれる作品
一癖も二癖もある登場人物の誰もが
等身大の自分を受け入れて生きているのがいいなぁ
自分も背伸
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.1

ホーキング博士は人並み程度しか知らなかったけど 改めて科学じゃ証明できない何かの存在を証明したロマンティストなんだなって思う
命ある限り何かを信じる事 そこに無限の宇宙の拡がりが見えた気がした映画だっ
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

4.3

原作 オリジナル版 色々と比較はしてしまうけど 安保法案やら世界情勢の変化など混迷な戦後70年には 観ておくべき作品だと思う

けど ちょっと不親切かもね
原作または当時の時節や人物相関の予備知識がな
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

5.0

裏切られたなぁ…本当に…良い意味で
シリーズものだからね 王道アクションへの期待だけ持って劇場行ったけど これはもうストーリーに飲まれた…
意外にアクション少ないのも個人的には良かった 飛んだり潜った
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

2.8

映画館で観るべき映画だよね
お金払っても損はない大迫力な映像は充分過ぎるくらい堪能できたし
シリーズを観続けてきたファンへ気の利いた小ネタも満載で
やっぱヤツがオイシイ所を掻っ攫っていくあたりは感
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台風クラブ(1985年製作の映画)

2.9

青春は台風みたいだって捉えても ごもっともなのか前衛的なのか…よくわかんないな
けど 突如閉塞された空間に押し込められた"若さ"が 衝動や欲情やら不満なんかを全部撒き散らしながら弾け飛ぶ感じは 爽快で
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グーニーズ(1985年製作の映画)

2.9

ビデオ擦り切れるまで友達と回し観したんだよなぁコレ
木の上に秘密基地作ろうとして 叱られたな…スナック菓子買い込んだのに
夢と冒険と友情 これさえあれば世界の全てが自分のものみたいに感じてたし それだ
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植村直己物語(1986年製作の映画)

3.0

イモトのマッキンリー登頂見てて思い出した
資金繰りや単独登頂っていう厳しさも興味深かったけど 何より植村直己という人物の執念が圧巻だった
憧れなんてキレイな言葉じゃなくて まるで山に惹き寄せられている
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シャルロット・フォー・エヴァー(1986年製作の映画)

3.0

タブーを芸術に変えてしまうゲンズブールの最高傑作はさ シャーロットだよな
まぁジェーン・バーキンとの共同制作だけどね
無垢で妖艶 視線が交錯するだけで背徳な憧れを抱いてしまう危うさを孕んだ芸術品

コミック雑誌なんかいらない!(1986年製作の映画)

3.8

人間は2通りなのかもしれない
ひとつは世間の常識を振りかざして自分の非常識を正当化する人間
もうひとつは世間の非常識を自分の常識として 他人の理解など求めていない人間
たけしが演じた男は完全に後者なん
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恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

3.2

いつの時代も どこの世界でも 恋の純朴さともどかしさってのは 思春期の後ろにピッタリついてきて 誰もの心を痛めるものなんだなって思う
何もかもが思い通りにならないって事を知って大人になっていくんだから
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モーリス(1987年製作の映画)

2.3

危険なほどに美しい男の 結末に届かない哀しい愛
引き際の認め方が 若くとも英国紳士だな

ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

2.2

宇宙人じゃなくて UFOとの交流ってのが面白かった
原題の"✳︎電池は内蔵されてません"って英文が シャレが効いてて良かったけどな…

グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

3.3

ロビン・ウィリアムズの本職でしょコレ
喋って喋って笑わせて どんな状況下でも人を笑顔にしてしまう そんな彼の魅力がたっぷり詰まった反戦映画の傑作
兵士である以前に まずは笑ったり泣いたりできる人間なん
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太陽の帝国(1987年製作の映画)

2.9

悲惨な戦火の中でも 美しい夢は少年の瞳の中に輝くもんなんだなぁ
史実としての戦争ではなく 希望を失わないメッセージとして撮るスピルバーグは素敵だと素直に感じられた映画
幼いクリスチャン・ベイルの演技力
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吉原炎上(1987年製作の映画)

2.5

愛は乱れて燃えるもの…
小学生の時分には いけない世界を覗いてしまったような 後ろめたさを感じながら観た大人の世界だったんだけどな
大人になって観ても やはり背徳の気持ちが消えず
それは男として観て
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

2.7

映画として面白いかどうかと考えたら最悪の作品だと思う
けれど観ておいて良かったとは断言できる気がする
専守防衛とか集団的なんちゃらの議論で力の保持の必要性ばかり声高に叫ばれてるけれど 力を持つ者の暴走
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

5.0

旅先の海にて思い出す名作
ハンディを背負いつつ ひたむきに働きながら 壊れたボードを抱える男の静かな恋と生命
北野作品で一番好きかも…
主人公の生き方が 美しい思い出と生きる痛みを まるで日焼けみたい
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

5.0

なんか 自分が子供から大人になってゆく思い出の中にいつもトトロがいた感じ
自然の中を駆け回っていた夏の暑さ
親に何かしてあげたい気持ちになった照れ臭さ
初めて誰かを守りたいって思った幼い決心
そんな少
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

2.7

完全にトラウマ 家中のぬいぐるみを反対向けて寝た…

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

2.7

小さな暴動で手にする大きな友情
宮沢りえ可愛いけど デブな男の子の頑張り良かったな

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.7

ハラハラしながらも どっかで絶対死なないっていう安心感を持って観れてたし それを面白いって思える単純で良い時代

旅立ちの時(1988年製作の映画)

3.1

家族という護られた空間の安心と苦悩
共にいたいからこそ 大人として並んで生きる為にも 自立と自由って必要なんだな…

火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.8

本当の平和の価値を見失ってしまいそうな時 慌てて観直さなきゃって思う作品
何気ない駅の構内や お菓子の最後を出しては 思い出して切なくなるよね

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.2

二度と戻れないのが青春
でも この時代に夢見ては破れて 全力で生きて自分ってものを築けるかどうかって 一生を左右する貴重な時間だよね

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.5

落ち込んだ時 どうにもならない自分を乗り越えるには 誰かの為を想うって事が必要なのかもね
カッコや立ち位置にこだわらず 純粋に大切な人と大切な事を分かり合って生きていたいな

マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

3.6

逆境に負けんな なんて実際に簡単に言える言葉じゃないけど 常に前を向いてる人間にはきっと 不可能なんてないんだろうって思えた
できない事に不満を抱くより できる事に幸せと感謝を感じて生きていよう

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