Yuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 99ページ目

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.2

若いうちには決して醸し出されない 人生の深みと芳醇を学べる映画
歳を重ねたが故の頑固さと 哀しみを知り尽くした無邪気な明るさが ゆっくりと混ざり合ってゆく 大人のカプチーノみたい

バットマン(1989年製作の映画)

3.3

バットマン x バートンって パズルのピースがピッタリ合う感じだよなぁ
ジョーカーもバットマンも 愛すべき怪人って具合で不気味さMAXで最高
殿下バットダンスで踊ってから ノーラン三部作も悪くない

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.3

松田優作 命を削ってまでの執念が実った傑作 ハリウッドに堂々たる大和魂を灯してると思う
高倉健のラストの笑顔は堪らないな

トレマーズ(1990年製作の映画)

2.6

絶品グルメ まさにB級
真っ先に死ぬバカの単純さと毒々しいモグラ叩きが見所

ピンク・フロイド/ザ・ウォール(1982年製作の映画)

4.5

ロック史上最高のコンセプトアルバムのひとつの "知"の解釈への探求のような 究極にカオスな名作
散文的な描写を ギリギリの所で音が見事に繋いでいる危機感はゾクゾクする
でもこれって 徹底した社会批判だ
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転校生(1982年製作の映画)

2.7

最高の思春期映画だよね
童貞の時に初めて観たから 堪らなかった…誰でもいいから一緒に階段落ちようってね

ポルターガイスト(1982年製作の映画)

2.4

恐れ戦くというよりは ちょっとエンタメテイストだけど それでも子供の頃は怖かった…
スプーンとかペン立てとか音が鳴りそうなもの片付けて寝たもんな

ガンジー(1982年製作の映画)

3.8

リチャード・アッテンボローが名監督だって後で気付いた作品 ジュラシックの園長がねぇって驚いた
非暴力無抵抗 正にガンジーを知り ガンジーイズムを学ぶ為の映画
現在のインドを思うと民主の尊さって何なんだ
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.4

THE 昭和な 最高の日本映画
ワチャワチャ騒がしくも 温かく人情に溢れた良い時代だったんだなぁ

E.T.(1982年製作の映画)

5.0

人生で初めて泣いた映画
いや感動で涙流した事自体初めてだった
友情と愛と希望と浪漫 これだけ詰まっている映画って他にないような…
大人になってもいつでも "ココにいる"作品

悩めるジアンのバラード(2014年製作の映画)

3.2

ブラジル富裕層の道楽息子の甘やかされて何も一人でできず 感情のコントロールもできない姿に前半はむかっ腹立つけど 親の事業が失敗して家庭が崩壊 好きな女子とも上手くいかない時の少年の葛藤は 大人への 普>>続きを読む

魔人ドラキュラ(1931年製作の映画)

3.8

元祖ドラキュラだよね
気品溢れるベラ・ルゴシの立ち振る舞いがより恐怖感を増してたなぁ
モノクロのせいか 開いた瞳孔が印象的に夜の帳に浮かび上がって そこに当時の映画定番のドラムロールが鳴ったら いや
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愛するカノジョを怒らせる10の法則(2004年製作の映画)

2.1

なかなか便乗なタイトルだよね 内容とは無縁の…
まぁ 色んな価値観について考えさせられる部分はあったと思う
通販で欲しくなって買って使わない人は 人にも深く長い愛情を持てない人って聞いた事あるけど
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シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

2.9

異国情緒を描いたらベルトルッチって思ってたけど アジアから出るとちょっと…
マルコヴィッチの情熱的な魅力は存分だったし 坂本龍一の音楽がこの上なく美しい

バタアシ金魚(1990年製作の映画)

3.3

トレンディーな時代で 今考えるとトレンディーな俳優陣だけど 全くトレンディーじゃない恋愛映画…何言ってんだ?
いや 青春ってこんなもんじゃない? 女の前で出来もしない事ほざいて玉砕、空気を読めず突っ走
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デブラ・ウィンガーを探して(2002年製作の映画)

2.4

なかなかシュールな映画 いや映画ではないよね
女優の女優じゃない部分を晒してる感じが斬新だった
華やかで美しい世界でも やっぱ気力と根性で生きてるように思えて 距離感と親近感を同時に味わえた

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.5

完っ全はフェチシズムというか性癖映画でしょ でもものスゴく好き
あの年頃にあんな出会いをしたら そりゃそうなるって わかるよオッサン

トータル・リコール(1990年製作の映画)

2.7

リメイクもあったけど やっぱりこれは衝撃的だったな 顔が開くのとか 工作で何度も真似したもん クオリティは散々だったけど

犬と私の10の約束(2008年製作の映画)

3.2

これはダメだ…犬飼ってる人飼ってた人は絶対泣くと思う
あぁ もっと散歩行ってあげればよかったな…

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

2.6

現実と幻覚が交差してゆくパターンでは これが一番怖いかも…気色悪いって方が正解か
散々追い詰められて 出口無しな後味の悪さ

私の、息子(2013年製作の映画)

5.0

これは衝撃的だった…
何が衝撃って とんでもない母子が 誇張や脚色されているように感じないから怖過ぎる

自分がやらなきゃと 息子のやる事を何でもやってあげる母と 何でもやってもらう何も自分でできない
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ツーリスト(2010年製作の映画)

2.5

俳優陣とアクションが豪華なだけって気が…まぁ こうゆうのはそれで満足とするべき映画なんだろうな きっと

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.7

うまいよなぁ 楽しい大冒険の中に 本当に大事なメッセージを隠すところが…

最後の一人っ子を過保護に守ろうとする父親 親から離れて初めて自分自身で世界を見て 自分自身で考えるニモ

歯医者と姪だっけ?
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.0

三谷ワールドの中では ちょっと嵩張って上手い具合に纏まらず感はあったけど 圧倒的エンタメ要素はさすが 全く飽きる暇はなかったね

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

2.5

ディズニーらしく綺麗な映画だった
で ディズニーらしく 自身の解放がテーマだった

劇中の"Overprotective"って
護り過ぎ=過保護って意味なのね
単語の勉強になった

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.2

ストーリー云々より世界観が好きかな
小さい頃に空想したような オモチャの家や庭に入れた感じ

ドラえもん のび太の海底鬼岩城(1983年製作の映画)

3.8

ロマンと冒険に溢れてるよね
子供の頃はちょっと怖いシーンもあったけど 最後に泣いた…女の子の為に生きるのが男の子だって 幼心で感じてたっけ

遊び行く前に ちゃんと努力しなきゃいけない ちゃんと努力す
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ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

5.0

"謝謝"と"好好"を最初に覚えた映画
そこから西遊記に中国史…と のめり込んでいったっけ
ドラえもん作品では 一番面白かった
純粋に映画としての ストーリー構成が完璧だよね

ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年製作の映画)

3.5

やりたい事を我慢できず
努力せず 楽したくて
何でも人のせいにする
のび太が ドラえもんの為に頑張る

そこに隠されたテーマが凄過ぎるよね
自分で動く力があるのに何もやらない
自分で何でもやりたいのに
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

2.9

リメイクだし ベタだし ジャッキー歳とった…でも 泣いた…

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

2.9

ファンタジックなラブストーリー
切ないけどね…
本当に記憶から消せない感情と移りゆく髪の色 ちゃんとしっかり 目が離せない映画

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

2.7

ストーリーはちょっとね…時間内に纏め上げてる感があったけど そこはジブリ 美しい世界観と深みのある台詞まわしで見応え充分 我修院さん流石

クラッシュ(2004年製作の映画)

3.7

日々の行いも 人への接し方も まわりまわって 様々な場面に直結してゆくんだなぁって創りが秀逸
それぞれの立場とそれぞれの主観が
自分の経験にも少なからず重なっていると思う
些細な事も複雑化されてゆく社
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誰も知らない(2004年製作の映画)

2.8

考えないようにしてる
見て見ぬフリをしてる
自分が生きている国の見えない…目を背けてきた側面を 真っ向から押し付けられた気がして 後ろめたくなった
あまりにも自然で あまりにも当たり前に日々を生きてい
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マシニスト(2004年製作の映画)

2.7

クリスチャン・ベイルのあまりにも衝撃的な姿の印象だけが強く残ってしまうけど 意外なストーリー展開も結構好きだった
人間不信と崩れゆく精神 記憶の不確か性に最後まで目が離せない