Nunuさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.7

圧倒的ロマン
好きな人にはたまらない オシャレに作ってもちゃんと抑えるところは抑えてきてるのが良いね
やっぱ次元はかっこいいですわ

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

3.6

セリフひとつ取っても渋すぎてシビれる
ファンがファンのために作ったアニメーションだとしたら満点かな
あと30分長く作ってくれてたらもっとお腹いっぱいになれたんだけども
まあこれはこれで最高なんで良しで
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.7

Rap God こと Eminemの半自伝的映画
スターの生い立ちを知った気になれる系映画かと思ったら、結構がっつり歌っててエミネムのカッコ良さにも圧倒される作品でした。伊達に本人出演してない。
「ス
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

寝起き朝一での鑑賞でしたのでオープニングで結構食らいました。

「シングルマン」は観てないけどトム・フォードっていったら有名だし、やっぱり画とかカッコ良かった。現在、過去、小説っていう構成も面白い。
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モテキ(2011年製作の映画)

3.9

長澤まさみの良さを十二分に表している大変貴重な映像でした。

そして森山未來、天才なんかホントに
そこら辺の陰キャラ連れてきました、みたいなリアル感だし挙動不審な視線とか喋り方がもう本物のそれ 「怒り
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.7

メインキャラクターが大体クレイジーなので感情移入するのが難しかったです
ロバート・デ・ニーロが、家族の時間が必要なんだ、と懇願するシーンも演技だけ見てれば泣けるのに結局賭博なんかい!って思ってしまった
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

家族を失った父親が復讐に取り憑かれてしまう作品はいくつかありますが、これもその類でしょう。まさか「ルビー・スパークス」のポール・ダノがあんなになってしまうとは…

しかし、なるほど 宗教的モチーフが散
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.7

派手な演出やトリックに加えて豪華な俳優陣 これらに見入ってしまい話の内容はあまり覚えておりません
これこそがミスディレクションなのでしょうか
とにかく演出やトリックを見るのが気持ちいいので映像ドラッグ
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レト、流石ですよね
両者ともあんなガリガリになって死の淵に立たされた人物を演じて、もう鬼気迫るものがガンガン伝わってきました
テンポが良いので内容のシリアスさの割に身
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

なんだこのオシャ映画は
ベイビードライバーを5倍くらいかっこよくした感じかな
画のカッコ良さにいちいちシビれる
たとえ、話の内容にツッコミどころがたくさんあったとしてもかっこよければそれでいいのだ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

どう見ても不気味なのに中盤まで全く展開が読めず、ひたすら募る不快感が良いです
この手の映画は大抵主人公がクズで主人公の舐めプにより事態がどんどん悪化していくという筋書きですが、クリスは常に冷静に事態に
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.7

期待値なら年内のベスト3には入っていた待望のオーシャンズシリーズ続編
結論から言うと、良くも悪くも真新しさが無かったです
相変わらずの音楽、相変わらずのカットのトランジション、相変わらずのゴージャスさ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

「ボーダー・ライン」の無情さが中々好きだったので鑑賞
話的には「ボーダー・ライン」をデルトロの視点で描いた、みたいな構成だったような まあなんにせよ好みでした
内容が内容なので見応えがありますね でも
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.1

ハン・ソロ観てエミリア・クラークいいなって思って軽い気持ちで観始めたらまさかのオーバーキルでした なんなんこれ、、
不治の病系は普段なら食指が動かないのですがね
エミリア・クラークのハツラツとしたキャ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.0

例え役者が変わろうが監督が変わろうが、スターウォーズは1つの世界をちゃんと描いているから好き
それはメカや建造物のデザインやちょっとした効果音ひとつ取ってもそう感じる

いやあ
グッとくる場面沢山あっ
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.9

ブレードランナーがどハマりだったので今作もハマるだろうと思って鑑賞したらやっぱりハマった 別にSF要素は無いけどリドリースコットはネオンがあればそれっぽく撮ってくれるからね
松田優作の怪演はもちろんす
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

安藤サクラやっぱりすごいっす。
この人のやる役って毎回この人よりうまく演じれる人いないだろうなって役なんだよね、って思わせるくらい印象付けてくるからすごい。
最後の取調シーンみたいなとこの演技、あれも
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.4

現時点で今年ベスト
直球ど真ん中ストライク
もう隅から隅まで圧倒的センスしか無かった
映像のリアルさとアニメ感の絶妙なバランスがすごく観ていて気持ちいいし、ワンコ達が喋る人間味ありすぎるセリフもこれま
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

北イタリアの風景、人々、音楽の美しさ素晴らしい 一夏の恋的な作品なのだけど、個人的には青臭さより美しさが際立っていた
あの広いお家のどこからか聞こえてくるピアノの音を聞きながらプールサイドで読書をし、
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21グラム(2003年製作の映画)

3.8

明るい話でもないし構成も難解なので鑑賞は元気のある時にどうぞ

とはいえ駄作というわけでなく2時間があっという間に過ぎる作品です
最近のイニャリトゥ映画とは異なり、3視点からの物語を時系列バラバラに描
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

なんとも捉えどころのない感じですね
これは事件に巻き込まれる人々と、一方でそれを追いかけるほのぼの警察とのギャップを楽しむ映画という解釈で大丈夫ですかね?笑
でも確かにそのバランスはちょうど良かった気
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複製された男(2013年製作の映画)

3.7

これって原作知ってたら楽しめる系映画なのかな 難解であることは前情報として得ていたけどここまでとは
イメージとしては起承転結の転あたりで撮るのやめちゃった感じですね
2時間くらいの尺でもっと描いてくれ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

素晴らしいなあ
エズラ・ミラーとエマ・ワトソンがダンスするシーンでこの映画は好きだと確信しました
プロムとかパーティとかハッパとかみたいなハイスクールな経験は中々得られないけど、ああいう先輩ってこっち
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.1

この手のものを敬遠してる人たちに騙されたと思って観て欲しい
それくらい良かった
最後の展開は読めたんですけどね……私はおばあちゃんおじいちゃん的な展開に非常に弱くてボロ泣きでした
そしてこれがまたおば
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

ゲイリー・オールドマン素晴らしいの一言に尽きる 冒頭のシーン、スクリーンに映った瞬間鳥肌が立ちました あの胆力というか気迫に作り物感は全く無くてリアルそのものです
でも特殊メイクを施されているとは言え
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

なんて素敵な映画でしょうか
ああこれウディ・アレンなのか納得です

知識が無いので作中に登場する偉人達の7割くらいは理解できませんでしたが、それでもパリの街並み、音楽、そして雨など本作の雰囲気には概ね
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

確かにストーリーはシンプルなのですが、そのおかげでミュージカルシーンにフォーカスしやすかったのかな 今まで見てきたミュージカル映画のなかでもとりわけパワフルだった印象
特にヒュー・ジャックマンとザック
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

さすがかつてアカデミー賞を沸かせただけあって圧巻の2時間でした
クイズ番組に出演して億万長者になる話なのだけど見せ方というか構成が素晴らしいです
クイズの内容が主人公の過去とリンクしており、さらにその
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.7

ジョン・カーニーの原点
今作は後続の作品に比べストーリー性は薄く歌唱シーンが多いように感じた
映画というよりはドキュメンタリー番組を観ているような感覚である
そんな素朴さやホームビデオのような撮り方が
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.7

これ言ってしまえば電車版ハドソン川の奇跡ですよね 悪くは無かったですけど目新しさみたいなのが少なかったなあと
電車の中でのシーンより電車に乗るまでの過程や主人公たちの生い立ちのほうが尺が長いのでそっち
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.1

この映画もっと話題になっていいんじゃないかなと思います
予想してたよりもコメディ感は無くて内容はシリアスそのもの なのに家族の真剣さが時折おかしくて笑ってしまう テルマエロマエ的な感覚ですな
この家族
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

評判の良さにつられて鑑賞
結果的に予想の斜め上、という感じでした
緻密に練られた脚本とキャラクターにより次々と感情移入する人物が変わっていき、終始物語に引き込まれる 加えて展開も面白いので本当に2時間
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

これもいつか絶対観たいと思っていました
そして案の定号泣しました
是枝監督はやっぱハズレないですね
こういう緻密さとか空気感みたいなのって洋画じゃあんまり無いからたまに観たくなります
今まで悪役でしか
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凶悪(2013年製作の映画)

3.7

ようやく観れた
最近はコメディ寄りの仕事が多いのでこんなシリアスな山田孝之は落ち着かない笑 唯一ピエール瀧との対面で微笑むシーンが妙に安心した
ミイラ取りがミイラになる系映画なんですかね でもこれ主人
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.8

開始10分経ってもどんな映画かよく分からないし30分経ってもやっぱりよく分からなかった そんなはちゃめちゃさ
なるほど これの後のキングスマンなのね
キングスマンはシリアスなスパイ映画なのかと期待して
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.0

この映画なんか既視感あるなあと思っていましたがHerとブレードランナー2049でした笑
妄想がそのまま設定になったような映画でいい意味でシンプルで非常に見やすい作品だなと感じました
ただ終盤のとあるシ
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