Hさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.2

冒頭の野菜を切るショットでもうこれは好きな映画だってなった。顔が全てを物語っている‥
フェルメール、妻、グリートの精神的繋がりと経済的社会的な問題が程よく品よく描かれていてよかった

この役のコリン・
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

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何かを焦がして部屋の火災報知器を深夜に鳴らしちゃったことあった‥ 建物全体のが誤作動した時にあの警報が爆音で轟いた時の恐怖感はトラウマ

いつもの家での非日常なときめきと、非日常の後で確認する愛の対比
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ムーンライト(2016年製作の映画)

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母ものと聞いて

都合よく(母)親であろうとするキャラクターとつねに息子でいるキャラクターの関係性またはその逆は見る気がする‥ どっちも上手いこと都合よく親子やってる映画ってあったっけ

田園に死す(1974年製作の映画)

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母もの、としては観るべきだったんだろうけど(教授の指示)、白塗りは何のため‥?

高い金出して買った嫁だからもっとこき使わないと元が取れない、か

レベッカ(1940年製作の映画)

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肖像の衣装の件だけ高校生ぐらいの時に見た記憶がある。ファントムスレッドっぽいなと思ったら参考にされてるってレビューを見て納得

視られる女と見えない女

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

4.2

ベッドで身を寄せ合う老夫婦の美しさ
山を最初に登り夕焼けをみるの、全然違うけど僕を葬るみたいだった

私もポルトガルに帰りたい

ルナ(1979年製作の映画)

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最初の数ショットでこの母と息子の少々歪んだ関係が示されるんだけど、ショットの美しさと嫌悪感が相まって複雑な気持ちになる。

父親の不在

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.7

引き出しから出して渡したのがお金だったところが1番しんどかった。何もないからなお

男の子(か男性)が母親に執着するとマザコンみたいなマイナスな意味を持ちうるのに、息子と父親の切り離せない関係だけはな
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

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少し落ち込むことがあったからと気分転換に行く映画ではなかった‥ もうこれ以上反復しないでって思いながら観た

インスタ映えするギャスパーノエが、精神分析出来そうな家族関係描いたって感じ
キラキラ感だけ
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はちどり(2018年製作の映画)

4.0

咀嚼音と金属のお箸の音が意図的に汚く作られていて本当に嫌。(お箸を叩いたり振り回したりするの心底嫌いだなと。実際家族なんてそんなものかもしれないけど、病院で泣くお父さんが偽善にしか感じられず。)

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ラ・ヨローナ ~彷徨う女~(2018年製作の映画)

4.0

前2作もじっとりとした家族の話だったような気がするけど、今回も冒頭からすごいのが始まりそうな感じが。都市伝説と社会問題の混ぜ方が上手い脚本だった。時計の音の不快感。暗闇の映らなさと窓の光の陰影が良かっ>>続きを読む

カサノバ ~最期の恋~(2019年製作の映画)

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一年半ぐらい前に。
ステイシーマーティンが可愛いってメモしてある
原題の名前削られてること多いのに、人の名前を邦題で入れるって新しくない?

母と暮せば(2015年製作の映画)

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黒木華かわいい映画。レコード!
 
夫や長男ではなく死んだ末息子に半ば依存する母。母が忘れようとすると現れた息子の亡霊、悲しさを過去にする手伝いをするかと思いきや、自分もこの世に執着してかなり感情豊か
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

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make costumes を扮装ごっこに訳すセンス
Twoth が良かったのにな

メイベルが圧倒的かつ強烈なんだけど、だんだんニックの方が癖の強さが。狂気として描かれるメイベルの視線よりも、ニック
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

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ドランがオマージュするくらい好きな映画ってことで見たけど、このショットの影響であのショットが出来たのかな、の連続。その分かりやすさがあまりに愛おしいので卒論で取り上げたい‥
・施設に預けられていたから
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

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このポスターのショットの光と視線がどれも良かった。夜のシーンが不自然に青白かったのが気になったけれど‥

好きと触れたいと付き合いたいは必ずしも一致しないよねって感じ。口をふさいではぐらかすためのキス
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アリスの恋(1974年製作の映画)

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夫の言いなりで’良い主婦’だったアリスが、だんだんと自分らしくなっていく様子が自然で良い。ピーチパイを焼いてたのがピザとコーラに。

静かなる情熱 エミリ・ディキンスン(2016年製作の映画)

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宗教には反発してたけど品位を保つことにものすごく執着してて、なんとなくこの2つは結びついてるイメージがあったから、私の価値観ちょっと歪んでたかもと思った。

途中で謎に役者が変わって劇中で想定されてる
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

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音の情報量が多くて、モノクロがちょうど良い。けど、あんまりのめり込めなかった

余談だけど全裸で演舞のインパクト強すぎて‥あの技は思わず試しちゃう
siempre estamos solas

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

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Love is bold
饗宴の引用から始まってタイトルの意味が分かるとそれだけで最高って感じ。作中否定はされてたけど、プラトンの愛に関する考察ロマンチックで好きなので‥
途中でオチが見えちゃうし芝居
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

感想がまとまらない。
伏線がすごく良かった。

チャーリーがあんまり話を聞いていなかったのが主な原因って感じだったけど、たぶん意図的じゃないから、自分も同じようなことしてたんじゃないかなってすごく怖く
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

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ご飯が美味しそうな映画は正義

途中までただのチャラい男感強めだったけど、つねおがジョゼを倒しながらしてたキスが愛だった。この後2人はこの恋をどう抱えて生きていくのかな‥

インターステラー(2014年製作の映画)

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怖い
時間、宇宙、死、無のイメージと、閉所苦手なので3時間もあるのしんどって感想しか出てこない。ノーラン、他のもこんな内容なら腰が重い‥
時間軸が沢山あるのが全然違和感なくて、構えて見た割に分かりやす
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

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グレーディングと音楽のセンスが好み。インディペンデント系の青春ものを想像してたから、意外としっかりしてて驚いた。楽隊がいるからどこでも音楽始まっちゃう‥
青春だけじゃなくて、ずっと人生が続いていく感じ
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夜明け(2019年製作の映画)

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柳楽優弥が愛おしくなる映画。視線の映画。一つ一つのショットがちゃんと物語っている。

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

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濱口竜介(だと思う)の口から「俺は女の子が女の子であるだけで好きさ」っていう台詞が飛び出してきたのが面白くて仕方ない

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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砂浜で砂が風に吹かれていくショット!

就活真っ只中の選択を迫られてる状況で見たからか、キャラクターの分だけ選べたこと選べなかったことがあって、良い意味ですごく息苦しかった。エマワトソン、ルイガレルと
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

4.1

汽車に時計を描く少年の話とその後に鳥肌が立った。私にはまだ水や火や煙や鏡みたいな要素を綿密に分析できそうにないので、あれはどういう事だったのだろうとぼんやりするばかり。時間の経過に置いてきぼりにされた>>続きを読む

永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

4.6

脚本は濱口竜介じゃないんだ、と驚き
バンドマンの存在感も好きだし、総武線から車内へのつながりが印象的で、重要なところで丁寧にイマジナリーライン破る。誓いのキスのシーンは秀逸。

1人1人の結婚を家族に
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土竜の唄 香港狂騒曲(2016年製作の映画)

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所用あって三池崇史を3作観たけど、夜の屋内の黄色味は好き
ナレーションと極端な顔芸はどちらかにして欲しい

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

4.5

一目であそこだとわかる教室や公園で広げられる恋愛模様を見るのはしんどかった

ノルウェイの森は読んでないから、映画化として面白いのかは判断しかねるけど、一つの映画としてはすごく好きだった。動き回る人物
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