Np2さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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マーサ(2019年製作の映画)

3.8

長編にもできそうなプロットだけど、あえて短編で撮ることで想像の余地ができて良いですなあ。点と点が結びつくカタルシス。ずっとお母さんの呼びかける声は聞こえてたのね。

悪魔スヴェンガリ(1931年製作の映画)

3.9

Twitterでもバズってたけど、スヴェンガリの顔からのズームアウトがめちゃめちゃかっこいい画ですわね。こういう報われない愛の話って好きだな。
ボーンズアンドオールのサリーみたいに、スヴェンガリも一人
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茶飲友達(2022年製作の映画)

3.9

一貫して「正しくなさ」の映画。
ブルシットジョブの本でも書いてたけど、誰の役にも立たないことが何よりの拷問なのよ。そんなんで「人生100年」とか言われても絶望しかね〜わ。
老人の孤独だけじゃなくて妊娠
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天使のはらわた 名美(1979年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とんでもね〜ロマンポルノ。実際裸が出てくるという意味ではポルノだし、村木と名美のあいだには奇妙なロマンチックさがある。いろいろと全部がとんでもね〜けど。

性犯罪を軸に、多様な被害者たちと正義に狂った
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男の優しさは全部下心なんですって(2019年製作の映画)

2.5

終始メルヘンな雰囲気で笑えたけど、映画監督のくだりで急に人間のグロテスクさ出てきてキモかったな
音楽がステキ

ハロウィン(1978年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ運転が上手いブギーマンvsベビーシッターの友達のバイト先でセックスするクレイジーカップル

ハロウィンとか高校生ベビーシッターとかのカルチャーがアメリカっぽいし、土地が無駄に広れ〜

なん
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Viewers:1(2021年製作の映画)

3.6

「ど〜もど〜も!!!!!!」

「あ、ドモ……」

世界が荒廃しても人間らしい

いつか王子様が現れて(2016年製作の映画)

3.3

ウェスアンダーソン類似成分を15分で摂取できる
吃音症がキュートに表現されてて、よい

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

プロの狂人たちによるジャズ

ユキノリの顔ファンうぜ〜と思ってたら全然恩人でウケた

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ良かった。まずミドルエイジの中国系の役者が「アジア系のキャラクター」ではなく、主人公としてハリウッド映画で主役を張ったことにとても意義があるんよ、アカデミー賞を獲ったことも。
ずっとぶっ壊
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still dark(2019年製作の映画)

4.5

主人公の障害を大袈裟に取り上げるわけでもなく、ただそこにある日常として爽やかに描いている。笑えるシーンも多くて、人間的魅力にあふれている。履歴書を書いてこないことや、still darkというタイトル>>続きを読む

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.3

B級だけど楽しかった、オルターエゴがワイルドアットハートのころのニコケイなのよかったな。ニコケイだいすき!!!

僕の人生に追いつくとき(2022年製作の映画)

4.1

思想はアドラーとか「ソウルフルワールド」っぽい、わたしの好きなやつ

よく「20歳で人生の体感半分」とか言うけど、そういう仕事で忙しいひとの人生を例えて上手にSFにしてる。最後の30分ずっと泣いてた、
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ポスターがすてきだな〜と思ってて、何も知らない刑事とすべてを知っている被疑者が上品に表現されてて好きなのよ
回想シーンに直接入り込むようなダイナミックさとか視線の表現はめちゃくちゃ映画的だね〜と思いつ
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ジョーイ(2020年製作の映画)

4.0

いい話だ…
若くはないふたりがゲーセンデートではしゃいでるの最高にキュート

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.6

変な映画〜、インプットを怠った人間のおもんなさ
スリービルボードの監督!!!とおもって期待しすぎたけど役者の演技が堪能できる、あの役はバリーコーガンしかいないわな

就活狂想曲(2012年製作の映画)

4.1

魅力的な画がずっと続く、短編だからこそ映像工夫を詰め込んでもしつこくない

パラドクス(2014年製作の映画)

3.8

サムネのひと全然関係なくてウケるな
仕掛けがすごくて楽しかった〜後半の巻き上げ。四畳半の「四畳半主義者」回っぽいね。

バビロン(1980年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「夜中に騒ぐのが悪い」と書いてるひとを見かけたが、作中の言葉を借りるなら「究極に無知」だね。
「じゃあ今日から人種差別をやめましょう!」と宣言したところで、黒人たちの問題がすべて即時解決するわけじゃな
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

詰め込みすぎて忙しいかも、MP消費量すごい。ファンタジーとして、理解されない愛の形のメタファーとしてのカニバリズム
ハイパーダメージジーンズのシャラメさいこ〜&映像がお綺麗だけどもっとゆっくりじっくり
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クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

3.6

ヘンダーランドにおいて、何が「ヘン」なのだろうか?

本作では、序盤から伝統的なジェンダーロールを強調したシーンが目立つ。風間くんの「男はお金を稼がないとね」という発言、ひろしとみさえの関係、セクシー
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.3

思ったより戦争の話だった、地獄の存在を信じそうになる

さらば愛しき人よ(1987年製作の映画)

3.2

ロマンスパートはふ〜ん…そっか…ってかんじだけど「チャカとダンビラ」のシーンが良すぎて全てを許してしまう。「佐藤浩一の声をバシャバシャにしたらかっこいいんじゃないか」て思いついた人かなりおもしろいな

美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.6

衣装もインテリアもレトロでかわい〜、人肉の話だけどグロはアニメ調でカバーしてて素敵

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃ最高だ、よくある入り口の意外な出口
きみをデートに誘うために何回もタイムトラベルしたって言われたら絶対好きになっちゃうな

良いビジネス(2017年製作の映画)

3.3

よいタイトル
典型的なエイリアンのくちのかたち

スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(2017年製作の映画)

3.7

ファストフード企業の戦略を明らかにしながら正直すぎるチキン屋をオープンする、これぞアメリカンドリームだね。

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

-

現実世界のクルエラみたいな人、年なのにヒールでチャリ漕いでるのめちゃくちゃカッコよかった

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

当然のように音声言語で話しかけられるフラストレーションや女であることで降りかかる理不尽、個人の力ではなにも解決できない、だからもう正当な理由で暴力を振るえる場所を探すしかない。『痛いのは嫌だけど、殴る>>続きを読む