MayumiMさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

MayumiM

MayumiM

映画(2615)
ドラマ(280)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.3

反フェミニストだからターゲットは女だって、一体どんな理屈なんだろう。正直、マザコンの意趣返しにしか思えないんだが……。
ともあれ、生徒達の会話が素で理解できないのは、ワタシが文系だからでしょうか?(笑
>>続きを読む

聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)

-

クリスチャン・ベールのピュアな表情は好感ながら、ポエマー感満々なノリに15分で限界が。
とりあえず、災害で避難するときは靴を履いた方がいい(真顔)。

DARK STAR/H・R・ギーガーの世界(2014年製作の映画)

3.0

画集は持ってるけど、一体どんな話を聞かせてくれるのか……という好奇心で見始めたら、6歳の息子にパパから頭蓋骨の贈り物というエピソードに妙な納得をしてみたり。
ともあれ、ムギ3世の愛らしさ以外は好き嫌い
>>続きを読む

汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年製作の映画)

2.2

パキスタンで実際に起こった事件をモトにした、多国籍企業による地域の生活水準を無視したセールスに問題はないのか?という題材を軸に据えた一作……なんだけど、イヤ確かに大都会の基準で作った製品をインフラすら>>続きを読む

アフターマス(2016年製作の映画)

3.4

管制官のミスにより空中衝突した旅客機、その犠牲となった妻と娘を思うあまり殺人に至ってしまったおじいちゃんの物語。
ローマンがジェイクの家を訪ねた時にジェイクが一人きりだったら、もしかしたらジェイクは素
>>続きを読む

幸せの1ページ(2008年製作の映画)

2.0

こんなに子供向け感満々じゃなくてもよかったんじゃ……と思わなくもないんだけど、何よりも納得いかなかったのは何故にアレクサンドラは外出恐怖症なのか?という点に全く触れていないことかも。
原作の雰囲気を大
>>続きを読む

ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

4.7

ゲシュタポの文書記録をもとにして終戦直後に書き上げらけた小説を原作にした、息子を戦場で失った一労働者夫婦の物語。
バリバリのヒトラー政権下にして第二次大戦下のベルリンを舞台にしているわりには、戦争とい
>>続きを読む

ナインイレヴン 運命を分けた日(2017年製作の映画)

3.9

ノンフィクションではなくてフィクションという枠なのは、そもそも原作が戯曲だというトコロもあるだろうけど、幾つもの体験談を集約した内容だから……という意味なんだろうなァ、と受け止めてみたり。多分きっと「>>続きを読む

エンドレス・マーダー(2015年製作の映画)

4.5

主人公2人の顔面偏差値がアレレなあたりでどうしようかと一瞬悩んだし(冒頭でいきなり殺された無礼な男の方が好みだったし)、中盤まではいいだけグダグタなトコロも心配だったし(死にたくないって思うときに殺し>>続きを読む

ラスト・キリング 狼たちの銃弾(2012年製作の映画)

1.3

誰でもいい、もう少し普通の反応をしてくれないか……とポエマー全開な台詞と妙にさくさくしたテンポに対して思わずにはいられないという一作。
暗喩に満ちているといえばそうなのかもしれないけど、単純極まりない
>>続きを読む

キラー・セッション(2017年製作の映画)

1.5

パッケージを見ると暗殺者対暗殺者のガチ対決みたいな印象を受けるんだけど、そんな安易に騙されない限り見る機会もなかっただろうなァと善意でもって受け流すことにする。
ともあれ、いい方の暗殺者が何かする前に
>>続きを読む

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

4.7

一度は政治的挫折を経験しながらも40年後に宇宙への夢を実現させた粋なじいちゃん達の物語。
色んな意味でそんな無茶なと思われることを割愛という名で省略しつつ、宇宙時代のファンタジーとして描き切ったあたり
>>続きを読む

殺意の誓約(2016年製作の映画)

2.7

ヒトを誘拐するときは時間的余裕を考慮に入れよう、という教訓的な一作。
正直、娘が恋するおバカ過ぎて共感も同情もできないのが残念で、そんな娘に入れあげてるパパや彼氏もどうなのよとしか思えないのが更に残念
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

ダンケルク大撤退の様子を一難去ってまた一難を繰り広げる一兵士の姿を軸に描いた一作で、海軍将校役のケネス・ブラナーが神がかりなほどカッコイイという眼福モノ。
ともあれ、苦難乗り越え一般市民の自己犠牲的活
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.3

衝撃的な冒頭のシーンで状況と主人公の立場を一気に説明できてるって凄いと思うんだけど、実のところ犯人当てという要素のない物語なので如何にコノ特異な見せ方に魅了されるか……という点がキモな一作。
しかも、
>>続きを読む

夜明けの祈り(2016年製作の映画)

2.8

Wikiを辿ると、修道女がレイプされた事件とそんな彼女達を助けた女医がいた、という点は事実らしい。マチルドのモデルであるマドレーヌ・ポーリアックはチーフドクターだったらしいけど……ソコはちょっと「へェ>>続きを読む

13デイズ(2000年製作の映画)

4.5

キューバ危機を完全なアメリカ視点で描ききった一作。
何度となく見てる作品だけど、何度見ても漲る緊張感に圧倒されそうになること請け合い。そんな緊張感の合間に笑いを誘ってくれるジョークが挟まれていることが
>>続きを読む

パトリオット・ウォー ナチス戦車部隊に挑んだ28人(2016年製作の映画)

2.5

ナチス戦車部隊を迎え撃った28人のソ連兵士の物語……なんだけど、ロシア人が英雄譚として崇めたい気持ちはよく判るんだけど、映像化したことによって眉唾感が更に強くなってしまった気がするのはワタシだけですか>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

恋人時代は親の反対を何物とも思わないほど突き進んじゃったりしたけれどゲットしてしまうと惰性が勝る的な物語で、男心の繊細を描いた一作。勝ち組ではあるものの平坦になってしまった人生が妻の死で一転してしまう>>続きを読む

オペレーション・ダンケルク(2017年製作の映画)

1.0

ワタシが今まで見てきた戦争映画のイロハや常識をことごとく裏切ってくれる、奇想天外なエピソードの数々が魅力的な一作……ながら、とりあえずイギリス国民には謝っておけよ、と心から忠告したくなること請け合い。>>続きを読む

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.6

”ハットンガーデン・ジョブ”と見比べる気で見たんだけど、コッチのジーサンは本当にジーサンだった(笑)。
ともあれ、そんな何回も偵察というか演習に来てたらバレるんじゃないかとか、コレ素直に応援するのは社
>>続きを読む

バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

4.2

バカバカしいと云ってしまったらミもフタもないんだけど、そのバカバカしさのなかにも、最近よく見かける『超イケメン御曹司に愛され過ぎてしまったのですが』的な乙女ドリームがメイン路線(御曹司どころか殺し屋だ>>続きを読む

ハットンガーデン・ジョブ(2017年製作の映画)

3.1

ロンドンのハットンガーデンという宝石店街で、陳列棚からではなく地下にある貸金庫から強奪する強盗団の物語。
その強盗団のメンバーがベテランといえば聞こえのいいジイサンばっかりで……って実話が元かよ!?Σ
>>続きを読む

リヴォルト(2017年製作の映画)

3.6

宇宙からの侵略者によって絶滅の危機に瀕した人類の行く末を、記憶を失くした男を軸に描いた一作。作中の説明不足は製作国のお国柄と云えるのかも知れないけど、そこがある意味での臨場感というかリアリティと好意的>>続きを読む

サマー・ヴェンデッタ/ボドム(2016年製作の映画)

2.2

ボドム湖殺人事件というフィンランドで実際に起こった事件がモトネタ……らしく、未解決事件ならではの想像力を刺激されたというコトは十分に伝わってきた。しかも、表現にお国柄を感じさせはするものの、少女の恋を>>続きを読む

孤高のスナイパー/ザ・シューター 孤高のテロリスト(2013年製作の映画)

3.6

環境破壊を推し進める石油掘削事業や嘘も方便当たり前の政治家に対する怒りはごもっともだと思うんだけど、無意識に人心操作という手を繰り出すジャーナリストもどうかと思うし、苛立ちをそのまま銃弾に込めてしまっ>>続きを読む

シンデレラ(2015年製作の映画)

2.7

正直に云えばシンデレラという少女趣味な物語も、ディズニー枠という帝国的ファンタジーも全く好きじゃないんですが……監督がケネス・ブラナーですから。一体どんな味付けを、と期待するじゃないですか。
で、結論
>>続きを読む

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

2.8

ある意味JFK暗殺を直球で表現し、ファーストレディの究極の使命を全うした女性を描いた一作。
世界有数の偉大なる貸家"ホワイトハウス"に歴史を記憶させ、夫である大統領を伝説の騎士に仕立てた手腕は凄いとし
>>続きを読む

アトラクション -制圧-(2017年製作の映画)

1.5

ロシアの軍事力という必見物のハードパワーとは裏腹に、ヒューマニティーというソフトパワーの表現方法に多くの課題を残しまくっているがためにSFパニック物として一貫することができなかった……という印象が強い>>続きを読む

リベンジ・リスト(2016年製作の映画)

3.0

ジョン・トラヴォルタの髪の不自然極まりなさがどうしても気になって仕方ないと思っているうちに奥さんが殺され、しかもその殺された瞬間にオチまで察しがついてしまうという……それでも気分よく楽しめたのは、実は>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

2.7

珍しく(?)ジャック・スパロウのエピソードに注目が集まるという一作。特にうっかり船長になってしまった若きジャック・スパロウの物語は印象的で、それ以外の物語が霞んでしまったというのが正直なところ。折角の>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.3

第二次大戦はキャプテン・アメリカ(MARVEL)が仕切ったんだから、第一次大戦は……というDCの野望が見て取れるという一作。
ある意味純粋である意味無邪気なダイアナが色んな意味で魅力的ではあるけれど、
>>続きを読む

ラスト・ブレス(2009年製作の映画)

2.5

Made in Turkeyというコトを差し引いて考えてもパッケージ詐欺の感は否めないながらも、過去の紛争から脈々と受け継がれた闘争を徴兵制度で補い続けている歪みのようなものが窺い知れるという一作。>>続きを読む

サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.3

身代金目的の地下鉄ハイジャックが発生、しかし犯人達の真の目的は……という、ジョン・トラボルタの快演と併せて驚かされる一作。逆にいいヒト側のハズのデンゼル・ワシントンがカッコよかったけど賄賂の真相はどう>>続きを読む

ガルム・ウォーズ(2014年製作の映画)

1.7

ランス・ヘンリクセン愛で観賞も、押井守監督の草薙素子愛には敵わなかった。