0i7さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

それからのこと、これからのこと(2016年製作の映画)

3.5

淡い思い出の方が美しく心に残りそうだなと思いました
笠松将さんのブレザー姿がかっこよかったです

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.7

ピーターラビットの悪童感が絶妙に憎たらしくて可愛かったです
Diggy-MO'さんと大神:OHGAさんによるラップがすごく良かったです
途中まで気付いていなかったのですが、トーマス役の吹き替えが浅沼晋
>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

終始テンポが良くてわくわく感が持続して尺は90分と好感度の高い映画でした
劇場公開時にいい作品なのにいまいち届いていない、という作品もある中で、
本作はそこまで大規模な公開ではないながら、映画好きには
>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.8

ソル・ギョングさんは『ペパーミント・キャンディー』で初めて観てお芝居に衝撃を受けたのですが、本作のアルツハイマーのお芝居も芝居とは思えない程の迫真さで凄かったです
キム・ナムギルさんのサイコパスな薄ら
>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.1

原作未読、映画前4作鑑賞済み
集大成に相応しい全ての始まりのストーリーでした
The Finalで剣心や縁が回想した、神秘的で悲しい雰囲気を纏った雪代巴が、The Beginningにおいて、どのよう
>>続きを読む

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

3.8

鑑賞前は阿部定に対する先入観で狂気やグロテスクで重い映画だと思っていたのですが、ひたすら刹那に身を任せる2人があまりにも純粋に見えて、藤竜也さんと松田瑛子さん2人の色気と映画そのもののエネルギーにあて>>続きを読む

DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団(2017年製作の映画)

3.4

鷹の爪団の映画を観るのは2作品目
安田さんがジョーカーにハマっていました
4年前の作品ですが、風刺されている人達が今も時の人なので面白かったし溜飲が下がる思いがしました

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

温かなのに胸が苦しい静かなエンドロールがとても良かったです
笠松将さんのお芝居が好きなのですが、こういう男子クラスにいた、という絶妙なお芝居が素敵でした

イン・ザ・ヒーロー(2014年製作の映画)

3.3

スーツアクターにスポットを当てた作品を観たことがなかったので面白かったです
唐沢寿明さんは『20世紀少年』のケンヂ然り、正義の漢が本当によく似合うなと思いました

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.6

スローモーションの銃撃戦がかっこよかったです
脚色が多々されていても、実際にアル・カポネを捜査していた人の自伝というのはわくわくするなと思いました

666号室(1982年製作の映画)

3.4

同じ問いを投げかけても監督によって切り口が全く異なり、デジタルとフィルム、TVと映画、万人受けを要求する商業性かそうでないかなど様々な対比とそれに対する持論がユニークで興味深かったです
どの監督も自分
>>続きを読む

SUPER FOLK SONG ピアノが愛した女。 2017デジタル・リマスター版(1992年製作の映画)

3.8

以前Blu-rayを購入したものの未鑑賞だったのですが、5/9放送の関ジャムで大橋トリオさんが"アルバム1枚通して聴いてほしいJ-POPの名盤"の1つとして『SUPER FOLK SONG』を挙げてい>>続きを読む

あした世界が終わるとしても(2019年製作の映画)

3.5

Huluオリジナルアニメ未鑑賞
「頼れバカ」が最高に可愛かったです
キャラクター達の動きと瞳の色がとても綺麗でした

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

展開が読めなくてシンプルに面白かったです
トリックが巧いなと思いました

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.9

原作未読、前3作鑑賞済み
オールキャストの集結がとにかく豪華で胸が熱くなり、また、有村架純さん、新田真剣佑さんといった新キャストが『るろうに剣心』の作り込まれた世界観に吹き込んだ新しい風もすごく良かっ
>>続きを読む

パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

3.7

原作未読
2つの世界どちらが現実なのだろうというのもそうですが、何故もう1つの世界が垣間見えるようになったのだろうと想像しながら観るのが面白かったです
記憶なんてあやふやで不確実なものだし、そもそも記
>>続きを読む

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

3.7

疾走感と叙情が共存していて観ていてあっという間だったしとても面白かったです
2人とも自分でチャンスを掴んで這い上がって競い合ってただただすごい世界だなと思いました
『The Blues Brother
>>続きを読む

ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.1

田中裕子さんの声が好きなのですが、悪役としても映える声だなと思いました
ジブリ映画の魅力は例えばストーリーの哲学的な深さや画の美しさ、キャラクターの魅力など多面的なものだと思っているのですが、本作はど
>>続きを読む

JSA(2000年製作の映画)

3.8

現実にはあり得ないのだとしても、政治的に分断されてしまっているだけで政治が及ばない個人と個人の関係性において通じ合えることを忘れたくないなと思いました
ソン・ガンホさんは『殺人の追憶』然り、『パラサイ
>>続きを読む

同級生(2015年製作の映画)

3.8

原作未読
カット割も筆致もさらっとしていて淡いストーリーと相俟って、劇中に登場するサイダーのように爽やかで心地良い映画でした
押尾コータローさんのギターの音も心地良かったです

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.5

流星群のシーンがすごく素敵でした
信仰を持つ人にとっては通過儀礼のような話であり、一方私自身含め信仰を持たない人にとっても想像に難くない話なのではないかなと思いました

囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather(2020年製作の映画)

4.2

原作既読
原作の美しい絵がほぼそのまま映画になっていてすごく良かったです
どのキャラクターも割と個人的にはイメージ通りの声でしたが中でも矢代の声がイメージする矢代の声そのままで最高でした
原作の矢代が
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.3

新劇場版前三作鑑賞済み、TVアニメ・旧劇場版未鑑賞
世界も命も人生も全て因果の連なりと積み重なりなんだなと思いました
エヴァンゲリオンという因果の物語を見届けられて良かったです
観終わってから考察を読
>>続きを読む

心の旅(1991年製作の映画)

3.5

主人公ヘンリーに加え、家族やごく身近な人達の顔が明るくなっていくのが印象的でした
ポスターになっているシーンもすごく良かったです
ヘンリー(演:ハリソン・フォードさん)のリハビリを支えるブラッドレー(
>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

原作既読
登場人物が発表された時点で原作をなぞるわけではないんだろうなと予想はしていましたが、
吉田大八監督と楠野一郎さんの脚色がすごかったです
原作を先に読んだ後に映画でも、映画を先に観た後に原作読
>>続きを読む

ニセコイ(2018年製作の映画)

3.1

原作未読
中条あやみさんが可愛すぎて、
金髪と青い瞳というハードルの高い容貌すら似合っていて凄まじい可愛さでした

聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

3.5

原作未読
サウナの件とか弛くて面白かったです
見知った立川の景色がたくさん出てきて二人に親近感が湧きました
電気グルーヴ✖スチャダラパー『聖☆おじさん』を先に知っていたのですが、てっきり『聖☆おにいさ
>>続きを読む

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.2

脚本に一切の無駄がなくて美しいラブストーリーの傑作だなと思いました
大きな困難に襲われるラブストーリーは困難に襲われる前より後に重きを置いているように感じる作品の方が多いですが、
本作は困難に襲われる
>>続きを読む

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.7

『キングダム』でも吉沢亮さんは2役演じていましたが、本作は声だけで2役演じ分けていて、吉沢亮さんの声だけのお芝居も圧巻でした
タイトルの由来を知らなかったのですが、すごく素敵な言葉だなと思いました

歩けない僕らは(2018年製作の映画)

3.6

落合モトキさんのお芝居がすごく素敵で、心の内の感情が表情の揺れとして顕れているのがとても良かったです
理学療法士と患者の両方に寄り添う優しい映画だなと思いました

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

3.5

原作未読
予告編でも使われている「好きだなんて言うんじゃなかった」「(いや、言われてねぇな)」「(言ってねぇな)」とか間が絶妙で良かったです
鑑賞前は何故ミュージカルパートを入れたのだろうと思っていた
>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.3

原作未読、1974年の映画未鑑賞
ギャッツビー宅で開かれるパーティの乱痴気騒ぎぶりと映像の美しさが凄かったです
『TENET』でその美貌とかっこよさに惹きつけられたエリザベス・デビッキさんは、本作にお
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

SF映画は大きなテーマを描いた結果スケールが大きくなりすぎて映画としては茫洋としがちだけれど、
本作は宇宙人の到来というSFとしてはステレオタイプの大きなテーマを扱いながらも、哲学的な観念と一人の女性
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

大雨の翌日晴れた空を気持ち良さそうに見上げる奥さまの姿と曇ったままの主人公の父(演:ソン・ガンホさん)の表情等、富裕層と貧困層の住んでいる世界の違いとその対比が鮮やかでした
家族で同じ家で働こうとする
>>続きを読む

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.1

映画前2作鑑賞済み
前2作よりスケールの大きい話にしたかったのかなと思うのですが、登場人物たちのギャンブルに臨む動機が薄くて、得られる利益に対するリスクが大きいように感じてあまり物語に入り込めませんで
>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

3.3

映画みたいな(映画になったわけだけれど)実話があるんだなと思いました
弔問客の数や葬儀の規模と、どれだけその死を惜しまれているのかは別なのだなと思いました
普段映画を観ていてショットがどうとかあまり意
>>続きを読む