Ananasさんの映画レビュー・感想・評価

Ananas

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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

2.5

2022年、深刻な人口増加と環境汚染に歯止めが効かない世界は食糧不足による飢餓に苦しんでいた。特権階級に属する人間は人並みの食生活を送ることができるものの、一般市民はソイレント社が提供する海のプランク>>続きを読む

愛欲のプロヴァンス(2017年製作の映画)

1.5

かつて有名なピアニストとして名を馳せたジョン。彼は冷え切った関係である妻ララとの関係を終え、フランスの南東部にある避暑地で有名な地域プロヴァンスに生活の拠点を置いている。新しい若い恋人であるソフィアと>>続きを読む

ディープエンド・オブ・オーシャン(1999年製作の映画)

2.0

三人の子供を連れて高校の同窓会に出席したとある母親。所用で数分子供たちから目を離さざるおえなかった彼女は、次男が姿を消したことに気づく。警察や知人が捜索に尽力するが、息子は見つからず︎9年もの月日が流>>続きを読む

いつも心に太陽を(1967年製作の映画)

3.0

シドニー・ポワチエが演じるサッカレー教師が語る苦労話は本当に説得力がある。アメリカにおける黒人の公民権運動に尽力した彼は活動を通じてもっと悲惨なことを目にしたりしたんだろうな。

それにしても学問や礼
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最高に気持ち悪い役者と最高に気持ち悪い小道具と最高に気持ち悪い演出から生まれた歴史に残るホラー映画。

彼女のために調理された夕食は人肉で出来ていたのだろうか?

健常者が異常者の世界に足を踏み入れて
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.0

よくある恋愛映画にウーピー・ゴールドバーグという最強の調味料が加わったおかげでヒットした映画だと思う。1990年の年間最高興行収入を記録したとのこと。

それにしてもウーピーはシスターと縁がありますね
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールを除いた上映時間が約110分程だったが、あと20分ほど長くても良かったんじゃないかと思った。後半から展開が急ぎ足で、何が起こるのかが全て先読みできてしまったし...
個人的には特権を持った
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エレベーター(2011年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカが抱える肥満問題に警鐘を鳴らしている様な気がするが、ハンバーガーとコーラを控えるくらいなら爆死した方がマシだ!

チャプター27(2007年製作の映画)

2.0

手の中に持っているアルバムだけでなく、彼の頭の中にもダブルに収まらないファンタジーがあるのは間違いない。

ブロンソン(2008年製作の映画)

2.0

人を殴ることに関して彼は差別をしない。体を通して彼と対話してくれる動く肉を殴れれば、彼はそれでいい。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

落ち込んだ気分になった時に見たい作品。

劇中の部屋だけでなく、私の心の中の手が届きにくい場所まで掃除してもらっているような気がする。

ヤスミンの宿泊登録カードにWG(西ドイツ)と記載されてあったが
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

2.5

平和な社会であるなら映画化される必要がなかった物語。今作が社会に投じた一石は価値のある物と思いたいのだが、公開から9年過ぎた今日も残念ながら警察による殺人は横行している。投げた石が軽過ぎたのでしょうか>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

2.0

みんなでつながればこわくない

一億総ムカデ社会だ!

YAMAKASI ヤマカシ(2001年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

登場人物のアクションを追う速いカメラワークとふんだんなコミカルシーンがこの映画を興味深いものにしているのだが、残念な点が2つある

①各メンバーの個性が深く描写されておらず、彼らの顔が全く記憶に残らな
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ANIMA(2019年製作の映画)

3.5

主人公を演じるトム・ヨークが手がけた音楽と、ダンサー・イン・ザ・ダークを彷彿とさせる作中のコンテンポラリーダンスが最高にマッチしている。

トム・ヨークはRadioheadの「Lotus Flower
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ハードエイト(1996年製作の映画)

3.5

ポール・トーマス・アンダーソン監督のメジャーデビュー作品です。
家族の機能不全や対人関係に生ずる摩擦をテーマにした作品を彼は多く発表していますが、それらがしっかりとこのデビュー作でも根底に置かれていま
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バイオハザード(2002年製作の映画)

1.0

まいったなぁ...
覚えていることが隊長がトラップにかかっていきなりステーキになったことしかない...

ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的感想ですが、旧約聖書に登場する人類最初の殺人を犯したカインとその犠牲者である弟アベルが、この映画の主要人物であるリッチーとジョーイに置き換えられている様な印象がありました。兄のリッチーは弟のジョ>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

3.5

ジーナ・ローランズは表情だけでグロリアがこれまでいかに汚い世界を見てきたのかを理解させるような素晴らしい演技をしていたと思います。フィルに対してしだいに愛情が芽生えるだけでなく、彼が自分の様に堕落しな>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画のバイオレンス描写はアジアでは頭ひとつ抜けていますね。

ツッコミどころ満載のシーンが多すぎて何を書いたらいいのか分からないのですが、私はイ・ビョンホン演じるスヒョンの行動が理解できませんでし
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

あの主人公による異常な行動とナレーションは、なぜか私にこの映画を再び見る気にさせる。自分がまともであるからこそ、まともでない彼の世界を怖いもの見たさで時々覗きたくなるのだろうか?YouTubeで見るこ>>続きを読む

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

2.5

過去に描かれた一枚の絵が産まれていく過程を、フィクションという形ではあるが現代人が思考を重ねた上で一つの物語として私たちに届けることができる。作品の出来が良い悪いに関わらず、湧き出る創作力を物語を描く>>続きを読む

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.0

モテる男はいいなぁとか、依存症は辛いんだろうなぁくらいの小学生レベルの感想しか書けない私自身に"Shame on you!"と言ってやりたいですね。

ラストシーンが最高でした。
主人公はどんな未来を
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

たとえこの映画がサイレント映画だったとしても、私の心に爪痕を残すには十分だったと思います。

報復とはいえど、黒色を選んでくれたあの方々はある意味では親切ではないでしょうか?

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

2.0

ジェイミー・ベルのような童顔の俳優が白人至上主義者を演じても全然迫力がないんだよなぁ(トム・ホランドも全然似合わなそうだ)

私が住んでいるドイツにおいても、旧東ドイツ地帯のドレスデンやライプツィヒと
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

1.0

登場人物の頭があまりにもおかしいので、私は彼らが矯正プログラムという名目で島流しの刑にあってしまったのかと思ってしまった。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

この映画の登場人物が劇中でしていることは全て倫理としておかしい事ばかりである。しかしながら、日常の中で見慣れないであろうモラルに反した行動がどのような未来につながるのかを知りたがった私は、じわじわと映>>続きを読む

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.0

この映画に満足されていない他のユーザーの方も多々いらっしゃる様ですが、私は不眠症改善用のセラピーの様な役割を果たす貴重な作品だと思います。

登場人物は素数を数える事で喜びを分かち合っているようでした
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.5

葛藤を抱える夫婦を演じたヒース・レジャーとミシェル・ウィリアムズの演技に脱帽。

イニスがジャックを愛し続ける事は、自分の妻であるアルマを裏切るということを意味する。そして、ジャックを愛するイニスをア
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.0

特殊技術を使用しないと表現できないような動きが多々ありましたが、詠春拳を始めとする中国武術の魅力を映画を通じて十分に堪能する事ができました。

もしイップ・マンが技能実習生として来日するとしたら、ブラ
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人間は自分に欠けているものを埋めるために見栄を張ったり、うそをついたりしてしまうものなのだろうか?

ラストはハッピーエンドのように見えますが、主人公と両親との関係が改善されるような気がしないので、何
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