Jimmyさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

Jimmy

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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

4.8

レア・セドゥの魅力全開の見事な大河ドラマ🌈
169分(2時間49分)と3時間近い映画であったが、面白すぎて、感覚的にはアッという間に思えた💫
日本公開されたら、また映画館で観たい映画🎥

船乗りヤコブ
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Chicago Calling(原題)(1951年製作の映画)

1.5

数々のノワール映画で悪役を演じさせたら天下一品の俳優=ダン・デュリエが主演だが、本作では確かに仕事も定職につかず金も無く…と、だらしない男を演じているものの、娘を想う気持ちで行動するイイ父親を演じてい>>続きを読む

必死剣 鳥刺し(2010年製作の映画)

4.5

本当に、見事な映画だった‼️
この映画タイトルの真意を知るのはクライマックスの一瞬のためであるが、それ故に決して忘れることができない映画となった🎥✨

能の舞いから始まるが、能が終わった直後、殿中で一
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ホット・ロック(1971年製作の映画)

3.8

いやぁ~、これは面白い‼️
こんなクライム・コメディは、なかなか無い (^^)
爆笑させられて、ちょっぴりハラハラさせられたりして、ロバート・レッドフォードの軽やかなフットワークに拍手したくなる楽しい
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ジェーン・エア(1944年製作の映画)

3.8

シャーロット・ブロンテ原作、何度も映画化されているが、本作は ジョーン・フォンテイン主演版🎥
やっぱり、ジョーン・フォンテインは綺麗で、どうしても眼を引く存在感😍💕

不遇の少女時代を過ごした女性が、
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サブウェイ(1984年製作の映画)

2.5

リュック・ベッソン監督の初期作品🎥
タイトル通り、地下鉄の車内、ホーム、エスカレーター、更に地下鉄をとりまく地下に広がる通路などを舞台にしたアンダーグラウンドで繰り広げられる映画。

冒頭はカーチェイ
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.3

オンライン試写会にて鑑賞🎥

バンコクで余命宣告を受けた男ウードが、ニューヨークでバーを経営する友人ボスに電話して、バンコクで二人の男が元カノ巡礼をするドラマになっていく。
そうしたドラマが、過去と現
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米国の機密室(1935年製作の映画)

4.0

これは面白い‼️
機密情報を扱うスパイもので、敵の暗号を盗む/盗まれるという展開はサスペンス的でもあり、恋愛ドラマも盛り込まれるコメディタッチの映画だった😄

今年4月にシネマヴェーラ渋谷で観た『クレ
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恐怖の一夜(1950年製作の映画)

3.0

貧しい教区で起こった殺人事件を巡るドラマで、まぁまぁ面白く観ることが出来る映画だった。
いろんな映画で見慣れたダナ・アンドリュースは本作で神父役、ファーリー・グレンジャーが若者役を演じており、彼の恋人
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偽れる盛装(1951年製作の映画)

4.0

京都を舞台に、「男は金づる」と渡り歩く芸者、その妹は地道な暮らし、二人の対照的な姉妹を通じて、女の運命を見事に描いた吉村公三郎監督作🎥

「京都は幸い戦災はまぬがれたけれど、それが京都にとって幸せだっ
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狙われた女(1949年製作の映画)

4.5

いやぁ~、久しぶりに、最初から最後まで面白いサスペンス映画を観た🙂

ある売れない作家(アラン・ネイピア)が毎日繰り返し見る夢が「妻を殴り殺す夢」だと精神科医に話している。その精神科医の秘書がドロシー
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森の彼方に(1949年製作の映画)

3.0

主演がベティ・デイヴィス&ジョセフ・コットンで、サスペンス映画……といったら、それは期待してしまうのが普通。
観てみると、ベティ・デイヴィスを「いかにも悪」として描こうとしているのだが、直接的に描き過
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どろ沼(1953年製作の映画)

2.5

「サスペンス映画」というので観てみたのだが、それほどのサスペンス要素を感じられず、なんだか微妙な映画であった😅

イギリス映画なので、ノワール映画のカテゴリーには入らない。
ロバート・ハーメル監督作品
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二秒間(1932年製作の映画)

3.0

エドワード・G・ロビンソンは、ギャング役も似合うが、モテない男を演じるのも上手くて、流石‼️
この映画では、モテない男…というか女性に慎重な男なのだが、彼の慎重さの上手をいく女にハメられて……という悲
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スキャンダル・シート(1952年製作の映画)

4.0

長年ずっと観たかったサスペンス映画、ようやく鑑賞🎥

新聞社の編集長が殺人を犯してしまい、隠蔽工作するのだが、自分が育てた記者が真実を突きとめようとして、編集長が追いつめられていく見事なフィル・カール
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危いことなら銭になる(1962年製作の映画)

3.5

贋札作りを巡って繰り広げられる奇想天外な物語。
コメディタッチで、アクション満載、お色気まである痛快な娯楽映画😄

タイトルは「ヤバいことならゼニになる」と読む。
中平康監督作品🎥

紙幣印刷用のスカ
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殺したのは誰だ(1957年製作の映画)

2.5

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥

この映画での見どころは、冒頭で「銀座・並木座」が映像背景に映っていることではなかろうか😄

この映画タイトルと中平康監督特集チラシの本作紹介から「面白そう…」と思ったの
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狙われた男(1956年製作の映画)

5.0

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥

やっと見れた中平康監督のこの映画、タイトルからしてアメリカのノワール映画っぽいが、「日活ノワール」とでも言うような作品で傑作😎✨

オープニングで「眼のアップ」がスクリ
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.3

オンライン試写会にて鑑賞🎥

漫画を読んでいるような場面が盛りだくさんのコメディ映画で、それなりに楽しめた😊
下ネタギャグもチラホラ出て来るものの、いやらしい感じは無く、ドライな感覚のHっぽい場面…😄
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花嫁の父(1950年製作の映画)

3.3

タイトルだけ見ると、「小津監督の映画みたいに、嫁に行く娘を思う父親のドラマかな…」などと思ってしまうが、小津監督のような情感たっぷりというよりは、アメリカ映画なのでかなり現実的なエピソードも描かれる😄>>続きを読む

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.8

いやぁ~、こんなにブッ飛ぶ面白さで、笑えて心揺れる傑作だとは思わなかった‼️✨

「死んでいる」と自分の事を言う青年ハロルドが、ひとりで突飛な行動を起こす序盤パートも意外性あふれているが、生き生きとし
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危険な航海(1953年製作の映画)

2.0

日本未公開だが、観てみると「なぜ未公開だか分かるような気がする」映画🎥

確かに、夫が豪華客船の中で消えたのを探す妻…というのを、船長など関係者は信じてもらえず「なぜだろう?」と思いながらハラハラさせ
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ハーレム(1985年製作の映画)

3.0

さすが、ナスターシャ・キンスキーは美しい😍💕
もうそれだけで良い映画‼️…と言っても過言ではない。
というか、それ以外に見所があまり無い映画かも…😄笑

冒頭で見られる「修復工事中の自由の女神」、「在
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無責任時代(1937年製作の映画)

2.7

キャロル・ロンバード主演のコメディ映画…というので観てみたが、大雑把な物語でさほど笑えない😅
ただ、1930年代のカラー映画であり、その時代のニューヨークをカラー映像で捉えた空撮などは見事であった。自
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.0

オンライン試写会にて鑑賞🎥

ロンドンの高級レストランにおけるシェフの波乱だらけのクリスマス直前の金曜日(一番忙しい日)の一夜を描いた映画。
全編95分がワンシーンで撮られており、レストランの厨房・客
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モガンボ(1953年製作の映画)

2.7

グレース・ケリー出演作だから観たら、主演はクラーク・ゲーブル、エヴァ・ガードナーの映画で、アフリカを舞台にした三角関係もの(不倫もの)。

アフリカで野生動物をいろいろと捕獲して生業を立てている男(ク
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竜馬暗殺(1974年製作の映画)

3.5

初見は学生時代の名画座=池袋・文芸地下(1981年4月5日)だったので、41年ぶりに観た🎥

今回観たのは、司馬遼太郎の長編小説「竜馬がゆく(全8巻)」を再び読了したので、「黒木和雄監督は竜馬の暗殺事
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

4.8

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥

コロナ禍が始まる前(2019年)に司馬遼太郎の原作小説を再読して、待ちに待って、ようやく観た映画。
延期や公開日未定が続いたが、この映画、見事な出来だった‼️

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ミッドナイト(1939年製作の映画)

3.8

さすがビリー・ワイルダーが共同脚本しているだけあって、とても楽しい恋愛コメディ😄w

モンテカルロのカジノで全財産を使い果たしてパリにやって来た女性イヴ(クローデット・コルベール)とタクシー運転手(ド
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥

アメリカ映画の王道をいくような娯楽大作。
1作目の『トップガン』を初めて観たのは日本初公開時(1987年2月)のロードショー館(新宿文化シネマ1、前売券1200円)
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処刑の丘(1976年製作の映画)

4.3

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥

ウクライナ生まれの映画監督ラリーサ・シェピチコによる戦争を通じて「人間の在り方を問う映画」であった。

第二次世界大戦中、ナチスドイツ軍が迫る中、パルチザン部隊が銃弾・
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誓いの休暇(1959年製作の映画)

5.0

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥

ウクライナ生まれの映画監督グリゴーリ・チュフライによる反戦映画・青春映画・家族映画の傑作‼️

冒頭、広大な場所に立つ母親の姿が映されて、母親が「ここに来るにも、戦場へ
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特急二十世紀(1934年製作の映画)

3.2

著名な劇場オーナー兼演出家が無名女優を見出して舞台は成功して、二人は惹かれ合うものの別れた後、特急二十世紀という列車の中で再会して……というハワード・ホークス監督によるコメディ😄

ハワード・ホークス
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不時着結婚(1948年製作の映画)

4.3

ジョーン・フォンテインがキュートで、物語もお気楽コメディで楽しくて、観ている間は顔がニマニマしてしまった😄笑

主演はジョーン・フォンテインとジェームズ・スチュアートだが、2人のそばにいるエディ・アル
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.5

オンライン試写会にて鑑賞🎥

少子高齢化という現実を考えさせられる早川千絵監督作品。
「75歳以上になると、自分から進んで死ぬことを選べるPLAN75という制度」ができたという近未来の日本を描いた映画
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傷だらけの挽歌(1971年製作の映画)

4.0

やはり、ロバート・アルドリッチ監督の作った映画は面白い‼️(^^)
本作では銃撃戦シーン多数で、血糊も朱色でリアルさが見られないところも「映画だもんな~」と思いながら楽しめる。見ていて、スカッ!とする
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