Jimmyさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

Jimmy

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最低(2009年製作の映画)

4.0

最低すぎて笑える今泉力哉監督作品🤣

ある男(芹澤興人)には彼女=亜実がいるのに、その妹とも浮気をして、更に他の女性とも浮気している最低の男。
しかし、このモテモテ男を演じている芹澤興人を見ると、なぜ
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倒れるまで(1937年製作の映画)

4.0

エドワード・G・ロビンソン、ベティ・デイヴィス、ハンフリー・ボガートなど共演の「ボクシング映画」&「恋愛映画」だけでなく「ノワール映画」っぽくなるマイケル・カーティス監督の面白い映画🎥

原題『Kid
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オクラホマ・キッド(1938年製作の映画)

4.0

ジェームズ・キャグニー、ハンフリー・ボガート共演作の映画🎥
一応、西部劇であるが、二人が共演した幾つかのノワール映画の雰囲気が出ている😎

自分が大好きなノワール映画(サスペンス映画)の本で、何度も読
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黒騎士(1952年製作の映画)

3.3

ジョーン・フォンテイン目当てで観たら、本作原題は『アイヴァンホー』であり、歴史アクション大作にちょっと恋愛ドラマを含む映画だった🎥
1952年作品としては大作であり、アカデミー作品賞・アカデミー撮影賞
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城砦(1938年製作の映画)

4.0

ロザリンド・ラッセル目当てで鑑賞した映画だが、キング・ヴィダー監督がイギリスの腐敗した医療世界に鋭く切り込んだ感動作であり、傑作🎥✨

1938年の映画なので、ロザリンド・ラッセルが絶頂期のたたずまい
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.0

キノフィルムズ試写室にて鑑賞🎥

近未来でAIロボットが家族と共に暮らす世界で、AIロボットが故障してしまう。
今まで4人家族だったのが3人家族になる感覚が、閑寂と共に奥深く敬愛を見せる家族の姿として
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

5.0

本作のような「ぶっ飛んだ映画」大好き‼️
兎に角、親友に死なれて想像できない行動を続ける永野芽郁はアッパレの凄さだった✨

営業OLのシイノ(永野芽郁)はニュースで親友マリコ(奈緒)の死を知る。大切な
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千夜、一夜(2022年製作の映画)

5.0

飯田橋・神楽座での試写会にて鑑賞🎥

田中裕子主演映画に尾野真千子が共演というだけで必見の映画🌟
実際に観てみると、じっくりと長回しで登場人物をとらえたカメラが切り取る風景は見事だが、物語は実に重厚な
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あばずれ(1965年製作の映画)

4.5

1965年製作公開された映画だが、長年にわたって「原版もプリントも存在しない失われた映画」とされていた渡辺護監督のデビュー作🎥

2014年に上映用16mmフィルム(短縮版)が発見されて観ることが出来
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私は逃亡者(1947年製作の映画)

3.0

まぁまぁ楽しめるクライムものであった😎
本作での見どころは「(葬儀屋の)棺桶だらけの場所での攻防戦シーン」だと思う。
棺桶がシーンを盛り上げる効果があったかは微妙だが、囲まれた場所でのアクションシーン
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ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

4.2

この映画、公開時(2006年)からずっと気になっていたが、ようやく観た。
あの頃には少し尊敬していた映画評論家=樋口尚文氏が書いた本作の映画評を読んで気になっていた作品🎥

観てみると、登場人物の女性
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ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

5.0

これほど母親の子供への愛情あふれる姿をストレートに見せる映画はザラにない‼️
観終わって、胸いっぱいに愛が浸み込むような映画であった💗

この映画、ある事情によって自分の子供達になかなか会えず、会えた
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ジプシー(1962年製作の映画)

3.3

あまり日本で出演作が見られないロザリンド・ラッセル出演の映画だからチェックしていたもので、ロザリンド・ラッセル出演映画のカラー作品🌈
ただ、観てみると、やはり寄せる年波には抗えず、ロザリンド・ラッセル
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

この映画、やっぱり暗すぎる。

物語としては、ゴッサムシティという架空の都市で大物が次々と殺される連続殺人が発生するところから始まるが、本筋は、親を殺されて復讐を誓った青年がバットマンのスーツを着て悪
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.8

初見は公開時(2008年10月18日)の映画館(池袋HUMAXシネマズ)だが、その後、何度も見ている作品🎥

ガリレオ・シリーズ第一作にして傑作‼️

この映画の原作は東野圭吾によるものだが、私は同氏
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.0

グランドシネマサンシャイン池袋にて鑑賞🎥

原作既読、小説のエッセンスを抽出した脚本はなかなかの出来。
しかし、ちょっと端折り過ぎたところあり、映画だけだとモヤッとする感があったのは惜しい。
それでも
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ノイズ(2022年製作の映画)

2.5

本作の予告編を映画館で何回も見たので、観てみた。

偶発的な殺人事件が起きて、「死体をどうしよう?」という映画だが、閉鎖的な小さな島での出来事であり、ちょっと変わった殺人エンタメ映画に見えた。
藤原竜
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さがす(2022年製作の映画)

3.3

大阪の街を舞台に、「指名手配されている男を見た。警察に通報すれば300万円だぞ」と娘に言った父親が、その直後に失踪し、娘が父親を「さがす」映画。
映画の前半はそうした「娘の目線」で描かれているが、後半
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

5.0

TOHOシネマズ錦糸町にて鑑賞。

日常生活を描いているにも拘わらず、悪い雰囲気を生み出す物語。それを捉える手腕は天下一品の深田晃司監督作品🎥

ある夫婦(木村文乃&永山絢斗)と5歳の息子が暮らしてい
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乙女よ嘆くな/アリス・アダムス(1935年製作の映画)

4.0

大好きなキャサリン・ヘプバーン主演作なので、購入しておいたDVDで観たが、貧しい家の娘が一生懸命に生きる姿を見せてくれる佳作✨

購入DVD(ブロードウェイ社製)は『乙女よ嘆くな』であるが、従前からは
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

タイトルから任侠ものを想像してしまうが、「反社会的勢力として年代を追うごとに行き詰っていくヤクザ」と「元ヤクザ、一般人含めての家族愛」を描いた藤井道人監督作🎥

綾野剛も一本筋が通った男として「ただの
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.5

オンライン試写会にて鑑賞🎥

あの傑作『燃ゆる女の肖像』を作ったセリーヌ・シアマ監督の新作ということで期待大きかったが、期待を裏切らない見事な映画であった✨
本作を観ている間、「えっ、何?」、「どうな
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微温(2007年製作の映画)

4.0

今泉力哉監督の初期(2007年)作品🎥
なかなか面白い二股恋愛の物語(^^)

二股かけている男が「アッチと別れてよ…」と言われて、グズグズしていたが、ようやくアッチに別れを言おうと思ったら、アッチの
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

2.5

オンライン試写会にて鑑賞🎥

タイムループものは、これまで何作か観ているものの、本作のように(タイトル通り)月曜日からの同じ1週間を繰り返す映画は珍しい。
序盤のうちは「このタイムループが全編繰り返す
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.3

北アイルランドのベルファストを舞台にした、ケネス・ブラナー監督による自伝的映画だが、出演者たちは軒並みアイルランド関連俳優を揃える凝り方。

冒頭の現代風景(タイタニック号を生んだ町というのが売りらし
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前科者(2022年製作の映画)

4.3

この映画を観たのは、あの『あゝ荒野』の岸善幸監督作品だったからだが、仮釈放者の更生をサポートする保護司の女性を描きながら、彼女の成長物語であり、社会における人間の在り方をも描いた社会派映画の佳作であっ>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

いやぁ~、これは素晴らしい映画、感動した‼️
これまで無かったようなオリジナリティあふれるドラマも心に残る💗

この映画については、キネ旬などでも概要は読んでいたし、アカデミー賞でも話題になっていたの
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かぐや姫(1935年製作の映画)

1.5

1935年作品で長い間「幻の作品」と言われていた映画で、イギリスで発見されたフィルムが「85年ぶりの日本凱旋」として、こないだ京橋の国立映画アーカイブで上映されたが、日本映画専門チャンネルにて放映され>>続きを読む

3つの鍵(2021年製作の映画)

3.5

オンライン試写会にて鑑賞🎥

冒頭、暴走する自動車が蛇行運転をして女性を凄いスピードで轢いた挙句、家に突っ込むという驚きの事件から始まる。なんと衝撃的なオープニング‼️😲
そして、自動車が突っ込んだ家
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.0

池袋グランドシネマサンシャインにて鑑賞🎥

確かに、さすがジョーダン・ピール監督ならではの「驚き」に溢れた映画だと思った😲
まぁ、映画館で予告編を見て、「ジョーダン・ピール監督作品だから、絶対に驚かさ
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.5

TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞🎥

「乗り越えられない宿命なんて無い。必ず乗り越えられる」という言葉が心に残るエンターテインメント映画の佳作✨

さすが、池井戸潤原作の映画化🎥
とても面白かった‼️
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

オンライン試写会にて鑑賞。

いやぁ~、こんな展開は想像できない…😱💦
田舎の自然豊かな風景の中で、トンデモないドラマ (^^;
これはホラーか、スリラーか……???

アイスランドの田舎で静かに暮ら
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渚にて(1959年製作の映画)

3.0

この映画のDVDジャケットが「エヴァ・ガードナーとグレゴリー・ペックの抱擁場面」だったのと、タイトルが『渚にて』だったので、「二人の恋愛ドラマかな…」などと勝手に思ってレンタルして観たら想定外のSF映>>続きを読む

L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

1.0

池袋グランドシネマサンシャインにて鑑賞🎥

「ジョニー・デップとフォレスト・ウィテカーが共演するクライム・サスペンス」というので観に行ったのだが、全編にわたって「わけが分からない映画」でフラストレーシ
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ゼイ・ウォント・フォーゲット(1937年製作の映画)

2.7

アメリカ南部で女子学生が殺されて、犯人と眼をつけられた男達(学校の用務員の黒人、アメリカ北部からやって来た学校教師)が容疑者とされるのだが、南部の殺人事件がアメリカ国内での南北戦争みたいになっていく映>>続きを読む

カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

3.5

久しぶり(約45年ぶり)に観たが、なかなか色んなかたちで楽しめる娯楽作だった😄

感染力の高い病原菌との戦い、第二次世界大戦直後から強度が弱くて危険な橋=カサンドラ・クロスとの戦い、そうしたバトルの合
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