Jimmyさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

Jimmy

Jimmy

映画(5167)
ドラマ(0)
アニメ(0)

マルクス兄弟 オペラは踊る/マルクス兄弟オペラの夜(1935年製作の映画)

3.5

けっこう笑えるマルクス兄弟(3人)によるコメディ映画😄
監督はサム・ウッド🎥

歌手リカルドは良い歌手だが機会に恵まれないが、ローザというソプラノ歌手と愛し合っていた。ローザがニューヨーク行きの船に乗
>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

5.0

日本公開時(2003年3月11日)の映画館(新宿プラザ)で鑑賞🎥
久しぶりに鑑賞。…評点は初見時のもの

社会人になってから初めて「キネマ旬報~読者の映画評」に掲載された映画評は、以下の通りですが、今
>>続きを読む

我等は楽しく地獄へ行く(1932年製作の映画)

3.8

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥

ドロシー・アーズナー監督作品なので観に行ったら、とても楽しいラブロマンス映画💗

微笑んだり心配したり……気持ち揺すられる佳作。
タイトルは、乾杯の挨拶「MERRILY
>>続きを読む

破滅への道(1934年製作の映画)

2.7

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥
(勝手に4本立ての4本目)

もともと観る予定ではなかったが、ドロシー・ダヴェンポート監督ってどんな監督か?…が気になって観てみた。
タイトルどおり、優等生の女学生がワル
>>続きを読む

望まれざる者(1949年製作の映画)

3.3

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥
(勝手に4本立ての3本目)

本作のオープニングロールで「監督:エルマー・クリフトン」と表記されるが、クリフトン監督の急病により代理で監督したのはアイダ・ルピノであり、ア
>>続きを読む

賢すぎる妻たち(1921年製作の映画)

4.0

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。
(勝手に4本立ての2本目)

夫を愛して献身的に尽くす貞淑妻、そして夫の「想い人」だった金持ち男と結婚した奔放妻の対比を描きながら、「夫を愛する妻の姿は様々…」というあた
>>続きを読む

クレイグの妻(1936年製作の映画)

5.0

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥
(勝手に4本立ての1本目)

先日観た『恋に踊る』が傑作だったので「ドロシー・アーズナー監督作品は機会あれば観ること」にして、本作も観た。
ドロシー・アーズナー監督作は3
>>続きを読む

愚なる妻(1921年製作の映画)

3.8

エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督&主演の超大作🎥
しかし、元々5~6時間などあったバージョンを映画会社の要請で削除して削除したらしく、壮大なるセットでのモブシーンなどが垣間見られるだけに勿体ない。
>>続きを読む

春のソナタ(1989年製作の映画)

3.5

エリック・ロメール監督の「四季の物語シリーズ」第1作目。
1人の女性教師の日常から始まり、3人の女性と1人のオヤジによる確執・疑念などを描いた映画。

日常から逸れるが、それも日常…といったことをロメ
>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.0

この『トップガン』を初めて観たのは、日本初公開時(1987年2月14日)の映画館(新宿文化シネマ1)で鑑賞🎥…前売券1200円
本日(2022年4月23日)、35年ぶりに鑑賞🙂

音楽はサントラ盤レコ
>>続きを読む

いとみち(2020年製作の映画)

4.5

映画『ウルトラミラクルラブストーリー』で衝撃的なデビューした横浜聡子監督の最新作🎥
本作も津軽弁全開であり、青森を舞台にした少女の成長ドラマを描いた佳作✨

冒頭の学校場面から津軽弁だらけなので「理解
>>続きを読む

恋に踊る(1940年製作の映画)

5.0

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥

この映画、気になっていたので取り敢えず観てみたら、もんの凄く面白かった‼️
歌、踊り、女性どうしの争い…などなど、笑いながら観て、感動の涙も流せる素晴らしい映画だった😄
>>続きを読む

ナチに愛された女(1943年製作の映画)

3.5

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥

信念がブレない芯の強い女性を、マール・オベロンが演じた映画。
スパイもの、戦争もの、アクションもの、恋愛もの…万華鏡のように色々な見え方する作品で、なかなかの面白さ🙂
>>続きを読む

暴行(1950年製作の映画)

4.5

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥

「アイダ・ルピノは、なんて凄い監督なんだろう‼️」と初めて思ったのは、3~4年ぐらい前に映画『ヒッチハイカー』をやはりシネマヴェーラ渋谷で観たときだった…(^^)
この
>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.2

オンライン試写会にて鑑賞。

こんなサイコパスでシリアル・キラーを描いたリアル映画は、日本映画では珍しいのではないだろうか…🤔
30年以上前に観て、超絶的に怖かった『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクタ
>>続きを読む

テレグラフ・ヒルの家(1951年製作の映画)

3.7

全編にわたってなかなか面白いサスペンス映画だったが、ヒッチコック作品をパクった所がチラホラ見られる😄笑
長年にわたって屋敷に仕える女中が不気味なのは『レベッカ』🎥、
夫に殺されるのでは…と恐れている妻
>>続きを読む

ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

5.0

映画『ベティ・ブルー』は、『インテグラル リニューアル完全版』と『愛と激情の日々』のどちらを先に観るかによって、観た後の印象が異なる作品だと思う。
前者が「女性の愛、そして男の愛」を描いたのに対し、後
>>続きを読む

美しき被告(1949年製作の映画)

2.5

逢坂剛さん&川本三郎さんの共著「さらば愛しきサスペンス映画」でも本作は語られておらず、
川本三郎さんの著書「美女ありき~懐かしの外国映画 女優編」でも紹介されていないロレッタ・ヤング主演であり、
知名
>>続きを読む

賄賂(1949年製作の映画)

4.3

エヴァ・ガードナーの美貌に見惚れながら、ハラハラドキドキ盛り上がるサスペンス映画😎😍w
中米の島での物語なので、エヴァ・ガードナーのエキゾチックな雰囲気がマッチしている感じ💕

刑事リグビー(ロバート
>>続きを読む

偽証(1947年製作の映画)

3.5

アンソニー・マン監督の初期ノワール映画だが、なかなか面白い‼️

クララという女性は美容院を営業しながら奥の部屋ではヤミ賭博をして儲けていた。
ある夜、彼女が手引きした男が狂言強盗をして、自分の店&賭
>>続きを読む

パリ13区(2021年製作の映画)

2.7

オンライン試写会にて鑑賞🎥

現代パリに暮らす若い男女を描いたジャック・オディアール監督作品。
ほとんどがモノクロ映像なので、いやらしさはあまり無いが、全編のあちこちで性的描写が映される。
また、ドラ
>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.8

今敏監督の「人のつながり」・「偶然も含めた運命」などを描いたアニメーション映画の佳作✨

クリスマスの夜に捨て子を拾ったホームレス3人組が、さまざまな感情をぶつけ合いながら、「本来いた場所」と「現在の
>>続きを読む

窓・ベッドルームの女(1986年製作の映画)

2.7

イザベル・ユペール出演作…というので観てみたが、ヒッチコック映画の模倣場面が散見される微妙なサスペンス(っぽい)映画。

ある男テリー(スティーヴ・グッテンバーグ)の部屋で不倫していた女性シルビア(イ
>>続きを読む

クローズ・アップ(1990年製作の映画)

5.0

「こんな映画を作ってしまったアッバス・キアロスタミ監督の頭の中は、どうなっているのだろうか…」と思ってしまう大傑作‼️
天才としか言いようがない✨

この映画、日本で観られるアッバス・キアロスタミ監督
>>続きを読む

ゴッドファーザー 1901-1959 特別完全版(1981年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

◆初見は、1987年5月にフジテレビの深夜帯に『ゴッドファーザー・サガ』として、4週連続で放送された時に鑑賞。
この時に、最も印象的だったのはアポロニアを爆死させたファブリツィオに対してマイケルが復讐
>>続きを読む

絶唱(1975年製作の映画)

3.0

山口百恵の現役時代、あちこちのライブに追っかけて「百恵ちゃ~ん‼️」と叫んでいた頃が懐かしくて、観てしまった山口百恵主演作。

この映画、愛する人が自分の家に近づいて来るのが見えなくても直観で「あの人
>>続きを読む

ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

5.0

作家を目指す男と情熱的な若い女性の激しい恋愛を見せるジャン=ジャック・ベネックス監督による傑作‼️✨

今回観たのは『ベティ・ブルー インテグラル リニューアル完全版』だったので、ベネックス監督が来日
>>続きを読む

天国の門〈完全版〉(1980年製作の映画)

4.0

デジタル修復完全版なる3時間39分バージョンを観た。(インターミッション含む)
とても見応えあり😊

1870年、ハーバード大学卒業式。
ジョン・ハートが若い‼️
「美しき青きドナウ」の曲に合わせて卒
>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

2.5

角川シネマ有楽町にて鑑賞🎥

レオス・カラックス監督にしては「ミニシアター感」が消えて、「大ハリウッド的な雰囲気」を感じるロサンゼルスを舞台にしたミュージカル大作。
フランス語はカラックス監督がスタッ
>>続きを読む

最後の戦い(1983年製作の映画)

4.0

リュック・ベッソン監督の初めての長編映画監督作。
音楽と効果音のみのモノクローム映画で、セリフをすべて排除しながら、これだけの映画を作ることが出来る才能に脱帽の一作。
映像も、様々な驚くようなアングル
>>続きを読む

ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

3.5

オンライン試写会にて鑑賞。

予告編から映画の輪郭はなんとなく分かっていたものの、実際に本編を観てみると、予想外の展開にビックリさせられる映画であった。
本作の監督は、イタリア出身だが現在はフランスで
>>続きを読む

女王蜂(1978年製作の映画)

3.5

市川崑監督による横溝正史ミステリー・シリーズの1本🎥

相変わらず連続殺人が起こって、その場面も描かれるが、「一見して作り物」感を映しているので全くグロさが無い従来からのパターンを踏襲している。

>>続きを読む

恋の手ほどき(1958年製作の映画)

2.5

ある女性が、少女から大人の女性になっていく様を描いた「ミュージカル風」のヴィンセント・ミネリ監督作。

冒頭、ある歳をとっているが「粋」な雰囲気のオジサン(モーリス・シュヴァリエ)がブローニュの森で子
>>続きを読む

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

-

オンライン試写会にて鑑賞。

まさに現在、ロシア軍がウクライナ侵攻という戦争(プーチンが起こしている戦争)の真っ只中で、ソ連内での虐殺事件を描いた映画だった。
旧ソ漣で実際に起こったソ連軍による市民虐
>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

5.0

TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞。

「さすが、ギレルモ・デル・トロ監督!」と言わざるを得ない素晴らしい映画だった✨
1930年代~40年代のアメリカの雰囲気を醸し出す美術・衣装、特に「見世物小屋の造形
>>続きを読む

茶碗の中の嵐(1937年製作の映画)

1.5

最近仕事が忙しく、平日に映画を観るのが難しい。それでも映画を観たい気持ちはあり、「明日も会社なので、尺が短い映画を選んで鑑賞」したのがコレ。
しかし、大外れ…🤣笑

1937年作品でヴィヴィアン・リー
>>続きを読む