Reirenさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Reiren

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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


「アンドロイドは理想的な恋人、
伴侶に成りうるか?」

が、テーマの作品

アンドロイドのトム役男優のメイクや
表情や言動が
如何にもそれらしくて上手い事演技してる
なぁと。

「貴女の好みに(完璧
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジャンルがコメディって事になっていますけど
特に笑いを誘う作品ではないです

イケメンではないちょっと小太りの15歳の
思春期の男の子と、
大人になり切れていないけれど
地味な魅力のある25歳の女性と
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ヴォイジャー(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

何故コールドスリープという設定にしなかったのか
作り手が

規律を守る人々(善)が
自由を望む人々(悪)に勝つ話

を作りたかったからでしょう

でも

規律も自由もどちらも
極端に偏ると排他的になり
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

「1+1=2じゃなくて1+1=1なのか?」

双子の姉弟ジャンヌとシモンの、死んだと思っていた
父と、存在すら知らなかった兄は同一人物だった

奇妙な遺言で父であり兄である男の消息を探り、
真実を知る
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クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

う~ん・・・

如何にもイギリス映画的なセンスと
テンポ良いのは良かったけれど
インディーズ・レーベルの成功は
たまたま運が良かった事と
アランの才能と言うより彼が
さんざんやっていたドラッグのお陰な
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

これは、障碍者一家の中でただ一人の、
健常者の愛(家族愛、恋愛)と成長のドラマ

・・・だと思います

障碍者一家の中では健常者は異分子であり、
通訳として頼られる存在でもある
という設定は珍しい
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オープニングの映像のセンスの良さにクラクラ

キレの良いカメラワーク、カット割り、演出
テンポの良さ

ちょっとお下品な所はスパイス的な

大麻では人が死なないから好きだと言い
大規模栽培して富を得る
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バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

タイトルからB級SFかホラーだと思い、
軽いノリで観られたらいいな、と期待して・・・

最初、あまりにチープな出来に、これは失敗した!
他の作品観ようかと思ったら

映画内のネット配信のやらせ番組だっ
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苦い銭(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

昔観た、「苦い米」という映画を思い出しました

これは現代もので服飾産業の底辺で生活する
人々の苦い米かなぁ

賃金安くて納期は早い

働けど働けど

暮らしは楽にはならない

どこの国でも末端にいる
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天才ヴァイオリニストと消えた旋律(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画としての出来は悪くないけれど・・・

イギリス映画って、ジャンルが異なっても
いつも「差別」を扱っている感じ
差別を過剰に意識する事もまた、差別的な
考え方だと思う
そして、何故かそれなのに自分本
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巴里の屋根の下(1930年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

トーキー映画の走りとして記念すべき作品
・・・らしいです

昔の映画にしてはカメラワークにいろいろ
工夫の跡が見られて成程なぁ
映画ってこうやって進化してきたのね的な
面白さはありました

でも

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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

低予算ながら、ありがちな設定を風変わりなテイストで
料理し、面白い作品を作る事には定評のある、A24・・・

ホアキン・フェニックスも子役も皆
俳優たちの演技が自然体で良かった

でも

子供に未来を
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アルティメット・ブロンド(2022年製作の映画)

1.0

タイトルから、気楽に観られるB級映画を期待して観ましたが
シナリオ、キャラ立ち、演技、カメラワーク、演出
どれをとっても見るべきものは無し。

あえて言うなら、ヒロインの顔やスタイルが好みなら
ひたす
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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ちょいワルって格好いいとか
「加減」というものをしない暴力描写は小さい子供が
見たらどうなんだろう・・・と思いつつも

その点を除けばファミリー映画として
王道で、よく出来ていると思いました

ミニオ
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最強のふたり(2011年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

「ちょいワルが、たまに良い事すると実はいい人」と
思われるパターンの話

エンドロールを見ると、ドリスはアラブ人っぽいのに
黒人って事になってるし、フィリップの文通のお相手が
若い美女だったりとか実話
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ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最初の画商へのインタビューの答えが
「嘘と真実」
加工されたラストの救世主の絵が
舌を出していたり

救世主の絵にダ・ヴィンチらしいオーラが
全然感じられなかったり

この絵は
ダ・ヴィンチの手による
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

後味が悪いが、このシリーズは
本当によく作り込まれていると思う

カールが未解決事件に疑問を抱き、解決を試みようと
するまではいいが、むやみと体当たりで突っ込んでは
痛い目を見るのと、それをサポートす
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「人間には2種類あって、捕食する側とされる側がいる」

こういう白か黒かみたいな二択見るたび
世の中の大半の事は、「白か黒に近い灰色」で
出来ているよなぁと思う

それはさておき、これは詐欺師の話です
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

私は特捜部Qシリーズ視聴するのは二作目

これが一作目みたいでなるほど特捜部Qの
成り立ちはそうなのね、と

全体に暗めの色調と、
リアルな演技(アサドがいい味出してる)とが相まって
見ごたえのある作
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共謀家族(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ウェイジエが考えた、映画を沢山観て学んだ自分と家族を
守るための作戦は、出来すぎていてかえって不自然だと
思ったが、そこが見せ所

殺された不出来な息子を持つ親という立場の警察官との
緊迫感たっぷりの
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ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

3.6

ハーバード大学があり、世界都市ランキングで第21位という
ボストンの、市庁舎のドキュメンタリー映画

基本的姿勢は
「住民の、あらゆる問題を解決するよう尽力します」

これって市庁舎ならば当たり前の事
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シンプル・プラン(1998年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

出所が怪しげな大金手にして、
人生を狂わせてしまった人たちの話

シナリオ秀逸で、
どの登場人物も言動が自然で、演技が上手く
面白かったが、
「ファーゴ」という作品を彷彿とさせる
救いの無さは、好みが
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洞窟(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

約60年前貧しいイタリアの村で行われた
洞窟探検の話

風景の素朴な美しさや、アナログな時代感がいい

少しずつ潜って何枚もの紙に地図を書いて、
地上に送ってそれを繋げた地図を作って・・・

地底では
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我らの父よ(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

話がどうこうよりも何よりも、
イタリア映画らしいパッションで、

「もう監督ったら!ショタなんだから!」

という事が、痛々しいほどよく
伝わってくる映画でしたね

ヴァレリオが脱ぎまくり

こんな役
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崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.3

ドキドキハラハラさせる要素が主に
ストーリー展開ではなく高所(高いビル)から
下を見下ろす映像というのがなんだかな~と
思いつつ

終盤はスリリングな展開になったので
そこそこ楽しめた

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

言葉少なに多くを語る系

とはいえ話そのものよりも

様々な絵画などから
インスピレーションを得たような、
抑えた色調の映像が印象的

ほぼ固定のカメラが「あの」瞬間、
車の外へPANする意図がよくわ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

妄想の人格テディと
現実の人格アンドリュー

最初はテディ視点から話が始まり
病院でロボトミー手術が行われていて
自分は陰謀に巻き込まれているという話が
展開されるが実は・・・

幾つもの形で現れる「
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チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

3.6

テンポ良し
カメラワーク良し
俳優たちの演技も良し

贅沢なお金のかけ方も悪くない

下品な所は好みが分かれそう

映画としての出来は悪くないと思うけど
笑いのセンスがアメリカ的(イギリス的だとも思う
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リビング・ウィズ・ゴースト ある家族の物語(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ロシア産らしく、風変わりな所が面白いと
思ったB級ホラー映画

空き家へ侵入してパーティーしようぜ!って
ノリの、今風な若者たちが

盗みはしない
掃除もする

ってマイルール作ってる所が珍しい
だっ
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ブータンの映画って初めて見ました

国民が幸せと感じられるような国作りの象徴
(愛国心を培うため子供に国歌斉唱させるのは、
どこの国も同じなんでしょうか。
日本も昔そうだったし)「世界で一番幸せな村」
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デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-(2011年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

イラクの独裁者サダム・フセインの長男ウダイの
影武者にされた男の自伝が元の話だそうで・・・

こんな、映画向きのようなお話が実話な訳は
ないので、かなり脚色したのでしょう

しかし、ウダイの狂気の演技
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初は時々寝てしまったけれど
後半(特に終盤)は画面に釘付け

プロテインはえぐかったし
(閉鎖的な列車内で下層階級の食べ物として
わからなくはないけれど。上流階級が食べている
ステーキの肉はどこから
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くじらびと(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

主に日本人スタッフが関わった、
インドネシアが舞台のドキュメンタリー映画

冒頭の、日本人親子の場面は不要だと思った

本編は、くじら漁で(も)暮らす、
小さな村が舞台で、淡々と話が進む
余計なナレー
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

先日、新作の方の映画「DUNE 砂の惑星」を観て、
話題になったけれど完成しなかったホドロフスキーの
DUNEって、どんなものだろうと視聴

いやいやいや
凄いですねこの、溢れるどころか
爆発しそうな
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の誰にも魅力を感じなかった

ラスト、ガスマスク一人分しかないし
着けていなくても大丈夫なふたりに?

フェリーニの監督作品に思い入れの
ある人にとってはそこそこいい作品
なのかも

少年の君(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「人間には2種類ある。
いじめるヤツといじめられる奴だ」

この手の「人間には2種類ある」系のセリフ見ていて
いつも思うのは

「どちらにも属さない」系は、存在しないの?

人をいたぶって喜ぶような愚
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