ssddさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

4.5

CMからして大作の予感だったけど、コレは金掛かってる。しっかりした出来だし、戦闘シーンも良かった。久しぶりに心からワクワクしたSF作品。心も温まる場面もあって良く纏まっている。クリスプラットの無双な感>>続きを読む

INFINI/インフィニ(2015年製作の映画)

3.2

冒頭の世界観がブレードランナーの様でサイバーパンクな雰囲気に期待して色めき立ったのだけど、そこからは地獄みたいに長く感じた。設定や世界観が良いだけにもっとワクワクするような転調が欲しかった。

アンノウン(2011年製作の映画)

3.9

設定は凄くいいんだよ、昏睡から醒めたら妻が自分を覚えてないなんて唆るのよ。だけど種明かしが早過ぎて壮大なマッチポンプを観てる気分になるし、サスペンスな雰囲気がジメッとした印象を齎す。惜しい、凄く口惜し>>続きを読む

エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007年製作の映画)

4.2

前作を知らずに鑑賞。序盤中盤はGoTみたいで良いものの、終盤が盛り上がりに欠ける印象。セットや讃美歌は美しく、鎧から衣装まで荘厳で正に女王という威厳が感じられる。豪華なキャストも華を添えるがどうも最後>>続きを読む

コラテラル・ダメージ(2001年製作の映画)

3.4

何だか普通の作品だよなあ。良い意味でも平凡というか凡庸というか....プレデターにジャングルで勝っちゃうくらいのジャングル百戦錬磨のシュワちゃんにしては役が普通過ぎる。

アウトブレイク(1995年製作の映画)

4.5

どうしてもこの御時世コロナと比べてしまうのだけど、こっちのウイルスはエボラ出血熱よりもとんでもなく危険なやつ。最強クラスの病原菌ってのはやっぱり浪漫。自然は芸術家だとつくづく思う次第。尺短く感じてしま>>続きを読む

パーフェクト ストーム(2000年製作の映画)

3.4

漁師の面々は個性的だし何だかんだで仲間想いで憎めない感じが好きだなあ。ただそれだけなんだよな。そこだけ良くて、後はどう思うかって言われると思わず首を捻ってしまう。

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

4.2

実際に武器商人という職業があるんだもんなあ。日本では縁遠い話かも。お前は悪だ!と断じれない、取り締まる側の国が兵器ビジネスしてんだもん勧善懲悪は成立し得ない。薬莢が排莢される音が金の音に聞こえるのは面>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

5.0

港でのブラキオサウルスが切ない...この作品の何が良いかってシリーズ屈指の狡猾で獰猛な象徴だったラプトルと人との間に生まれた奇跡的な絆。マルコム博士も出番少ないけど一花添えてる。クラシックをリスペクト>>続きを読む

映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

3.0

何だろう何も入って来ない映画だった。某地下賭博黙示録の方が数百倍面白い。導入部が説明口調な映画って自分の中では全く流行らなくて、何で前回とかあらすじとかこの仕組みはこうですって回想するんだろう。自ら仕>>続きを読む

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

2.9

酷いよ.....何これ。早よ終われとしか思わない。何もいい所がない映画だった。キャストの演技を台無しにするプロットに重大な欠陥があると言わざるを得ない。これを観て感想なんて全く思い付かねえ.....

寄生獣(2014年製作の映画)

3.5

寄生獣の生物としての冷徹さ、残酷さ、合理的な面を出そうとするあまり淡々とした調子で進むので観てる側も楽しい先入観で観る事は決して出来ない。映画はただ撮ればいいってもんじゃないし情緒や脈絡が無ければただ>>続きを読む

センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島(2012年製作の映画)

4.2

いやはやゴシックローマンの塊と言える映画。一作目とは違い、こちらの方がちゃんと鑑賞に値する。遠近法みたいな錯視もあったりと技巧が面白い。ただ一歩間違えれば某恐竜テーマパークの老害然とした振る舞いになり>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

4.5

豪華キャストだったなあ。有名な未解決事件を追体験してるみたいだった。未解決事件とか劇場型犯罪ってのは人を惹き付ける魔性がある。めちゃくちゃ面白かった。

ビール・フェスタ 無修正版 〜世界対抗・一気飲み選手権(2006年製作の映画)

3.9

下戸だけど観てて楽しかった。下品かも知れないシーンのオンパレードだったけど楽しめた!エンドロールのNG集とかもあっていい意味でくだらなさ満載でした満足!!

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

4.0

クラシックホラーと違って運命という神の見えざる手が迫ってくるのが新鮮。ピタゴラスイッチ並みにあの手この手で死の運命から逃れた者をしつこく追ってくるのが良い。観てて飽きなかった。

フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

3.2

幼稚なプロットがまさにc級映画だった。AVPの様にコレはこれでアリだなって感じがしない。お互いの設定を活かしたりキャラ立ちは魅力的なのにこうまでして良くならないのかと驚いた。

第9地区(2009年製作の映画)

4.4

倦厭される存在へと次第に変貌していく主人公のsfっぷりがたまらない。ザ・フライを観た時に感じたある種の妙な高揚感がたしかにあって、人間が無秩序に変換される様を見たいと思ってしまうのは人間の性なのか。兎>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

5.0

ジェイソンのホッケーマスクと並ぶくらい有名になったマスクだと思う。火薬陰謀事件とかVが散りばめられたプロット、興味深くまたシェイクスピアとかマザーグースの引用とかウィットに富んだ映画。仮面を一斉に脱ぐ>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.5

タチの悪い海兵隊のジョークが光る作品。ブラックジョークがあって好きだなあ。でもハートマン軍曹と微笑みデブのパートが一番好きだしピークなんだよな。

エスター(2009年製作の映画)

4.5

人を不安にさせる最強の映画だと思う。エスターの頭の良さとサイコパスさが怖くて仕方なかった。手に汗握る演出と頼みの男にわかって貰えないもどかしさがそれを増長させる。そしてホラーの定番を見事に外してくる演>>続きを読む

AI崩壊(2020年製作の映画)

3.4

シンギュラリティとかAIによる人類選別、AIによる管理社会みたいなのはイメージし易くていい要素だった。ただ娘がサーバールームに閉じ込められる所とかご都合主義だし船の通路での長回しがやりたかった感出て嫌>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.1

彩色美に溢れた工場の造形を始め、工場で働く小人を観ているとまるで御伽噺を観ているようだった。ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家の様な懐かしくもワクワクする不思議な高揚感。子供だった時を思い出させ更には家>>続きを読む

ブレードランナー(1982年製作の映画)

5.0

頽廃的で破壊的な造形美。近未来sfの全てが詰まっている。涙を流す人造人間と機械的な人間の対比が美しい。未来の黄金率が集約されてる。涙を流し人を助け、必死に生きようとする人造人間こそ本来の人の在るべき姿>>続きを読む

タイタンの逆襲(2012年製作の映画)

3.3

ゼウスの最初のくだりからもう落ちず落ちずで、軽いポップな感じで最後まで行くので心の準備もクソもなくエンドロールを迎える。ただヘパイストスとタルタロスの説明の所だけは丁寧であり本作の唯一の良心。前作のワ>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.3

んー、何も変わり映えしない映画だなあ。ここまで転調しないのも珍しい気がする。なんていうか骨子があるけど肉付けされてないでただ淡々と進むっていう悪夢。女性と協力関係になってその人が殺されて〜の繰り返し。>>続きを読む

トロイ(2004年製作の映画)

4.1

豪華キャストで超BIGなスケールで描いてるトロイアの戦争。映画の尺に収めるのめっちゃ苦労したんだろうなと思う。ただ最後の終わり方とかまぁ史実通りなのかもしれないけど納得行かない。なんかしっくりこないの>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

5.0

比類なき映画史に残る最高傑作にして三部作完結編。コレまた映画史に残るミナスティリスでの戦いは泣ける程の感動を与えてくれた。文句のつけようもない程の圧巻な戦闘シーンと指輪を巡る旅の終わりは感動の一言に尽>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2002年製作の映画)

5.0

当時の事考えると革新的なCG技術で描く大規模な戦い。当時映画館で観た興奮を未だに覚えている。緊張と緩和が連続してて飽きない。絶望的な戦いと一条の希望が上手く描けていて好き。
ヘルム峡谷の戦いは映画史に
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

5.0

今観ても色褪せる事ない大作。このスケールで続編の公開のスパン絶対に短過ぎる。設定やら何やらが本当に文句なしなんだよなあ。トールキンは至高。いつ観てもカッコいい旅の仲間。
間違いなく10本の指に入る映画
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.5

んー何だかマンネリ気味に感じてしまった。窓から窓へ飛び移る所が良かったけどその他に目新しい感じもなく、淡々と観てる感じ。本で戦う所ジョン・ウィックにオマージュされてんのかな。義務感で観てしまった..後>>続きを読む

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.3

禁酒法時代っていう凄く惹かれる題材なんだけど、どんな荒くれ者の話だろうと期待してたが期待値が高すぎたのかも。豪華キャスト揃えただけという感じ。プロットが淡白過ぎる。他に誇れるプロップがこの映画にあるの>>続きを読む

ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

4.3

ポップな古典童話かと思いきやバリバリのダークファンタジーで笑ってしまった。結構グロ表現があったり武器の機構がスチームパンクな感じだったり、かと思いきや泥臭い殴り合いと混沌としてるけど面白かった。ヴァン>>続きを読む

キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.6

一瞬の悍ましさはムカデ人間を彷彿とさせるくらいSAN値が急上昇する作品。幻想的な場所にポツンと立つ古城が舞台。雰囲気作りと閉塞的な雰囲気は良いんだけど少し説明不足だし伏線の方が気になってしまって集中出>>続きを読む

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.9

過去からは逃げられず、過去に追われるというまるで人間の哲学をアクション映画にした実感が出て来た第二作目。過去が清算されていくが、犠牲もある訳で....豪華キャスト揃い踏みなのが楽しかった。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.2

映画みたいな事が現実で進行してるなんて誰が思うだろうか。恐怖に直面した時にこそ人間の本性がわかると実感する。死への恐怖がこれ程人へ伝染し、理性を獣へと窶すさまは感嘆に値する。薄気味悪く淡々とした演出も>>続きを読む